ごくごく個人的な「本」日記
読書と研究の進み具合をつれづれなるままに記していこうと思います。
ウチの郵便受けの口は小さいものですから大きめの郵便物は入りません。
本が届く日は、郵便配達人の押す呼び鈴で荒々しく目を覚まされるのが日常です。
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of Excellence
2025.
6. 30 月
なんと!邦訳された『錬金術の秘密』(勁草書房)でおなじみのラリー・プリンチーペ教授を10月に招聘します。金曜日に誰でも聴講できる一般講演会、つづいて土・日に国際専門者会議を模した、少人数限定で短期集中型の国際卓越セミナー School of Excellence (SoE) を開催します。
10月10日(金)18時〜 公開講演会
10月11日(土)終日 SoE
10月12日(日)終日 SoE
国際卓越セミナー School
of Excellence は、参加者が英語で各人30分の研究発表をし、つづいて質疑応答があります。すでに決まっている10名の参加者のほかに、若干名の希望者を追加募集しています。こちらの専用フォームから登録をお願いします。
2025.
6. 29 日
昨日もどした隠れた性質論文の言語チェッカーによる直しが、日曜なのに返ってきました。う〜む、スローな動きはどうなっているのだ、わが ESM よ。しかし、これで特集号も版組に入れます。5月にきた編集部の細かい注文のせいで、皆さんを巻きこんでしまいました。ふう。このゼンネルト特集号は、9月に出版されるようです。
2025.
6. 28 土
今日は SoE の準備として、追加参加者を募集するためにパンフレットをつくりました。そしてクインテッセンスの枠組みで、『錬金術の秘密』でおなじみのラリー・プリンチーペ教授の公開講演会をおこなうことを告知しました。
早くも、言語チェッカーによる隠れた性質論文のプルーフ・リーディングがもどってきました。これをチェックして返すと、僕の論考とセットにして、特集号が版組に入るようです。>
どうもシックリこないところが2カ所あったのですが、とりあえず疑問点としてマークしたものを送りかえしました。
2025.
6. 27 金
14時から国際セミナー「クインテッセンス」があり、須田さんが初めての英語での発表をしました。質疑ともども、なかなか上手くこなせていたと思いますが、10月の SoE まで細部を補強することと、単語の発音矯正に専念する方が良いでしょう。そのあとのテクスト講読会とスカイバーともに充実したものとなりました。
ついに隠れた性質論文も最終チェックをすませて、原稿を送りだしました。最後に言語チェックをうけて、版組に入るようです。
2025.
6. 26 木
今日は14時に、平安思想の大家・末木さんが、インテレクチュアル・ヒストリーについて話すために研究室に来られました。とても興味ぶかい会話におおきな知的興奮を感じました。
2025.
6. 25 水
関東に台風が近づいていますね。今日は、14時から原稿の読み練習につきあいます。そして17時から鈍器づくりのミーティングです。
そろそろ隠れた性質論文も最終チェック済みの原稿を送りださないといけません。こうして幾つかの入魂作をつくってきたわけですが、そろそろ本気で一冊の本にまとめないといけないと思っています。ここ何年か実際の作業にとりかかれなかったのですが、そろそろカタチにしたいと思います。
2025.
6. 24 火
昨日の流れから鈍器づくりの細かい点をいろいろ詰めています。素晴らしいことや申し訳ないこと、いろいろですね。鈍器はまわり、鈍器はおどります。
2025.
6. 23 月
16時半から鈍器づくりのミーティングをおこない、宗教セクションの36項目と想定される寄稿者を話しあいました。本当に素晴らしい方々です、はい。
2025.
6. 22 日
今日はスローな動きでいきます。
2025.
6. 21 土
今日は10月に開催する School of Excellence の告知をつくり、午後には、ついに隠れた性質論文のチェックに入りました。作業していて気がついたのですが、現編集長のダニエルは、どうやら最新版ではなく、最初のヴァージョンに手を入れてしまったようです。ちょっと困惑しましたが、たいした異同はないので、あとから加えた修正もとり込むことで問題を解決できたと思います。ふう。
鈍器づくりの方は、久保田さんが担当しているセクション「ことば・言語・文学」の内諾取りが終わりました。最初にコンプリートしたことになります。おめでとうございます!
2025.
6. 20 金
今日は14時から錬金術テクストの講読会があり、緑のライオンをめぐる記述を読みました。謎ぶかいテクストですが、参加者の皆さんは、明らかに興奮していたと思います。つづいて一昨年の京都での国際会議にも参加してくれたローマのルカ君が、アラビア語テクストがビザンツ世界でギリシア語に翻訳される過程をあつかった発表を行ないました。至福のときを過ごしました。
2025.
6. 19 木
今日はあまり気乗りしないミーティングがあるのですが、去年から重くのしかかっていた懸案がほぼ片づいたので、ほっとしました。ふう。
2025.
6. 18 水
1週間前に編集部から帰ってきた隠れた性質論文をチェックしないといけないのですが、この狂ったような暑さの急襲に、体勢を立てなおすのが難しいです。日本の夏は、知的な活動にあまり向いてない気がします。
2025.
6. 17 火
今日は16時から研究所の顔合わせミーティングがありました。そのあと3人で、定休日で閉まっているはずのヴンダーバーに出かけました。 たまたま店で動画をつくっていた店主の小田さんに、あたたかく迎えていただきました。貸切の状態で、CGAS@WunderBar となりました。ふかく感謝です!
2025.
6. 16 月
13時から若手の論文指導をします。>
何を引用すると、論述にとって効果的なのか議論しました。あいまに巻頭の献辞を読んだら面白かったので、その分析を発表後の2週間でしてもらおうと思います。
論集計画の審査評を送りかえし、先方からも受領の連絡がありました。審査評では、以下の点を指摘しました。中世とルネサンスと謳っているわりに、中世9本、ルネサンス4本なのでバランスの改善を期待する。論題そのものから論集テーマを扱っている大多数の論考にたいして、どういうつながりがあるのか明確でない論考が幾つかあるので、後者については論集テーマについての議論を最低でも1〜2段落ほど入れた方が良い。第3に、ソクラテス以前の哲学者についての扱いが重要だが、この問題をあつかう論考がルネサンスの方にはない。こうした指摘に真面目に対応するか見守りたいですね。
2025.
6. 15 日
唯物論というか、物質主義についての国際論集計画の審査を依頼されていたのですが、3点ほど気がついたことを修正してもらう方向で審査評を書きあげました。中世とルネサンスのバランスが中世側に傾いているので、その微調整。論集のテーマとの関係が見えにくいタイトルの論考は、最初にテーマについての議論を入れてもらうこと。そしてルネサンス期にはソクラテス以前の哲学者の再生がカギとなるので、その点について1章ほど増やすことを提案しました。
2025.
6. 14 土
2か月ほど僕としては周到に準備してきた打合わせが、お昼にロケットカフェでありました。ビックリな内容のメールが開始10分前にきたのですが、やさしいお客人のおかげで無事に乗りきりました。ふう。
2025.
6. 13 金
今日は国際セミナー「クインテッセンス」が休みなので、若手の論文指導を入れました。そもそも生まれて初めて英語論文をガイドするのは、難しいですね。
2025.
6. 12 木
今日は10時にオンラインのミーティングがあり、そのあとオフィスに向かい、14時から講談社の方と打合わせをしました。じきじきに編集長のご指名があったようで、とある文庫本のあとがきを依頼されました。8月後半が締切なので、なんとかなるでしょう。
2025.
6. 11 水
CGASの事務長とお話しして、SoEでの5回の食事について詳細をつめました。これで大まかなことは、かなり早い段階でクリアできたので、安心となりました。
2025.
6. 10 火
今日は SoE のランチとディナーについて、いろいろな方策を探っています。曜日や人数、予約や決済の問題点から、5回の食事(ランチ2回、ディナー3回)をすべて多様なケータリングでまかなう方向になりそうです。参加予定者はお楽しみに!
2025.
6. 9 月
今日は10時半から大事なミーティングが財務の方々とありました。ご理解がいただけたようで、難しい部分でもサポートをいただけようです。10月の School of Excellence の実現に向けて大きく前進しました。
2025.
6. 8 日
今日は22時から、イスタンブルの山本直樹さんと東京ジャーミイの西田今日子さんをつないで、『真理の天秤:17世紀イスタンブルのイスラーム論争』(新泉社、2025年)について生配信します。お楽しみに!
編者が書式をそろえた隠れた性質論文の原稿がもどってきました。懸案だった実体全体の問題は、クリアしたようです。明日以降に原稿をチェックして送りかえします。この論考が収録されるゼンネルト特集号は、9月公刊の予定です。
2025.
6. 7 土
今日はスローな動きでいきます。
2025.
6. 6 金
お昼にケンブリッジ大学出版のシンガポール支社の編集者が来訪し、ランチ・ミーティングをもちました。
午後からはテクスト講読会と国際セミナーをこなしました。セミナーの方は、早稲田の研究者で、中世史家のアントニア・カライスルさんに中世ヨーロッパにおけるエンピリウム天についての発表をしてもらいました。なかなか盛りあがりました。
2025.
6. 5 木
朝からお茶の水で待合わせして、澤井君のところにガレノス本を受けとりに行きました。ありがとうございます。
2025.
6. 4 水
今日はスローな動きでいきます。
2025.
6. 3 火
今日はスローな動きでいきます。それでも20時から鈍器づくりのための最後のリクルートをおこないました。これで布陣が固まりました。
2025.
6. 2 月
10時に書店に向かい、そこでさらにコーヒーマシンをテスト。最初のお客さんが3人ほどついて、出だしも好調です。11時から配達につきあい、ここプロさんで昼食、14時すぎからクスミ薬局の待合室でダラダラして、16時のラジオ番組を待ちました。今回で2回目なので、ラジオもスムーズで楽しかったです。17時過ぎの新幹線で帰路につきました。
2025.
6. 1 日
すごい嵐となったのですが、お約束の朝イチに向かいました。雨でびしょ濡れになり、ライフがガタ落ち。宿舎にもどって、ランドリーの乾燥機で衣服を乾かしました。9時に待ち合わせて、新郷村のキリスト祭に。60周年の去年に比べて、今年はこじんまりとしていますが、なかなか興味ぶかいものがあります。
お昼に一守さんと合流して、ランチへ。そのあとはお店に向かい、コーヒーマシンを設置して、テストしました。つづいて夕方は南館コミュニティセンターで夜会が開かれました。21時にはお先にベッドへ。
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