ごくごく個人的な「本」日記
2019年12月
2019. 12. 31 火
ヴィヴィアン(ナットン)に僕のガレノス論文を見てくれないか頼んだら、オーケーしてくれたので原稿を送りました。なんと1時間後にチェックされたものが帰ってきました!いやしかし、人生で200本も論文を書けるような人は、やはり違いますね。あまりに怖いので、明日に見ようと思います。
2019. 12. 30 月
次号のメルマガのための原稿を準備してドロップしました。今回は、2019年の回顧と2020年の展望です。1月2日の配信の予定です。
書式については、古代の著作と2次文献についてだけ書かれているので、中世や初期近代の文献についてはどうするのか編者に質問しました。回答を待っております。それに応じて、年明けに作業しようと思います。
2019. 12. 29 日
そろそろ次号のメルマガを準備しないといけません。どういう内容にしましょうか?例年ですと、一年間をふり返り、つぎの年の流れをみる回顧と展望にしているのですが。
2019. 12. 28 土
まあ、締めきり的にも、こんなところなのかな?という段階まで新作のガレノス論文は到達しました。明日からプルーフ・リーディングしてもらおうと思います。僕は論文末につける文献表の整理をはじました。
2019. 12. 27 金
全体を読みなおしながら、著述が雑なところを潰しています。もう一息のところまできています。長いトンネルです。最後にメランヒトンについての言及を押しこみました。もっと議論を展開しても良いのでしょうが、現段階の僕の研究では言及どまりです。
2019. 12. 26 木
だいぶカタチになってきました。あと数日、じっくりと推敲を重ねます。
2019. 12. 25 水
追い込みでガレノス論文の作業をつづけています。
2019. 12. 24 火
ここのところ続けているガレノス論文の作業では、いったん脚注を浸け終わりましたが、まだまだ分量的に少なめなので、足りない表現を補ったり、物足りない記述をブーストしたりといった作業をつづけています。
2019. 12. 23 月
ガレノス論文は、だいぶ姿が見えてきました。
2019. 12. 22 日
今日もガレノス論文の作業をおこなっています。良い感じで集中していますので、こちらの記述などは淡泊になってます。あしからず。
2019. 12. 21 土
今日は思い立ったように、オックスフォード大学出版から出される予定のガレノス論集のための原稿の作業に入りました。基本的には、昨秋にインスブルック大学とヴェネツィアでの国際会議で発表した本体に脚注をつけていく作業です。>
昼からはじめて零時前にだいたいができました。しかし、まだかなりラフなもので、じっくりと推敲しつつ、言葉が足りないところなどを補っていかないといけません。
2019. 12. 20 金
うわ!ディーバスの集大成的な570頁越えの既発論文集『化学の約束』 The
Chemical Promise (2006) が、なんと中古市場で300ドルになってますね。僕も自分のもっているものをスキャンして、本体を投下しましょうかね。
2019. 12. 19 木
編集長から返事がありました。校正指示のリストにしたがって微調整してくれるでしょう。これで安心です。ブリルの担当者は1月6日まで休暇で、そのあと最終チェックをして印刷に回すようです。先行する電子版が発行されるのは1月末ということです。> 偽パラケルスス特集号のイントロを先行してアップしました。
2019. 12. 18 水
フレッドに見てもらった微調整を必要とする部分もとりこみ、校正指示のリストを送りだせる段階になりました。6か所くらいです。>
編集長に送りだしました。反応を待ちます。
2019. 12. 17 火
朝9時の直通電車でニューヨークに戻ります。電車のなかで、渡されていたフレッドの原稿を読みました。本文の大筋はこれで良いと思います。あとは脚注にある大量のラテン語を必要最小限度に絞り、むしろ必要な2次文献のデータを入れていかなければなりません。論文出版の経験が少ない人にありがちなものなので、その辺のバランス感覚はこれから学んでいかないといけないでしょう。
週末に僕のツイッタ−にボットを導入し、動きの様子を見ているのですが、なかなか反応は良さそうです。トラフィックが増えてきました。あまり多いと煩いでしょうから、1日1回という頻度にしてみました。どうでしょうか?感想をお聞かせください。
2019. 12. 16 月
微熱の件、いまのところ大事にいたっていません。落ちついた感じです。最初の一撃が大事ですね!
明日の午前中にニューヨークにもどって、夕方にフレッドに会います。僕の偽パラケルスス論文の校正刷りを読んで、英語の言い回しで微調整すべき点を指摘してくれるそうです。クレアやESM誌の校正係のブライアンでも気がつかなかったところがあるのかなと不思議に思っています。
2019. 12. 15 日
朝方にちょっと悪寒がして微熱っぽく感じたので、すぐに薬を飲んで対処しました。注意ぶかく様子をみます。
もう気がついた方がいるかも知れませんが、僕のツイッターにボットを導入してみました。24時間で1回だけ、今年のツイートから選んだものを日替わりでツイートします。いまは調整中です。
2019. 12. 14 土
今日はスローな動きでいきます。
週明けからの2週間で、ガレノス論集のための論文を完成させないといけません。本文の骨子はできているので、基本的に脚注を整えていけばいいだけなのですが、早めに気持ちを入れかえて集中したいと思います。
2019. 12. 13 金
朝9時半の直通電車に乗ってフィラデルフィア郊外の家に向かい、予定どおり11時半に家に着きました。今週末は、こちらでできる作業をします。14時半から近場のクリニックで定期健診をうけます。
2019. 12. 12 木
セミナー発表から一晩が経ちました。まだ夢心地です。脳科学者から言語学者、文学、建築史や音楽史、さまざまバック・グラウンドをもつ選りすぐりのフェローたち、そしてウォーバーグ研究所長をつとめていた研究所長、さらに事務のスタッフの方まで、皆さんから非常に良いリアクションをいただきました。今季のセミナー・シリーズの最後を飾るに恥じないものになったのではと勝手に想像しています。
2019. 12. 11 水
さあ、今日がセミナー発表の本番です。そのあと17時半からはクリスマス・パーティがあります。> 自分でもビックリするぐらい、すこぶる好評でした。まだ自分でも文字どおり夢心地です。やはり、このテーマで英語の本を出すしかないですね。はい、がんばります。
2019. 12. 10 火
明日のお昼のセミナー発表のためのパワポも、ほぼ完成しました。先月後半のドイツ遠征から帰ってきて、すぐに開始した突貫工事の長いトンネルも、2週間のはてにやっと抜けでた感じです。ふう。
ドイツ遠征の国際会議「キミアと諸大学」からは、化学史の Ambix 誌で特集号として出すことを目指すようです。分量は脚注を入れて8000語まで、締め切りは2020年10月のようです。このタイミングならなんとかなるでしょう。
2019. 12. 9 月
昨日からパワポをつくっています。もう一日ほど必要でしょう。
2019. 12. 8 日
今日はスローな動きでいきます。
2019. 12. 7 土
推敲をして微調整をつづけています。少し結論部を整理して、より効果的にしました。
2019. 12. 6 金
プルーフ・リーディングも終わり、水曜日のセミナーのための原稿はほぼ完成しました。反応も、まあまあです。古代の哲学者キケロがおこなった反駁を退けつつ、夢解釈という占いを科学のレヴェルにまで高めようとしたルネサンス期イタリアの哲学者カルダーノの試みに迫りました。明日からはパワポの作成にとりかかります。
2019. 12. 5 木
なんとか16頁と、それなりのカタチになってきました。残り時間が少ないので、もう一日だけ推敲してからプルーフ・リーディングをしてもらおうと思います。週末以降はパワポと口頭の内容をつくります。プレゼンで原稿を読みあげるのはダメということなので、なんとなくテクストに沿うかたちでパワポを見ながら、テクストだけでは分かりづらいことを説明していこうと思います。
2019. 12. 4 水
今日は、カルダーノのいっていることが、ちょっとだけ分かったような気がしました。まだまだ道のりは長いですが、一歩前進です。
2019. 12. 3 火
ESM 誌での偽パラケルススについての特集号と並行して、Ambix 誌でもパラケルスス特集を準備しています。今日届いた報告では、アマデオ君の英語論文も審査を通過しました。おめでとうございます!来年の出版まであともう一歩です。がんばりましょう。
2019. 12. 2 月
原稿を書きはじめました。時間がないので殴り書きで、とにかく書けるだけ進めたいと思います。> 今回は時間が短いうえに対象となるテクストが難しいので、なかなか厳しいのですが、がんばります。
2019. 12. 1 日
いちおう読むと決めたところまで読めました。明日から原稿を書きます。