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ごくごく個人的な「本」日記

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20134

 

2013. 4. 30

  今日はクレアをブリュッセルの空港に迎えに行く前に、リェージュ BH 本館でネットにつなごうとしたのですが接続の調子が悪くて困ってしまいました。しかし、クレアにみてもらって直りました。ふう。ということで大したことはできなかったのですが、電車のなかでは菊地原君の本の第1章を前回話しあった方針にしたがって、もう一度チェックしました。

 

 

2013. 4. 29

  科研費プロジェクト『キリシタンの世紀』の紹介のためのポスト・カードをもう一種類、クレアがつくってくれました。外側の黒いフチは切り落とされてなくなります。フェイスブックでは、こちらもなかなかの人気ですが、とりあえずは前回紹介したヴァージョンを印刷して519の学習院女子大学での講演会で配りたいと思います。この講演会では、クニ君がパワーポイントを使って科研費プロジェクトのお披露目を英語でやってくれます。みなさん、乞うご期待!

 

 

  午後はオフィスで、マドリッドでの国際会議のための発表原稿を仏語に訳しました。直前になってからわかったのですが、どうも今回の会議は仏語スペイン語しか発表では使えないようです。ずいぶん長いこと使ってなかったのでどうでしょうね?家にもどってからは、明日から出かけるためのカバンの準備をしました。

 

  ジョルジョ・ヴァザーリの『列伝』 (フィレンツェ、1568年)の完全邦訳版が出版されることになったようです。詳しくは、JARS ブック・フェアの頁へ。

 

 

2013. 4. 28

  エミー計画こと『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』の校正のために、昨日の第6章につづいて今日は第3章第4章の作業を行いました。残すは第7章第8章のみです。昼間の光のなかで目と頭がフレッシュなときにしかできないので、なるべくタイミングを逃さないように作業を進めたいと思っています。> 全部とおして終えることができました。つぎは校正指示のリストづくりです。

 

  またスカイプで1時間ほど、キクパラ計画こと『パラケルススと魔術的ルネサンス』の今後の編集作業の進め方について、菊地原君と話しあいました。なんとか6月末には原稿と図版のすべてを提出する方向で調整しています。

 

  放送局 マルシリオ・フィチーノ舞台裏としては、昨日の放送が終わった後の議論もなかなか興味深いものでした。その部分は録画しなかったので、お見せできないのが残念です。

 

 

2013. 4. 27

  7時に目覚ましをかけておいたのですが、6時半に目が覚めて8時からのネット・インタヴュ 平岡隆二  『南蛮系宇宙論の原典的研究』を語る! に備えました。今回が第1回目ということで試験的な部分もあったのですが、なかなか内容の濃い&質の高いコンテンツが放送できたと思います。あとからでも、1時間あまりたっぷり楽しめますので、皆さんも JARS 専用放送局 マルシリオ・フィチーノ をチェックしてください。> 終了してから半日もたたないうちに、視聴者は70を超しました。なかなか好調です。これからゴールデン・ウィークにかけて、さらに多くの方に見てもらいたいものです。

 

  メルマガの原稿「プリンチーぺ著『錬金術の秘密』序章」を推敲して、ドロップしました。5月2日の配信です。

 

 

2013. 4. 26

  ここのところ忙しすぎて、メルマガの準備を忘れるところでした。メルマガ4/30)、発表原稿(5/2)、書類(5/2)、校正(5/14)と締め切りの早いものから、ひとつひとつ着実に片づけていかなくてはなりません。書類は僕がひとりで準備できる部分はできたと思います。この週末にメルマガの内容を決めます。あと発表原稿は簡単な結論を書かないといけません。今日はこれをやります。> 結局のところ、BH 叢書のために宿題となっているラリーの『錬金術の秘密』を訳しはじめることにしました。今回は序章の部分の試訳です。もう一回ほど推敲したらドロップします。

 

  明日の土曜日は日本時間で午後3から(欧州時間で午前8から)、待望の平岡君とのウェブ対談があります。各所で話題沸騰、すでに2回目の重版までかかっている 『南蛮系宇宙論の原典的研究』 について熱く語ってもらいます。JARS 専用放送局 マルシリオ・フィチーノ で世界中に同時放送します。どうぞ、お楽しみに!なお、すでに放送局には過去ログとして去年7月の立教大学でのメガ・シンポの模様を収録しておりますので、そちらもあわせてお楽しみください。

 

  少し慣れてもらうために菊地原君とチャットをしました。これから1〜2ヶ月は、キクパラ計画での彼の本のために綿密な連絡をとることが必要となります。

 

 

2013. 4. 25

  午後になって、ついにエミー計画のための『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』の第1校正刷りがきました。すぐに前書き第1章第2章、そして長尺の第3章と第4章を飛ばして、第5章のチェックを終わらせました。明日は第6章以降をアタックしたいと思います。5月15までに三者の校正指示をひとつのリストにまとめて、出版社に送り返します。> 夜に後書き、解説、文献表を確認しました。

 

  工作舎のデザイナーさんが奮起して、JARS のためだけにキルヒャーの新邦訳の特別なチラシをつくってくれました。ここからダウンロードできます。先方からの知らせによりますと、特典つきの予約販売はたいへん好調です。数に限りがありますので、皆さん乗り遅れないでください!予約の仕方は、ブック・フェアの頁をご覧ください。

 

 

 

2013. 4. 24

  つぎの作業は、JARS を米国ルネサンス学会(RSA)の連携組織と認定してもらう作業です。担当者シェーラさんから丁寧な説明をもらいました。組織の形態と目的、活動の様子や RSA との連携の仕方といったことについて書類にまとめて応募すればいいようです。これは5月半ばまでにはつくりたいと思います。発足したばかりの組織の場合は、主要メンバーのこれまでの出版物活動、メンバー同士の連携の具合、過去における RSA との係わりあいなどが評価のポイントとなるようです。連携組織と認めてもらう最大のメリットは、パネル企画の採択で有利になるほか、企画したパネルをサポートする組織名がスポンサーとしてプログラムに出るので、個人個人でバラバラに活動するよりも、もっと有機的に存在を知ってもらえることです。ということで、ひとりでも多くの参加者が必要です。1300-1650の広いスパンでのルネサンス文化に関心ある方でしたらプロ・アマは問いませんし、会費はかかりませんので、JARS の活動に賛同される方は、どうぞ気軽に連絡してください。

 

  出版社からの話ですと、この連休前にはエミー計画 『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』 の校正刷りをもらえるという話です。さあ、BH 叢書の弟1弾も、日の目をみるのはもうすぐですよ!

 

  科研費プロジェクト『キリシタンの世紀』を内外に宣伝するためのポスト・カードの試案を、クレアがつくってくれました。いつもの画像は解像度が低く、じっさいの印刷には適さないようですので、別のものを採用しています。いかがでしょうか?

 

 

 

2013. 4. 23

  ギデオンからナンシーさんの業績を記念する国際論集を出すから、寄稿してくれと依頼されました。締め切りは、2014の春のようです。もちろん断れるはずなどありません。喜んで引き受けました。トニーアン・ブレアをはじめ、なんともきらびやかな寄稿陣です。

 

  新学期の授業についての要旨は、明日が締め切りです。なかなか考えがまとまりません。ルネサンスの代表的な哲学者にしようと思うのですが、短くまとまった読みやすいテクストが英語で手に入らないといけません。フィチーノピコポンポナツィヴィヴェスカルダーノあたりにしようかと思っています。

 

  JARS 発足記念のブック・フェアには、さらに八坂書房さんにも参加していただきました。以下の鍵となる4点です。豪華な特典つきであのほしかった本が入手できます。他社と同様に合言葉の「JARS」と、氏名・住所を書いたメールをココにお送りください。

 

           カルターリ 『西欧古代神話図像大鑑』

           リーヴス 『中世の預言とその影響』

           ルイス 『廃棄された宇宙像』

           アーバー 『近代植物学の起源』

 

  昨日はマドリッド会議のための発表原稿の製作にあたっていたのですが、今日は考えあって、バーゼル会議のための発表原稿を先につくりあげました。こちらは去年9月にベルリンで読んだ原稿を改変して本体をつくり、イントロ結論をつけ加えました。あとで、もう一回ほど推敲すればいいでしょう。ふう。明日はマドリッドの原稿に戻ります。

 

 

2013. 4. 22

  再来週とその次の週は、マドリッドバーゼルの2つの国際会議に出席しますので、また留守が多くなります。今日はマドリッドの方の発表原稿を書きはじめました。「ルネサンスの医学と自然哲学における精気の概念The Notion of Spirit in Renaissance Medicine and Natural Philosophy というタイトルで、中世以来の伝統的な精気の概念が、フィチーノ以後のルネサンス医学のなかでどう変化したのかを、フェルネルパパレッラの例について語りたいと思います。本当はテレジオも絡めたかったのですが、20の発表ですので分量的に無理ですね。欲張ってはいけません。

 

  これが終わったら、バーゼルの方の発表原稿も書かないといけません。こちらは、「異端的なアイデアの母相としてのルネサンス医学と自然哲学Renaissance Medicine and Natural Philosophy as the Matrix of Dissident Ideas ということで、僕の第2著作のイントロを使うか、あるいはマドリッドのものを変調させるかと考えています。主催者とも新しいものは出せないから、第2著作の話をしていいという約束です。こちらも20ですので、内容的には非常にしぼったものにしないといけません。

 

  一週間で発表原稿を2本も書くというのは初めてです。なかなか大変だとは思いますが、たたき台はありますので、なんとかなるでしょう。ただひたすら頑張ります。

 

 

2013. 4. 21

  なかなか決まらなくて、すこし気をもんでいた来年3月にニューヨークで行われるルネサンス学会のパネル企画『キリシタンの世紀』の陣立てですが、三人目の発表者が OK を出してくれました。国際的に活躍しているポルトガルの人で、僕もゲントの初期近代の宇宙誌についての国際会議で会っています。数日で発表のタイトルをくれるそうです。3つの発表のタイトルが揃ったら、ここで発表します。

 

  今日は朝から晩まで、菊地原君の『パラケルススと魔術的ルネサンス』の第5章第6章の編集作業に集中しました。これで本体の方はほぼ終わりとなり、残りは補遺あとがきとなりました。

 

 

2013. 4. 20

  来週の第一回放送のために立ち上げた専用の放送局は、その名も『マルシリオ・フィチーノ』といいます。偶然でそうなったのですが、じつはなかなかいい命名であったなと思っています。欧米では、いろいろのものに過去の偉人の名前をつけるものです。> 来週に予定している平岡君へのインタヴュを待つあいだ、去年のメガ・シンポらからの映像をアップしておきます。

 

  昨日のブック・フェアのお知らせのなかでも、キルヒャーの新訳については半日で1000人以上の人がチェックしたようです。あらためて彼の著作が人々をひきつけるパワーに驚いています。特典つきの予約が5月末までということを見逃している人も多いのでお気をつけください。

 

  菊地原君の『パラケルススと魔術的ルネサンス』の第三章を、踏み込んで編集しました。これでかなり読みやすくなったと思います。

 

 

2013. 4. 19

  クレアJARS のためのロゴの製作で苦しんでいますので、とりあえずそれは後回しにして、まずは519イ・タッチ講演会までに科研費プロジェクトJARS の正式なウェブ・サイトをつくってもらおうと思います。それと宣伝用のチラシですね。

 

   朗報です!工作舎さんのご好意で、JARS の発足を記念してブック・フェアを開いてもらえることになりました。あっ!と驚くような特典つきで、イエイツの金字塔 『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』 などを中心に欲しかったあの本この本が、一挙に入手できるチャンスです。つぎの注文頁の通信欄に JARS という合言葉を記入して、あなたの氏名住所を明記してください。1万円を超える買い物をした人には、さらにビッグな特典がもらえるそうです。5月末までですので、急いでください!

 

           イエイツ 『ブルーノとヘルメス教』

カッシーラー『英国のプラトン・ルネサンス』

カラザース『記憶術と書物』

カウフマン『綺想の帝国』

       ケプラー 『宇宙の調和』

ケプラー『宇宙の神秘』

ボンヴィル『ケプラーの憂鬱』

ゴドウィン『キルヒャーの世界図鑑』

ゴドウィン『星界の音楽』

クリアーノ『ルネサンスのエロスと魔術』

二ノー『狼憑きと魔女』

 

  と同時に、きたる8月に発売となる待望の新訳、あのキルヒャーの『普遍音楽』(定価4800円)も、特典つきで予約できることになりました。予約法は同じで、注文頁の通信欄に JARS という合言葉を記入して、あなたの氏名住所を明記してください。これまた5月末が締め切りですので、ほんとうに急いでください!> 特別にチラシをつくってもらいましたので、PDF版をダウンロードしてください。

 

 

  この際ですから、JARS の発足記念のブックフェアの専用頁をつくりました。これからも、いろいろ開拓するつもりですので、乞う、ご期待!

 

 

2013. 4. 18

  平岡君の本のフライヤーができました。皆さんも、これをダウンロード&印刷して、友人や同僚にひろく告知することをお助け下さい。そして近くの公立図書館にもリクエストしてください。なかなか良くできているので、プリントしてみるだけでも価値があります。

 

 

  ダレルの阪大での講演会「西欧文化の歴史における占星術の位置と意味:イタリア・ルネサンスとピコ・デラ・ミランドーラの『占星術反駁』を中心に」は、724の水曜日の1815分ごろからという感じで調整中です。

 

  そろそろマドリッドバーゼルの2つの国際会議のための2つの発表原稿をつくらないといけません。どちらも第2著作を基礎にしたものです。それぞれ『ヨーロッパにおける近代人間学の起源:哲学と医学』と『16-17世紀の西欧における異端的医学:哲学と宗教』というタイトルの国際会議で、それぞれのリンクからプログラムにたどりつけます。このごろ僕は、会議の最初の方での発表が多くなりました。とくに後者は僕からスタートです。早く発表して顔と名前を覚えてもらうと、そのあとは人が話しかけてきやすいので、はやめの順番の方がよいというのが経験からいえることですが、最初の最初というのはやっぱり緊張します。

 

 

2013. 4. 17

  来週土曜日にせまる、平岡君の待望のインタヴュを待つあいだに、YouTube 専用チャンネルをつくりました。皆さんも、画面上方の登録ボタンを押して、いまから登録しておいてくださいね。> 現在で12が登録しましたね。

 

  そして、ついに各方面で話題沸騰の平岡君の本 『南蛮系宇宙論の原典的研究』 がこちらにも届きました。感謝です。

 

  ダレルを東京の国際会議に呼ぶにあたって、関西でも講演会ができないか模索しています。阪大で行う方向で書類や関係各位の協力を要請中です。西欧における中世から近代までの占星術の歴史についての大著と、ピコの『占星術反駁』の英訳の出版を近々に控えている彼の講演は、ルネサンスの文化、美術・芸術、文芸・文学、哲学と幅広い分野の方々に関心を持っていただけるテーマだと思います。

 

  いま、JARS のためのロゴをクレアがつくっています。かなり苦悩していましたが、だんだんとカタチになってきました。もう少しだと思います。産みの苦しみですな。黙って見守りましょう。

 

 

2013. 4. 16

  きたる720日の国際会議を中心に学習女子大学に招聘してただく方向で、いろいろな書類の準備をしています。

 

  JARS の頁には、東洋文庫で行われるキリシタン文化にかんする講演シリーズのお知らせを加えました。東洋文庫って知らなかったのですが、とても印象的な写真が HP で使われています。本がずらっとならんだ配架のさまを博物館のようにみせるというコンセプトはヴォルフェンビュッテルの HAB にも劣らない感触を持ちました。

 

  また、きたる427日(土)の午後3時から、話題の新刊書 『南蛮系宇宙論の原典的研究』 の著者である平岡君とのウェブ対談を企画中です。JARS 後援のウェブ対談シリーズの第一回目となります。聞き手は、クニ君と超有名ブログ『石版!』の紺野君です。その他にも出演者を募集します。専門知識などはなくて構いません。好奇心いっぱいな方なら歓迎です。とくに、もっと女性に活躍してほしいと思っています。

 

 

2013. 4. 15

 昨日は日曜でしたが、朝から晩までキクパラ計画こと菊地原君の『パラケルススと魔術的ルネサンス』の原稿のチェックに勤しみました。アタックしたのは、第2章第3章です。第2章は感動的であり、最初からこんなに飛ばしてしまっていいの?と思えるくらいの出来です。第3章は他の章に比べて成立が早いせいか、若書きという感じがします。思い切った手術が必要かもしれません。> 今日は第4章に取りくみました。これはまた面白い内容で、よく書けています。スカイプで少し話して、今後の作業の進め方について話し合いました。

 

 

2013. 4. 14

  科研費プロジェクト『キリシタンの世紀』は、学習院女子大学で7月20日に行われる国際会議を準備中です。その陣立ては、あと海外から一人が決まればというところまできました。打診中ですが、いまは週末なので動きがないこともあります。

 

同時に、来年3月27-29日にニューヨークで行われる米国ルネサンス学会のために、パネルの企画を2つほど準備しています。ひとつは科研費プロジェクトのもので、根占先生と平岡君、そして3番目としてオランダ人の研究者の連絡先を探し当て、これまた打診している最中です。

 

もうひとつは、ナンシーさんの業績を記念した医学占星術についてのパネルで、これは僕と榎本さんとの共同ペーパーとしてカルダーノについて、そしてダレルフィチーノの『三重の生について』についての発表をします。もう一人必要なのですが、ここでダレルが大胆にもトニーに打診してみようと言い出しました。まさか、超多忙のトニーが来てくれるわけないと思っていたら、なんと司会コメンテーターなら参加してもいいという返事が来ました。おおお!これは、のような話です。トニーは、BH でずっとキャンペーンを張っている榎本さんが訳したカルダーノ本を著したひとです。日本での知名度はまだまだかもしれませんが、世界中から引っ張りだこのスターのなかのスターです。なんとも、スゴイことになってきました。この夢のようなパネルを生まれたばかりの JARS が主催ということでプログラムに入れて頂けたら、これまた最高です!

 

 

2013. 4. 13

  もっとカッコのよい正式なものは、あとでクレアにつくってもらうとして、世界に向かう本邦のルネサンス研究者を連携する新組織 Japanese Association for Renaissance Studies (略称 JARS)の仮のウェブ・サイトを立ち上げました。ここには、ルネサンス関係の国内のイヴェント出版物についてのお知らせをドンドン入れていく予定ですので、皆さまからの幅広い情報をお待ちしております。> そうですよね、優れた活動や出版物は懸賞して、さらなるルネサンス文化に関する活動を応援すれば良いのですよね。これは素晴らしいアイデアです!

 

 

2013. 4. 12

  来たる5月19日の I Tatti 講演会、そして科研費プロジェクト・キリシタンの世紀の船出を記念して、出版されてからほぼ10年をむかえる名著『イタリア・ルネサンスの霊魂論』(三元社、1995年)の新装版が出されるようです。朗報として、BH ファンだけに豪華な特典つきの予約販売をしていただけることになりました。「BHでみた」という合言葉に名前住所を記して出版社の専用アドレスにメールを送ってください。期間限定ですので、急いで!> 一夜明けたところでの出版社の社長さんの話では、早速のところ予約が殺到しているようです。数にかぎりがありますので、皆さん、乗り遅れないでください!

 

  11月にミラノで行われる『ガレノスとガレノス主義』という国際会議に招待されました。ボストン1122-23日に行われる米国科学史学会と重なると参加はできないのですが、どうやら11月上旬のようです。前学期は授業を行うのでやりくりが大変ですが、気になるところではあります。

 

  つぎのマドリッド会議のための航空券と、その直前にたちよるコルドバの町のホテルを予約しました。自分用にフライトをメモしておきます。

 

           5月3日 ブリュッセル 12:00-14:30 マドリッド

           5月9日 マドリッド 12:00-14:30 ブリュッセル

 

 

2013. 4. 11

  ここ2日ほど時差ボケのせいで昼夜がひっくり返っていますが、ニューヨーク東京での国際会議の計画を着々とねっております。ニューヨークの会議は2014年の327-29に行われますが、応募の締切りは6なので、5月中には陣容をととのえて発表のタイトルと要旨をそろえないといけません。東京の方はすこし規模が大きいので、国外から人を招くことをふくめ、陣立てなどいろいろクリアしないといけないステップがあります。> なお、これはサンディエゴのルネサンス学会で紹介するために、即席でつくった科研費プロジェクトについてのパワーポイントです。

 

  できれば、科研費プロジェクト『キリシタンの世紀』でのネット対談シリーズの第一弾として平岡君の著作『南蛮系宇宙論の原典的研究』の紹介を4月中に行いたいと思っています。とってもタイムリーではないですか?出席したい方は連絡ください。

 

  7月の第1回の国際会議は、学習院女子大学で720の土曜日に行われる方向で調整が進んでいます。平岡君が推薦していたキリシタンの世紀における宇宙論を研究しているリスボンのミゲルさんも招待する方向で動いています。> 夏は飛行機代が高いので宿泊をホテルにすると費用がかさみすぎます。なるべくなら、大学などのゲストハウスを利用したいところです。学習院が7月中は満室のようで危ぶまれましたが、慶応日吉を使うことができそうです。これで一件落着。

 

 

2013. 4. 10

  留守中にオフィスに届いていた郵便物のうちには ESM 誌での書評用の本がいくつかあるのですが、なかでも特筆すべきは『ニュートンと文明の起源Jed Z. Buchwald & Moderchai Feingold, Newton and the Origin of Civilization (Princeton UP, 2012) でしょう。この大判で500頁をこえる書物は圧巻です。これまで謎だらけだったニュートンの年代学についての活動に焦点をあて、それを歴史的&知的な背景に位置づける壮大な試みです。

 

  学習院女子大学での根占先生のヨーロッパ文化論の授業の一環で、718(木)の二時間目(1040分〜1210分)に僕が「ルネサンスと科学」という講演をする方向で調整しています。一般公開されますので、皆さんご自由にご参加ください。

 

  カッコいい正式なウェブ・サイトは後ほどプロのクレアにじっくり製作してもらうとして、とりいそぎ科研費プロジェクトのだいたいの概要をしめすべく、BH 内に専用頁をつくってみました。怒涛の関連出版物、そして、サンディエゴニューヨークベルリンボストン東京とここまで世界をまたにかけて活動する科研費のプロジェクトなんて、これまで存在したのでしょうか?

 

 

2013. 4. 9

  時差ボケですが、今日はオフィスに出ないといけません。いろいろ雑用がたまっています。片付けないといけないことを、ちゃんとメモしておかないと忘れるでしょうね。ひとつずつテキパキとこなしたいと思います。

 

  米国ルネサンス学会は、1300-1650という大きなスパンでルネサンスという時代をとらえ、中世から初期近代までを優しく包含するオープンな態度をとっています。いろいろな研究背景を持った人たちが伝統的な学問の壁をこえて作用しあう環境があります。この理念は大事です。これから日本で立ち上げる世界に向けたグループにも、それが反映されるべきでしょう。長い年月をかけて最終的には Renaissance Society of Japan といったものに発展していけばいいわけで、最初の段階では欲張らずに科研費の共同研究計画を土台にした Japanese Association for Renaissance Studies くらいで良いのではないかと思っています。学会とか研究会というものでななく、いろいろな研究者のつながりという感じです。まずはウェブサイトをたちあげます。また、不定期ではあっても、誰でもダウンロードして読めるニュース・ペーパーは出したいと思っています。

 

  サンディエゴでのルネサンス学会では、科研費の共同研究『西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀』をお披露目することを考え、Renaissance Culture and Japan’s Christian Century (1550-1650) というかたちで、即席のパワポをもちいて紹介しました。すると、驚くほどヴィヴィッドな反応を各方面からいただきました。世界的にもかなり通用する強力なインパクトが、この「キリシタンの世紀」という用語にはあるようです。

 

  つぎのルネサンス学会はニューヨークで行われます。2014年の32729の予定です。この科研費プロジェクトからも計画どおり第1弾のパネルを企画しますが、根占先生と平岡君が発表する感じです。司会者のほかに最低3人が必要なので、もう一人ほど発表者を見つけないといけません。応募の締め切りは6月で、まだ時間がありますのでじっくり練りたいと思います。どなか来年春にニューヨークに行って、われわれのパネルで20分のペーパーを発表したい人はいますか?

 

  それから計画書ではこの7に東京で1日の国際会議を開くことになっているので、そのアイデアも早めにまとめないといけません。3ほど国外から研究者を呼び、全体で7〜8名くらいの発表者を揃えたいと思っています。こちらも英語でやるつもりです。> クニ君、平岡君、加藤君、僕、ダレル、ミゲル、根占先生、あと誰かいませんか?

 

 

2013. 4. 8

予定どおりに13にアムステルダムの空港について、スムーズに電車にも乗れました。この調子では、15ごろには家に帰れるかもしれません。> 結局のところ16には家に着きました。それから旅のかたづけなどして、ねばって23時過ぎまで眠さと闘いながら起きていました。

 

  サンディエゴでのフィチーノについてのセッションに出ていて、あることを何度も耳にして気になりました。ジム・ハンキンス氏が最近出した論文のなかで、フィチーノにたいするガレノスの影響を議論しているらしいのです。どういう論文か気になったので調べてみたら、なんと僕のリチェティ論文を寄稿したフィチーノ論集の第2弾に収められた一本でした。灯台下暗しとはまさにこのことですね。ナイメーヘンに戻ったら、早速のところチェックしてみたいと思います。

 

  このカリフォルニア滞在から新しいというか、壮大な構想が生まれました。この計画を実現するためにはどうしたら良いのか、帰ってからいろいろな人に相談してみたいと思います。その際には、皆さんよろしくお願いいたします。

 

  クニ君から指摘されたところによると、コーペンヘイヴァー氏の手法は僕のものによく似ているらしいのです。ただ、彼は意味のないマージナルに見える問題のなかに隠れている重要性を説くことや、その謎を解くことの意義を説明するのが非常にうまいと。僕も、その点に注意して見習うようにしたいと思います。

 

 

2013. 4. 7

  こうして、カリフォルニアでの10日間はあっという間に過ぎました。いまはただ夢のあとという感じですが、今日はまず14時半のフライトでミネアポリスに行き、そこで乗り換えてアムステルダムに向かいます。アムステルダムの到着予定は翌月曜日の13ごろ、そしてナイメーヘンの宿舎につくのは午後の終わりという感じかもしれません。

 

  根占さんは米国ルネサンス学会が気に入ったようで、今回のサンディエゴ行きを誘った僕としてもとても嬉しいものでした。米国といっても、アメリカ人だけではなく、全世界から多くの人が集まり、とくにイタリア勢の活躍ぶりには目を見張るものがあります。また多くの人が伊語を話すので、ちょっとした不思議な世界が広がっています。

 

  いまは古典学中世史研究の世界もそうだと思いますが、ここ20年くらいのイタリアの国内事情のせいで多くの学者が国外に活路を見出した結果、欧米の人文学界ではひそかに全世界的なイタリア化が起きています。英会話のほかに伊語会話ができないと肩身のせまい思いをすることもしばしばですし、ぎゃくに少しでもできると世界がぐんと広がります。

 

  僕個人としても、今回は一日がかりの4つのパネル企画の運営と成功、そして世界の同僚たちとの友好を深めたほかに、これまでなかなかアタックできなかった、ルネサンス学会の重要人物であるクリストファー・チェレンザ氏と話をすることができました。現在はローマに滞在しているようですが、僕の第2著作をおくる約束をしました。

 

 

2013. 4. 6

  ピコについてのセッション、そして3つのフィチーノについてのセッションを経て、プログラムは終了しました。そのあとは根占さんとクニ君、カズ君そしてクレアでワインを傾けつつ、20時からのエンディング・ディナーを待ちました。いろいろした話のなかで、今回の科研費の共同研究計画を基礎にして、日本におけるルネサンス・初期近代研究者の新しい組織を立ち上げようということになりました。これは世界に大きく目を向けたもので、日本の研究者が世界へ向かうときのゲイト・ウェイ、そして世界が日本へアプローチするときの窓口となることを目指します。名称その他の詳しいことは、これから話し合っていろいろ決めていきます。乞う、ご期待!

 

  個人的には、この組織というかグループは、日本にある伝統的な学問の壁を超えるもので、旧来の人間関係のもつれや学閥といったものを超越して誰でも参加・支援できるオープンなものを目指すべきだろうと思っています。

 

 

2013. 4. 5

  今日は朝から芸術科学に関するセッションで、クスカワさんなどが話をすます。残念ながら疲れていて寝過ごしてしまい、僕が到着したときには質疑応答の時間となっていました。クニ君の話では、あまり司会がうまくなかったということです。

 

  午前の二コマ目は良いセッションがなく、ブック・フェアを見学していたら、僕の本を読んだというカナダのマクギル大学の研究者から声をかけられて話し込みました。ポンターノの占星術についても書いているということで、じつはすでにチェックしたことがある人でした。

 

  お昼にはクニ君とカズ君をつれて、メキシコ国境近くにあるこの界隈では一番だといわれているタコス屋に昼飯を食べに行きました。

 

  午後の最初のセッションはアリストテレス主義についてのものを選びました。Eva Del Soldato Craig Martin の発表があります。エヴァはいま売出し中ですからどういう人なのか気になります。

 

 

2013. 4. 4

  さあ、今日がサンディエゴ会議の本番です。朝7時に目覚ましをかけていましたが、問題なく起きて身支度をし、車に乗って会場となっているシェラトン・ホテルへ。20分前くらいにわれわれの一日会議が行われる部屋につきました。

 

  最初のセッションでの一番目の発表予定者であるロベルトが結局のところ来れなかったので、2人目のエリザベトからスタートしました。彼女の原稿をチェックしていましたが、思ったよりもうまい具合に発表してくれました。ディスカッションもまあまあ上手くいきました。次は僕の発表です。もうパリバルセロナで発表したものなので、かなり良い感じで進めることが出来ました。

 

  午前中の2番目のセッションも一番目の発表予定者のアンドレアスが来れなかったので、最初は少し時間をもらって、こんどの科研費共同研究計画の紹介を行いました。キリシタンの世紀にたいする人々の反応は大きいものでした。そのあとは、クニ君の発表で多くの人にあとあとからも言及されるものでした。もう一本は、ジョールによるヨハネス・フライターグのついてのなかなか深い考察。ここで、昼休みです。

 

  午後は、100席ほどある部屋が満杯になりました。ダレルによるフィチーノピコについての議論、そしてダリオによるジョルダーノ・ブルーノについて、最後にパトリックによるケプラーについて。

 

  最後のセッションはデインによるパラケルススにおけるゴーストの概念、ヴェラによるブルグラーフによる血のランプのアイデア、そして最後のしんがりをつとめるのはカズ君です。ヴェラの発表のあいだ落ち着かない様子でしたが、発表の方は問題ありませんでした。ディスカッションのほうはカタチになっていなかったので、その辺が今後の課題でしょう。

 

  すべてのセッションが済んでから皆で歩いてディナーのためにレストランに歩いて移動し、20時過ぎにはすべてが終了しました。疲れましたが、大きなアクシデントもなく、スムーズにすべてが進行したと思います。

 

 

2013. 4. 3

  昨日はヨシ君が試行錯誤の末、版権の問題のない、解像度の高いデカルトの肖像画を見つけることが出来ました。粘り勝ちですね。

 

  あいにくの強風で離陸できるか心配しましたが、クニ君、カズ君、そして根占先生は成田からサンディエゴ行の直行便に乗れたようです。こちらの11時半には到着するとのこと。いま10時半ですから、もうすぐですね。> 宿舎についたら、クニ君とカズ君も無事に宿舎にたどり着いて落ち着いていました。

 

 

2013. 4. 2

  ある筋から聞いたところによると、日本の出版業界のなかでもインテレクチュアル・ヒストリーの関係のものが、ウェブ上での動きにもっとも密接にリンクしていると評価されているようです。なんとも嬉しいことです!

 

  おお、すごい!去年の10に集中的な作業で書類を作成した共同研究計画の『西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀』が科研費(基盤 B)に受かりました。代表者は、長年にわたり日本におけるルネサンス研究を牽引してきた根占献一先生です。その他にも多くの BH 関係者が参加します。3年間で日本における初期近代のインテレクチュアル・ヒストリー研究に大きな一石を投じることを目的とした野心的なプロジェクトです。乞う、ご期待!

 

  どうやら、クニ君は空港に着いた模様です。どうも風が強いようですが、17時半のサンディエゴ行が無事に離陸できることを祈ります。

 

 

2013. 4. 1

  どうやら、今月号のメルマガも無事に配信されたようです。題して、「ピコ以降のルネサンス発生学と占星術:パパレッラの場合」です。届いてない人は、スパム・フィルターにひっかかっていないか確認してください。

 

  この 4月からいろいろ新しい人事の配属があり、BH に古くから馴染みの人の名前を見かけるなど、各方面から嬉しい知らせがきています。

 

  メガ・シンポ論集のためのヨシ君の論考ですが、デカルトの肖像画として1659年のラテン語版『幾何学』の巻頭に収められているものを選ぶのが良いのではないでしょうか?

 

  日本と欧州では、日本の夕晩が欧州の午前中にあたり、いろいろ直接的なやりとりも短時間でできます。アメリカ東海岸でも、昼夜がひっくり返りますが、それでもやりとりする時間は確保できました。しかし、どうもアメリカ西海岸と日本では、こちらの午前中は日本の深夜にあたり、連絡が丸一日分ずれてしまう感じです。

 

 

 

 

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