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ごくごく個人的な「本」日記

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20188

 

2018. 8. 31

  昨日は12時にスマート・ニュース社を訪問して、同社のブック・クラブ主催によるイヴェントを年末におこなう方向で打ち合わせをしました。15時からは工作舎ブックガイドの作業をしました。結局のところ18時過ぎまでかかりましたが、非常に生産的だったと思います。

 

そのあとにカワゴエにもどって、21時から加藤ルー君とのラジオ対談「情報爆発:ハーヴァード大学研究滞在記」をおこないました。なかなか好評で、編集するために聞きなおしましたが、なかなか良いコンテンツだったと思います。こちらから、お楽しみください。

 

 

2018. 8. 30

  今夜は21時から、緊急のラジオ対談をおこないます。いま『情報爆発』の出版で話題となっている、ボストンのハーヴァード大学のアン・ブレア教授のところに研究滞在していた加藤ルー君をゲストに迎えて、ブレア教授との交流やハーヴァード大学での研究やセミナーの様子、院生の生活などについてお聞きする予定です。配信の URL アドレスは、直前にお知らせします。とりあえず、こちらの告知をごらんください。

 

 

2018. 8. 29

  ルー君に頼まれた要旨をチェックして、クレアにまわしました。週末までには、なんとかなるでしょう。

 

  明日は午後に、工作舎で打ちあわせがあります。いくつか準備をしないといけません。お昼にも別件のアポを入れてあり、まずは神宮前にいかないといけません。

 

 

2018. 8. 28

  午前中に運転免許の更新をおこなってきました。ペーパー・ドライヴァーなので優良ですが、これも変な話ですよね。> 午後は次号のメルマガの原稿を準備して、ドロップしました。配信は92です。

 

  『錬金術の秘密』の献本を進めています。ここまでで確定したのは、勁草枠6つ、自分枠9です。さらにエミーさんから値千金のヘルプをいただきましたので、余裕の少ない若手にも配れそうです。自薦他薦かまいませんので、興味ある方は僕まで連絡ください。

 

 

2018. 8. 27

  今回の一時帰国の前半のメイン・イベントとして、運転免許の更新にいかないといけないのですが、あまりに外が暑いので明日に振りかえます。今日は、次号のメルマガの準備に集中します。といっても、これだけ暑いと、時差ボケあがりの身は適応力が乏しく、気持ちを集中するのも難しいものがあります。> とりあえず、下訳をつくりました。明日以降、推敲してドロップしたいと思います。

 

 

2018. 8. 26

  17世紀フランスにおける占星術についての国際会議が、今年の12にパリで開催されるようです。発表を招待されたのですが、今秋は10月にヴェネツィア11月にベルリンという遠征をふたつも抱えているので、やり繰りがちょっと難しそうです。残念ですが、辞退することになりそうです。

 

 

2018. 8. 25

  昨日は時差ボケで19に眠くなり、今朝は4に目が覚めました。寝ているあいだに、『錬金術の秘密』はアマゾンの科学史の部門で4までいったようです。まあ、これは最大瞬間風速みたいなものですが、それでも高順位に届かない本もあるわけで、喜ぶべきことだと思っています。

 

  『テクストの擁護者たち』の解題のために書いた原稿を再利用しつつ、アマゾンに『情報爆発』のレビュを書きました。どうぞ、皆さんもチェックしてみてください。

 

 

2018. 8. 24

  長旅のあとに時差ボケ酷暑のためか、お疲れモードなので、スローな動きでいきます。

 

  ついに『錬金術の秘密』がアマゾンでも発売となりました。書影は入りましたが、本の書誌データは中途半端なままです。この辺が発売日にはすべてのデータが入っている中公との違いなのかもしれません。

 

 

2018. 8. 23

  今日はお昼に立教でアマデオ君に会って、偽パラケルスス論文を完成させるために幾つか文献をチェックをつきあってもらいました。> そのあとに雑談したのですが、いろいろ大変ですね。夢のある話題が良かったようです。

 

 

2018. 8. 22

  『錬金術の秘密』の書評については、たとえばローマ帝政期のエジプトアラビア文化の専門家はそちらの観点から、西洋史学の方々には中世史の観点から、科学史学会であれば科学史の観点から、そして化学史学会はまさに化学の観点からしっかりと吟味していただけたら、それぞれの分野が強みを発揮して、とても生産的だなと思います。

 

  また、ひきつづき献本をどうするか考えています。勁草枠で10、僕枠で10が目安です。

 

 

2018. 8. 21

  フライトはスムーズで、定刻どおり14時半には羽田に到着しました。入国審査も簡単で、荷物もすぐに出てきました。宅配便で送ってもらうために預け、身軽になってモノレールと山手線、そして私鉄でカワゴエの実家に16時半には帰ってきました。

 

  『錬金術の秘密』は、ついに刷り上がったようです。担当さんが、出来たてホヤホヤで湯気が出ている状態の写真を撮って送ってくれました。早速ツイッターに投稿しましたが、皆さんの反応のヴィヴィッドさには驚くべきものがあります。この全世界的なベストセラーの邦訳版は、今週の金曜日に発売の予定です!

 

 

 

2018. 8. 20

  7時前に起きて、空港シャトルで目的のターミナルに向かいました。チェックインして荷物を預け、搭乗までデルタの専用ラウンジで朝食を食べてくつろぎました。

 

  フライトのあいだ、昨晩の驚愕を何度も思い出しました。

 

 

2018. 8. 19

  今日のフライトでニューヨークからロスまで行き、明日の午前のフライトで羽田に向かいます。到着は時差の関係で、火曜日の午後となります。

 

  深夜12時すぎにロスの宿舎に着いて、簡単な食事をとるためにロビーのお店で注文したタコスを待っているところで、とんでもない報せをうけ、イスから転げ落ちそうになりました。「知的正直さ intelletual honesty の欠片もない話に、「日本は大丈夫か?!」と思った次第です。

 

 

2018. 8. 18

  発売されたばかりの『情報爆発:初期近代ヨーロッパにおける情報管理術』を入手したルー君の話では、その解題でグラフトンの『テクストの擁護者たち』だけではなく、『知のミクロコスモス』にも好意的に言及されているようです。これはなんとも嬉しいですね。> 驚いたことに、アダム君とおこなった対談のキンドル版『インテレクチュアル・ヒストリーと哲学史・思想史』にも言及されているようです!

 

 

2018. 8. 17

  偽パラケルススについての論文は脚注のデータを補いましたが、まだこのままだとちょっと短いので、手薄だったイントロの議論をブーストしています。今回は図版を幾つか入れる予定で紙幅を稼げるので、少々短い分には良いのですが、短すぎるのも問題です。30分の発表に注をつけるだけだと、やっぱりちょっと短いのですね。

 

  昨晩遅くに、『パラケルスス主義文書』の23の目次をみつけたので、必要なマテリアルがないか絞りこんでいます。両巻ともあまりに高価なので、帰ったらアマデオ君に見せてもらおうと思います。

 

 

2018. 8. 16

  ズードホフの『パラケルスス書誌』は文字が小さく、PDF だと見づらいので、外付けモニターのある環境の方が非常に楽に作業できます。日本に帰ってからできることは後回しにして、これと手元にある『パラケルスス主義文書』の第1巻からのデータをまとめています。後者は、PDF にしておらず、大冊なので日本にもって帰るわけにもいきません。> ずっと作業をしていたら、いつのまにか4になっていました。最近では珍しいです。

 

 

2018. 8. 15

  2年前にイタリアのコモ湖畔で開催した偽パラケルススについての国際会議から、論集をつくります。そのための論文を仕上げないといけないのですが、一時帰国前にできるだけ片づけてしまおうと集中的な作業をしています。基本的な話はできているので、とにかく脚注をどんどん埋めています。まずは、ズードホフの『パラケルスス書誌』から、脚注のためのデータを整理しています。

 

 

2018. 8. 14

  一時帰国まで一週間を切りました。なにかと気忙しい感じがして、落ちつきません。

 

  ここのところずっと山本貴光さんが、『錬金術の秘密』についてツイッターで連投してくれています。深く感謝です。できるだけ「出版記念カウントダウン」で拾っていますので、まとめて読めます。こちらです。

 

 

2018. 8. 13

  お盆休みに入ったようで、ネット上は非常に静かですね。

 

 

2018. 8. 12

  今日はスローな動きでいきます。

 

 

2018. 8. 11

  グラフトンの『テクストの擁護者たち』への解題で紹介したアン・ブレアの主著が、『情報爆発:初期近代ヨーロッパにおける情報管理術』として中央公論社から出版されるようです。両書とも、インテレクチュアル・ヒストリーの名著としてペアで読まれるべきものですのです!

 

  この邦訳版のカバー図版は、『錬金術の秘密』にも登場する画家トマス・ヴァイクThomas Wijck)による作品をもとにしていて、17世紀末の錬金術師!の工房を描いたものです。なんという、奇遇でしょう!

 

 

2018. 8. 10

  『錬金術の秘密』の見本が刷りあがるタイミングは今週中か、お盆休みのあとかと窺っていたのですが、今週中には報せがありませんでした。ということは、お盆休み明けになるのでしょう。待ちます。

 

  トークショーのお相手をしてくださる山本貴光さんのブログ『作品メモランダム』で、『錬金術の秘密』についての最初の記事が出されました。ありがとうございます!

 

 

2018. 8. 9

  いただいた返事を総合してアイデアを練りこんでいます。もう少し時間がかかるでしょう。「エウレカ!」の瞬間が必要です。

 

 

2018. 8. 8

  月曜日に浮かんだアイデアについて、骨子を固めるために幾人かに連絡しました。皆、ふたつ返事でひきうけてくれたので、嬉しいかぎりです。もうちょっとアイデアを練りこみたいと思います。

 

  出版記念イヴェントは、1カ月後の98に開催されます。お相手いただく山本貴光さんにも、『錬金術の秘密』のゲラが届いたようです。早速、読んでいただけるということです。どんな感想をもたれるか、楽しみですね。

 

 

2018. 8. 7

  ずっと待っていたのですが、ついに『錬金術の秘密』の出版記念イヴェントの告知がでました。こちらです。下北沢の本屋BB98日(土)15時から、特別ゲストにゲーム作家で『「百学連環」を読む』でおなじみの、いまをときめく山本貴光さんを迎えてトークをいたします。> ツイッターFBでの告知への反響は、とても大きいです。比較的にはやい段階でチケットが売り切れになってしまうかも知れません。皆さん、予約はお早めに!

 

  すでに告知頁でも書影が掲載されているので、お披露目します。装丁家の岡澤理奈さんによる素晴らしいデザインです。

 

 

 

2018. 8. 6

  今日は朝から歯科で麻酔をうたれたので、なんだか時間がたっても、なにも手につかない感じです。

 

  皆に活躍してもらうアイデアを思いついたのですが、それを実現するためには、ウェブでの機動力があるパートナーとなる出版社が必要です。

 

 

2018. 8. 5

  ブックガイド計画は版組のプロセスに入っています。全体は4部構成で、その第1部をなす7のうちの2の版組をしています。レイアウトがいつも問題となります。

 

 

2018. 8. 4

  今週チェックしていた論文の夢をみて、4に目を覚ましました。そのまま8時から3時間ほど、細かくコメントをしました。そのあとに、久しぶりにルー君がきたので、1時間半ほどブックガイドの今後の流れなど、いろいろな話をしました。ラジオ対談を企画しようと思っているのですが、僕の一時帰国までに良いタイミングはみつかるでしょうか?

 

 

2018. 8. 3

  今日は朝9時に病院にいき、エコグラフィをうけました。コレステロールの問題の原因をさぐる検査です。午後は、2日間の作業の見直しをしました。

 

  『錬金術の秘密』の出版記念イヴェントにおけるトークのお相手にも、告知文のタタキ台が回ったようです。問題ないようなら週明けくらいにでも、公開になるでしょう。皆さんが、あっと驚くスペシャル・ゲストです。

 

 

2018. 8. 2

  昨日のつづきをやっています。

 

 

2018. 8. 1

  今日は、昨日の午後からはじめた難しい原稿のチェックをしているのですが、なんだかツラいです。

 

 

 

 

 

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