鈍器づくりのプラットフォーム
最近、世のなかで流行っている鈍器づくりの依頼が僕のところにも来ました。『ミクロコスモス』と『知のミクロコスモス』から『ルネサンス・バロックのブックガイド』(工作舎、2019年)で培った経験と人的なネットワークを活かしたものとなるでしょう。想定される3年といわず、2年で仕上げたいと天にむかって意気込みを表明しておきます。
2025年2月半から、『西洋近世(ルネサンス・バロック)文化事典』計画がはじまり、5月半に丸善出版の最高会議で計画は正式に了承されました。それと並行するように3月上旬から編集委員の組織をはじめ、陣容が固まったのは5月半となります。全体で約300項目が出そろったのは6月半。同時に内諾をとりはじめ、8月上旬ですべての項目の寄稿予定者が決まりました。本の構成としては、全体で約300項目が以下の17章に振り分けられて、寄稿者は約220人を数えます。ちなみに、寄稿を打診して断られた方は、10人にも満たない感じです。
政治・経済・社会的な背景
大航海・地理的な拡大・植民地
書物と印刷革命
教育と知のマトリクス
信仰・宗教・神学(1)カトリック
信仰・宗教・神学(2)プロテスタント
法学と法制
医学と医療
科学と技術
哲学と思想
ことば・言語・文学
美術と視覚文化
建築・庭園・都市
音楽・舞踏・演劇
ジェンダーとセクシュアリティ
イスラム圏との交流
東アジアとの交流
日記の記述から
2025. 9. 16 火
メーリング・リストの登録者は、ほぼ140名となりました。グーグル側では制限をかけてないのですが、受けとり側のセキュリティの問題で、上手く登録できない方々がいるようです。声をかけていただければ手動で登録しますが、それを伝えるためには、一斉メールをしないといけません。目安は150なので、このまま漸増を待つのでも良いかなと思います。
オンライン開催の研究会の一回目は、11月10日(月)21時から、京都大学の安平弦司さんにご発表いただく感じになりそうです。もう少し発表者をリクルートしたいと思います。
2025. 9. 15 月
メーリング・リストは、現在のところ125名となりました。ご連絡いただいた方には、大学のメアドだとセキュリティが高すぎて、メールを受けとれないという話も。使えないメアドを仕事相手に伝えるのも、なんだか本末転倒な気がしますが、そこは現代的な迷路といって良いかもです。
オンライン研究会の方は、まず編集委員の安平さんと若手の伊藤さんに声をかけてみました。ほかの方々のアイデアも常時募集中です。そうだ、イッセイ君とカズ君も、いまホットな持ち球ありますね。
2025. 9. 14 日
週末のあいだは、仕事関連の連絡メールを見ない方も多いと思われます。それでも現在のところ、全寄稿予定者の220名のうち、110名が新設したメーリング・リストに登録いただきました。そもそも、こういうものに入りたくないという方もいらっしゃるでしょうから、150名くらい集まるなら出発点として良いのかなと思っています。
2025. 9. 13 土
西洋近世文化事典の寄稿予定者に、一斉メールでご挨拶を流したのですが、「ご丁寧に、ありがとうございます」というお返事が幾つもきました。皆さん、感謝です。
午前中に、西洋近世文化事典のメールング・リストの招待状を寄稿予定者に出しました。僕自身が手動で10名ずつ入れていったので、重複や漏れがあると思います。ご容赦ください。また招待状がスパム・フィルターにかかっていないか、ご確認ください。参加は必須ではなく任意です。運営を手伝ってくださるモデレーターを募集します。
週明けには、おおよその登録が済むのではないかと想像しています。そのあと試運転として幾つか告知を流してみます。上手くいくようなら、つぎには月イチ開催の研究会について、アイデアを募ろうかと思っています。いまのところ、第3月曜の夜21時くらいが良いのかなと思っています。
2025. 9. 12 金
西洋近世文化事典のためにメーリング・リストを開設し、その告知をふくめて編集委員20名と寄稿予定者220名に挨拶のメールを出しました。これから招待状を出していきます。事典のことだけではなく、ルネサンス・バロックの文化についての文献や新刊、講演会、研究会、公募などの情報を共有するプラットフォームになれば良いと思います。
この作業が終わったら、初期近代の文化をめぐる分野横断的な研究会を立ち上げたいと思います。月イチくらいのペースでオンラインの開催を目指します。大御所よりは若手の登竜門という感じで、幅ひろい分野の方々に向けて知名度をあげたい方に、素敵な機会を提供できると思います。
2025. 9. 10 水
鈍器づくりに関連して、メーリング・リストと月イチくらいのペースで開催する研究会を立ち上げたいと思っています。
2025. 9. 7 日
ここまで鈍器づくりと言及してきましたが、今年2月から『西洋近世(ルネサンス・バロック)文化事典』の計画がはじまり、5月に丸善出版の最高会議で正式に了承されました。並行して、3月から編集委員の組織をはじめ、陣容が固まったのは5月です。編集委員から全部で約300項目が出そろったのは6月。つづいて、8月上旬ですべての項目の寄稿予定者が決まりました。本の構成としては、全体で約300項目が以下の17章に振り分けられて、寄稿者は約220人を数えます。初期近代の研究者が一堂につどう知の饗宴となるでしょう。皆さん、どうぞお楽しみに!
政治・経済・社会的な背景 大航海・地理的な拡大・植民地 書物と印刷革命 教育と知のマトリクス 信仰・宗教・神学(1):カトリック 信仰・宗教・神学(2):プロテスタント 法学と法制 医学と医療 科学と技術 |
哲学と思想 ことば・言語・文学 美術と視覚文化 建築・庭園・都市 音楽・舞踏・演劇 ジェンダーとセクシュアリティ イスラム圏との交流 東アジアとの交流 |
2025. 9. 3
水
鈍器づくりの方は、予定寄稿者220名のうち、8割がたから承諾書が集まっている感じです。
2025. 8.
18 月
鈍器づくりの方は、最後の残り1項目の寄稿予定者がきまりました。これで300余りの全項目が決定したことになります。8月22日には、登録用紙の提出がありますので、それがつぎのチェック・ポイントとなります。
2025. 8.
12 火
鈍器づくりは、残り2項目となっていたのですが、ついに連絡が取れた方がいたので、晴れて残り1項目となりました。
2025. 8. 9
土
なかなかTさんに連絡がつかなかったのですが、久保田さんが知りあいかもと思って聞いてみたら、その方の先輩筋に連絡をとって新しいメアドを見つけてくださいました。素晴らしい!これで残り3項目が、残り2項目になりました。
2025. 8. 8
金
昨日に動きがあった項目は、まだ確定できていません。もうひとつの項目、こちらは本当に難しかったものですが、井上君のナイスなアシストのおかげで決まりました。ふかく感謝です。
2025. 8. 7
木
昨日の4項目のうち2項目で動きがあるかも知れません。果報は寝て待ちましょう。> 早速のところ、ひとつに動きがありました。ただし、まだ確定したわけではないので、もうひと押し必要です。
2025. 8. 6
水
学期末と採点の時期もほぼ終わったところで、鈍器づくりの残り4項目を片づけてしまおうとしています。なかなか寄稿者が固まらない項目なのですが、表象文化論の事務にメールをだし、玉田さん、そして小澤君と井上君とやりとりをしました。
2025. 7. 28 月
鈍器づくりの方は、M出版の担当者さんによる正式アサインがはじまり、初日だけで300項目の43パーセントに相当するところまで作業が進んでいます。なんとも素晴らしい馬力です。> 2日目で80パーセントに達していました。
2025. 7. 24 木
昨日返した書類一式の修正版が送られてきました。これで28日からの正式アサインにむけて、ほぼ万全の体勢となりました。しっかり仕事をされる方が担当なので、とても安心です。
2025. 7. 23 水
また鈍器づくりの方は、来週から寄稿者への正式アサインをはじめます。そのための書類一式が送られてきたので、最終チェックをしました。>
前回のカウントで残り12項目だったのですが、いつのまにか残り9項目まで減少。あと3項目はすぐに減る予定です。
2025. 7. 20 日
鈍器づくりの編集委員に一斉メールをしました。水曜日に打合わせしてきた、28日(月)からの正式アサインについて伝えるためです。あと12項目ほど寄稿者が決まらない項目が残っていますが、8月に入ってからでも徐々に決めていければと思います。
2025. 7. 16 水
今日は台風のために強い雨が降ったり止んだりするなか、神保町のM出版にいって担当者と鈍器づくりにおける今後の流れを話しあってきました。コンプリートしている10部門から正式アサインを7月28日(月)に開始します。
2025. 7. 15 火
夏休みの直前となり、皆さん、追いこみの校務が忙しいようです。鈍器づくりは難しいものばかりが残っているので、やはり思ったようには減らなくなってきました。それでも難儀していた2項目で連絡がつきそうなので前進です。
2025. 7. 14 月
今朝の段階で、鈍器づくりは残り22項目となりました。残り20項目くらいからは非常に難しくなると想像していたのですが、ここから今日中に5項目くらいは減るかも知れません。皆さんに感謝です。
2025. 7. 13 日
今日も緩めですが、鈍器づくりの連絡が入ってきてます。
2025. 7. 12 土
朝から晩まで一日をとおして鈍器づくりに勤しみました。皆さんの集合知と人力検索による協力で、残り43項目が残り35項目となりました。美術のセクションの躍進が著しいです。静かだった建築のセクションも動きはじめました。
2025. 7. 11 金
今日は、鈍器づくりで残り55項目が残り43項目になりました。
2025. 7. 10 木
今日も鈍器づくりが進行中です。灯台下暗しという感じで良い寄稿者を見出し、ながいこと返事がないので諦めていた項目には、遅すぎる反応がきたのですが、まさに船便ですね。ま、なんとかなるでしょう。心配していたセクションでは、これからエンジンがかかりそうなので安心しました。> かかってました。さすがです!
ということで、昨日は残り63項目だったものが、残り55項目になりました。あと10くらいはすぐに減りそうです。もうひとつのセクションもエンジンをかけて欲しいところです。
2025. 7. 9 水
昨晩は幾つか見逃していて、日中に決まったものも合計すると残りは63項目となりました。音楽とジェンダーのセクションは、ほぼ完了ですが、残っているのは手強いですね。メアド探索を手伝ったカトリックのセクションは動きはじめました。残りの2つは、担当に任せた方が良いのか、アシストした方が良いのか見極めが難しいです。
それなりにリサーチ・マップは便利なのですが、メアドを探すのには向いていません。そこを補なうように連絡するチャット機能などがありません。ここが海外との大きな違いでしょうか。ハランスメントや詐欺が日本には蔓延しているからなのでしょうか。
2025. 7. 8 火
ジェンダーのセクションは決定が3つ増えて、打診中が5となりました。あと1つは、すぐに反応があるだろうと思います。残りは「船便」と呼ばれるものかも知れません。カトリックのセクションでは、3つほどメアドを見つけられました。メアドさえあれば、担当者がアプローチできます。
だいぶ寄稿者が決まってきました。全体で300項目を超えるのですが、残りはちょうど70項目で、到達率は76パーセントです。セクションでみると、コンプリートが7、ほぼ完了が4、道半ばが3という感じで
2025. 7. 7 月
鈍器づくりにおけるジェンダーのセクションは、探索中をふくめて打診中が7つとなり、検討中が残り1つとなりました。7つのうち3つくらいは、早めに答えがくるのではないかと期待しています。しかし質問に返事すらないというのは、どうなのでしょうね?良い答えがなくても、その旨を教えていただけると嬉しいです。
2025. 7. 5 土
今日はスローな動きでいく予定でしたが、鈍器づくりのためにジェンダーのことばかり考え、各方面に連絡しています。残りは、あと8項目です。
音楽のセクションは、残りあと5項目となりました。そのうち4項目は、ふたりの方からの返事待ちです。最後の1項目は音楽を演劇にかえて、タイトルを「大航海時代と演劇」としました。これならば、書けそうな方を知っています。
2025. 7. 4 金
ジェンダーのセクションにある「娼婦」(娼夫?)の項目の執筆者を見つけるのに苦労しています。アマデオ君のアイデアで、「マグダラのマリア」をテーマにした文芸や芸術の作品なら娼婦性も扱っているのではないかという考えが浮かびました。美術セクションを担当している水野さんに質問したところ、美術史家の岡田温司さんがドンピシャの新書を2005年に書いていることを教えていただきました。なるほど!この弟子筋で寄稿者を探すのが良いのかも知れません。
2025. 7. 2 水
鈍器づくりについて、音楽関係のメールが幾つも入ってきたのですが、自分のマシンとは異なるキーボード(レノボ社製)だったので使いづらかったです。
2025. 6. 25 水
関東に台風が近づいていますね。今日は、14時から原稿の読み練習につきあいます。そして17時から鈍器づくりのミーティングです。
2025. 6. 24 火
昨日の流れから鈍器づくりの細かい点をいろいろ詰めています。素晴らしいことや申し訳ないこと、いろいろですね。鈍器はまわり、鈍器はおどります。
2025. 6. 23 月
16時半から鈍器づくりのミーティングをおこない、宗教セクションの36項目と想定される寄稿者を話しあいました。本当に素晴らしい方々です、はい。
2025. 6. 21 土
鈍器づくりの方は、久保田さんが担当しているセクション「ことば・言語・文学」の内諾取りが終わりました。最初にコンプリートしたことになります。おめでとうございます!
2025. 6. 3 火
今日はスローな動きでいきます。それでも20時から鈍器づくりのための最後のリクルートをおこないました。これで布陣が固まりました。
2025. 5. 29 木
15時からの執行部ミーティングのあと、鈍器づくりの相談をロンドンとおこないました。快諾いただいたので、海より深く感謝です。ただし追加の一件をクリアしないといけません。
去年末からここまでの流れをふり返る原稿を次号のメルマガとして準備しました。これは熱いです。配信は6月2日となります。
2025. 5. 28 水
そろそろ次号のメルマガを準備しないといけません。今回は、鈍器づくりの様子についてリポートしようかと思います。
2025. 5. 25 日
茨木の会場に到着して、ランチを約束していた初期近代の研究者たちと合流し、鈍器づくりについて説明しました。そのまま京都までとってかえし、新幹線で帰路に。
2025. 5. 20 火
鈍器づくりのために15時半から面談をひとつ、22時からもうひとつの面談をおこないました。
2025. 5. 18 日
鈍器づくりのために、10時から面談があります。
2025. 5. 17 土
午前10時に鈍器づくりのための面談をおこない、13時からロケット・カフェさんへ。あいにくの大雨で足元が非常に悪かったのですが、鈍器づくりのために生産的かつ楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。これから会合はいつもロケット・カフェさんを利用させていただきます。
2025. 5. 16 木
とにかく鈍器づくりのことばかり考えています。各方面にメールをおくり、Zoom での面談をくり返しています。
2025. 5. 15 水
カズ君と Zoom で鈍器づくりのための面談をおこないました。手持ちは残りあと4セットで、明日に2セット、土曜日に1セットほど片づける予定です。しかし最後のひとつの日程をどうすれば良いのか見当がつきません。
2025. 5. 10 土
もともとは予定していなかったのですが、担当者がいまでも良いというので、鈍器づくりの打ちあわせをおこないました。お願いしてある11組のたたき台のうち、残り2組の到着を待ち、話しあいは6個が済みました。来週は、すでに3個の打ちあわせが入ってます。
2025. 5. 9 金
鈍器づくりのために打ちあわせを2件ほど、どちらもスムーズにいきました。
2025. 5. 8 木
今日も、鈍器づくりのためにタタキ台について議論しました。構想そのものではなく、専門用語に難しさがあるという点が山場でした。そのつぎの段階もすっとクリアできたようで、嬉しいかぎりです。
2025. 5. 7 水
鈍器づくりのために、平岡君、桑木野君、中西・稲垣組、玉田さんがたたき台を出してくれました。ここまでで都合7組の提出となり、さらにあと4組がくる予定です。なかでも東アジアとの関係についての平岡君のたたき台は、考え抜かれたもので感銘をうけました。すごいです!
2025. 5. 6 火
アマデオ君が出してくれた鈍器づくりのたたき台について、21時から検討会をしました。良いところに落ち着いたかと思います。そのあとにルー君が提出してくれました。
2025. 5. 4 日
今日はスローな動きでいきたいと思います。それでも鈍器づくりについて、メールをふたつほど。
2025. 5. 3 土
昨日につづいて鈍器づくりのヒヤリングをおこないました。だいぶ明確になってきました。ありがとうございます。
2025. 5. 2 金
鈍器づくりの打ちあせを再開しました。まずは最初によせられた20項目のたたき台について、ほかの専門家の意見を聞こうと思います。>
とても良いヒヤリングで、勉強になりました。素晴らしい若手です。
2025. 4. 22 火
鈍器づくりについて、とても惜しい知らせがありました。いま某社の最終ラウンドにあるわけですが、すこし減量して、できあがりの前倒しという微調整のうえで再提出という指示があったようです。ゴールデンウィークの直後に決定は持ちこされました。しかし気にしていた構成や組織については、問題なかったようで安心しました。
2025. 4. 16 水
10時にオンラインで事務局の臨時ミーティングをしました。そのあと午後からゆっくりとオフィスに出て、19時から小岩のヴンダーバーで鈍器づくりについて話しあいました。楽しいひと時でした。
2025. 3. 20 木
つづいて今日は平岡君と話しました。26日に日本に帰る前に相談したいと考えていた方々と、ひと通りお話しすることができました。だいぶ布陣も固まってきました。
2025. 3. 19 水
久しぶりに桑木野君と話をしました。元気そうで何よりです。
2025. 3. 15 土
今日も今日とて、鈍器づくりの打ちあせをおこないました。だいぶ陣容が固まってきました。
2025. 3. 13 木
今日も朝に1件ほど、鈍器づくりの話しあいをおこないました。ワクワク感を大事にしたいですね。皆さんに喜んでもらっていると思います。
2025. 3. 12 水
今日も鈍器づくりについて、さらに話しあいを2件ほど。どちらも、また順調でした。感謝しかないですね。
2025. 3. 11 火
今日は鈍器づくりについて、話しあいを2件ほどおこないました。どちらも順調でした。
2025. 3. 10 月
21時から某社の方と鈍器づくりについて相談しました。ゴールデンウィークの前後には、もう少し詳しいことが分かるでしょう。
2025. 2. 14 金
昼食を食べているときに、日本から相談が。最近よくある鈍器に関連するものでした。むかしから、この相談主の声は天の声だと思っているので、大きな流れに身を任せましょう。