ボッティチェリ計画

 



 

 

BHでもお馴染みの「パリのクリストフ」、その著作の邦訳版を出版します!

 

 

 

ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎

 

ルネサンスの芸術と知のコスモス、そしてタロット

 

クリストフ・ポンセ

 

ヒロ・ヒライ 監修

豊岡愛美

 

勁草書房

 

アマゾンから発売中です!

 

渋谷の HMV & Books Tokyo で出版記念のトーク・イヴェント2016.02.06)をおこないました!

その模様についてのツイートをまとめました。

 

 

 

出版までの流れ

 

415  原著PDFを渡す

8月30日  訳文チェックを開始

102  訳文チェック終了

1014  編集会議で了承

10月30日  脱稿

11月19日  初校

12月10日  再校

12月22日  念校

12月24日  責了

0121  出版

 

2016. 2. 7

  1週間の滞在も終わり、今日はクリストフの帰国日です。合流して宿舎を片づけ、羽田空港に向かうために山手線に乗せました。彼にとっても、とても充実した1週間だったと思います。昨日の出版記念イヴェントをふり返りながら、彼の人生のなかでこんなに強烈な体験はしたことがないと語っていました。

 

 

2016. 2. 6

  さあ、今日が出版記念のためのトーク・イヴェントの本番です。13にクリストフと合流し、会場に向かいました。渋谷のど真ん中のファッショナブルなビルのなかにあります。彼の本がしっかりと展示されていることを確認して、食事をしながら会場の設営を開始できる時間を待ちました。16時に会場に向かって設営をはじめると、プロジェクターの端子が通常の VGA ではなく、HDMI であることが判明しました。これは痛い!すぐさま出版社の担当の方がアダプターを近くの電気店に買いに出かけ、居ても立ってもいられなかったクリストフも別の電気店に向かいました。結果的にはイヴェント開始にギリギリ・セーフで間に合いました。

 

  トーク・イヴェントでは、僕は普段の進行役だけではなく、同時通訳もしなければならなかったので大変なものでした。2時間のイヴェントが終わった後はなかば放心状態でした。それでも非常に上手くいったと思います。会場には40人を超える方々が訪れ、22冊の売り上げがありました。19時から23時ちかくまで、インド料理店で打ち上げがおこなわれました。クリストフも大満足だったと思います。

 

 

2016. 2. 5

  今日は13時に訳者の豊岡さんと合流して、皇居を見学しました。最後に、マヌケなことに車のドアに携帯電話を挟んでしまい、ガラスが粉々に割れてしまいました。すぐさま東京駅の近くにある駆け込み寺のような店にいったところ、ガラスを交換して必要なら別の修理をするということになりました。1時間ほど待ってから戻ると、見事にすべてが直っていました。14千円かかりましたが、アップル・ストアよりも安くて、1時間という特急で作業してくれたので良しとしましょう。皆さんにも、お勧めします。

 

 

2016. 2. 4

  土曜日の出版記念のためのトーク・イヴェントの前に、どうしても富士山を近くで見てみたいとクリストフがいうので、まだ時差ボケで体調が万全ではなかったのですが、遠足にでかけることにしました。10時に合流してチケットを買い、新宿、大月を経由して富士急線にのって河口湖をめざしました。前日に雪が降って気温も零下になるという予報でしたが、幸運にも天気がよく駅前で7度くらいでした。新宿に帰ってきたのは19で、そのまま訳者の豊岡さんと合流してイタリア料理店で食事をしました。

 

 

2016. 2. 3

  昨夜は、クリストフを宿舎に残してカワゴエに帰ってきました。夜遅くからですが、9時過ぎまで6時間ほど眠ることができました。今日は、時差ボケを直すことに専念したいと思いますが、どうもスローな動きをしています。

 

  クリストフは訳者の豊岡さんにアテンドしてもらって、浅草の観光をする予定です。

 

 

2016. 2. 2

  僕は時差ボケで朝3時に目が覚めてしまいました。クリストフは8時までスヤスヤと眠っていました。この人の睡眠の質は、僕よりもはるかに良いですね。10時前に宿舎を出て、ジュンク堂で『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』がしっかりとおいてあることを確認し、その足で三省堂へ。ボッティチェリの専用コーナーができていましたが、クリストフの本がおいてありません。西洋美術のタナにあった一冊を担当の店員さんにみせながら、このコーナーにおいてくださいとお願いしました。僕のぶしつけなお願いにもかかわらず、すぐに対応していただきました。ふかく感謝です。

 

  そのあとは地下鉄にのって江戸川橋へ、そしてそこから徒歩で勁草書房に向かいました。担当の方の案内のもと、編集部を訪問して編集長および社長さんにご挨拶し、そのあとは書庫を見せていただきました。営業部長とはちょうど入れ違いになってしまったようです。短いあいだでしたが、お邪魔さまでした。

 

  昼食をとってから宿舎に戻り、休息したあとは新宿にいってみることにしました。都庁の展望台から東京を眺め、そのあとは紀伊国屋書店に。ボッティチェリ専用のコーナーがあり、そこにはしっかりと『ボッティチェリ《プリマヴェラ》の謎』も置いてありました。書店の担当の方にもご挨拶できました。そのあとは吉祥寺に向かい、鏡リュウジさんと訳者の豊岡さんと合流して食事会をもちました。とても楽しかったです。

 

 

2016. 2. 1

  ほぼ定刻どおり19時半に羽田空港に着きました。そのまま池袋の宿舎に向かい、21には到着して守衛さんから予約してあった宿舎のカギを受けとりました。今回は一人部屋に補助ベッドを入れてもらいましたが、狭苦しいということはありません。むしろ快適です。23にはそのまま眠りにつきました。

 

 

2016. 1. 31

  余裕をもって家を出たつもりですが、なにを間違ったのか、あやうく14時の新幹線に乗り遅れるところでした。危なかったです。旅程はスムーズで定刻の16にパリ北駅に着きました。バスに乗ってガンベッタのクリストフの家に向かいました。ついに今回は、建物内に新しく設置された1人乗りのエレヴェーターを試乗しました。忙しい1週間を過ごしたばかりのクリストフは、まだ旅行カバンの準備をしています。

 

このあと20にタクシーに乗って空港に向かいます。フライトは23で、到着は月曜日の19すぎとなります。そのあとは、1週間ほど立教のゲストハウスにお世話になります。

 

 

2016. 1. 25

  『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の刊行を機に、ひさびさに BH 叢書の頁をアップデイトしました。

 

 

2016. 1. 20

  『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』は取次ぎに搬入されたようです。早いところでは明日あたりから書店に並ぶでしょう。乞う、ご期待!

 

 

2016. 1. 18

  零時に羽田を飛びたって日本の上空を横切っているときは、気流の状態が良くなく、かなり揺れました。そのせいで食事が出てきたのは3を過ぎていたと思います。すでにとても眠かったので、食事もろくにとらずに眠りにつきました。3席をつかって横になれたのでよく眠れ、目が覚めたときは着陸まで2時間という感じでした。フライトはスムーズで定刻より早い現地時間で4時半に着陸、入国審査を済ませ、荷物が出てくるのを待ちました。

 

パリ市内に出る最初の地下鉄は620のものでした。これで7にパリ北駅につき、待ちあわせしていたクリストフに刷り上がったばかりの『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』の最初の2冊を手渡しました。それから750の新幹線でリェージュを目指しました。はじめて先頭車両の4人掛けのサロンに乗りました。なかなか居心地の良い場所です。1015にリェージュにつき、バスに乗って市中のリェージュ本館をめざしました。1か月の留守のあいだに問題はなかったようです。暖房のスイッチを入れ、荷を解いています。

 

 

2016. 1. 15

  インテレクチュアル・ヒストリー緊急研究会は、13時すぎにはじまりました。関沢和泉さん(東日本国際大学)の「13世紀の「デカルト派言語学」:中世における言語の起源」、そして津崎良典さん(筑波大学)の「シャロンの読者デカルトにおける好奇心」という2本の発表をうけて、『テクストの擁護者たち』 について円卓討議をおこないました。最後に、豊岡さんに出来たばかりの 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 を紹介してもらいました。中身の濃い研究会だったと思います。宗教学メディア論に興味をもつ新しい人々が加わり、研究者のネットワークも広がっている感じです。

 

 

2016. 1. 14

  予定より1日ほど早く、『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』の見本が刷りあがりました!昨秋における連日の突貫工事が、走馬灯のように思い出されます。ボッティチェリ計画も、26日(土)におこなわれる出版記念のためのトーク・イヴェントを残すのみとなりました。まだ僕自身この写真で判断するしかないのですが、カヴァのカラーの発色といい、ディテールといい、なかなかのものだと思います。

 

 

 

2016. 1. 8

  ボッティチェリ計画からの 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 出版記念のために、26日(土)17時から渋谷 HMV で著者パリのクリストフを迎えてトーク・イヴェントを開催します。その告知がはじまりました。120からのHMVでの先行発売で買われた方々には、サイン会券がついてきますので優先的に入場できます。アイドルのイヴェントみたいですね!

 

 

2015. 12. 24

  昨日ここに書いた索引の問題の解決と、最後にパリから飛びこんできたクリストフの亡き親友への献辞の挿入願いを、出版社の担当の方と確認して、今年の4月に本格始動したボッティチェリ計画からの 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 はめでたく責了しました!

 

 

2015. 12. 23

  ボッティチェリ計画から 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の念校と索引が届きました。25日までに確認して返さないといけません。> 校正指示したものが上手くとり込まれているかだけ、先に確認しました。本体はほぼ問題ないようですが、どうも索引の元ファイルづくりで大ポカをしたようで、さ行の語順がメチャクチャでした。これは僕としたことが、本当に申し訳ないです!

 

 

2015. 12. 13

  昼食後、クリストフに 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の第2ゲラを見せました。とても満足のいくできのようです。訳者の豊岡さんと FB をつかって、5分ほどテレヴィ電話もしました。そのあとは、生没年のわからなかった幾人かの登場人物について調べものをしました。これでだいだい良いのではないでしょうか?

 

 

2015. 12. 12

  さあ、帰国前のパリ遠征に出発です。10の新幹線に乗り、12にパリ北駅に到着しました。クリストフトと待ちあわせして昼食をとり、さきにカギをうけとりました。そして17時に落ちあってシルヴァン(マットン)の家に向かいました。家のなかは迷宮のようで、初期近代の貴重本で埋まっています。まさに現代のヴンダーカマーです。そのあと計画中のA論集について話しあい、21時前にシルヴァン宅をあとにしました。夕飯を食べたあとにクリストフに 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 のカヴァ案をみせました。なかなか感動していましたよ!> じつは、シルヴァンはあのクリステラーのもとでポスドクをしたということで、彼によるディアチェットの 『美について』 の校訂版は、その成果のようです。

 

 

2015. 12. 11

   ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の再校ゲラの小解説とあとがきに頁打ちの変更が出たので、それを索引に反映させました。これで僕の作業は一応できました。あとは訳者の豊岡さんの見直しをまって、来週には提出したいと思います。年末までに責了ということですが、なんとか前倒しできたらと思っています。116にはじまるボッティチェリ展に間にあうように、見本ができあがることを狙っています。書店での発売は122日ごろになる予定です。

 

 

2015. 12. 10

  今日はついに、ボッティチェリ計画から生まれる 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の2ゲラが届きました。まずは、1ゲラの校正指示がしっかりと反映されているかを確認して、問題のあった数点だけのリストを作成し、最後に索引用に頁数をひろいました。これらふたつの校正リストと索引のファイルを豊岡さんにも確認してもらって、月曜の始業に間にあうように提出したいと思います。しかしですね、カヴァ図版とともにしみじみと見返すと、とても美しい本になったと思います。> 宿舎にもどって、第2ゲラを端から端まで読み直しました。最初のリストよりは校正指示は増えましたが、それでも2頁くらいです。

 

 

2015. 12. 8

  1月に出版される 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の出版記念イヴェントは、26日(土)という日程と会場(正式に決まり次第、報告します)がさっくりと決まりました。勁草書房営業部、さすがです!

 

 

2015. 12. 7

  ボッティチェリ計画からの 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎』 の出版記念イヴェントを2月上旬にできないか、出版社の方にお伺いを立てています。特別ゲストとしてフランスから著者のクリストフも駆けつけるという話はしてあります。

 

 

2015. 12. 3

  ボッティチェリ計画は、図版のレイアウトのことで2日ほどやりとりして、これで校正もつぎの段階に進むことになるでしょう。

 

 

2015. 12. 2

  まだデータが不完全ですが、ついにアマゾンにも 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎:ルネサンスの音楽と知のコスモス、そしてタロット』 の頁ができました。図版多数で、知的興奮にみちたスリリングな一冊ですので要チェックですよ! > BHサロンに入会いただいた方にはもれなく全員に、特別にサイン入りで1冊をプレゼントしようと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

2015. 11. 27

  ボッティチェリ計画の第1ゲラの校正指示リストを完成させました。月曜の始業に間にあうように送りだします。

 

 

2015. 11. 24

午後はレッドブルを飲んで対応しました。ディディエとの書類づくりと、旅の領収書の整理、そしてボッティチェリ計画の校正刷りをプリント・アウトして、旅のあいだに気がついた点を書きいれました。これらを週末までにリストにします。

 

 

2015. 11. 19

  注文していた本が、昨日の出発前に届きました。『カンツォニエーレLorenzo de’ Medici, Canzoniere (Paris: Imprimerie nationale, 2000) です。確認したかった箇所には問題はありませんでした。しかしこの版でも、『自伝』に再録される詩歌との対応は記されていません。イタリア語版の『全集』ではその辺りの扱いはどうなっているのか、気になるところです。

 

  出発直前に、ボッティチェリ計画の第1校正刷りの PDF が届きました。サンフランシスコ遠征のあとから作業したいと思います。締め切りは11月末です。同時にカヴァー・デザインの修正案もきました。これで良いのではないでしょうか、とても美しいデザインです。

 

 

2015. 11. 17

  はやくもボッティチェリ計画のカヴァ案がきました。気がついたことを何点かリストにして返しました。

 

 

2015. 11. 15

  ボッティチェリ計画のために注文した 『メディチ家のロレンツォの自伝:私のソネットへの注解James Wyatt Cook, The Autobiography of Lorenzo de’ Medici the Magnificent: A Commentary on My Sonnets (Binghamton: CMERS, 1995; Tempe: MRTS, 2000) を手にしました。良くできている本だと思いますが、このなかに収録されているソネット(もともとの自伝が未完なので、第41歌までしか入っていません)と、この本のあとに出版されたロレンツォの 『カンツォニエーレ』 に収録されているソネットとの対応は良くわからないという問題をもっています。

 

 

2015. 11. 13

  ボッティチェリ計画は、当初の予定のソフト・カヴァ(並製)ではなくハード・カヴァ(上製)にすることにしました。高級感が出ますが、じつは100しか値段に影響しないようです。それは朗報です。

 

 

2015. 11. 12

  ボッティチェリ計画の方は、オビの各面とアマゾンのための説明文も決まりました。カヴァのデザインもはじまっています。来週初めには第1ゲラが出てくるのではないかと思います。チラリズムで説明文をご紹介します。

 

妖精クロリスと西風の神ゼピュロス、春の女神フローラと愛の女神ウェヌス、三女神を矢で狙うクピードー、学知の神メルクリウス。これらの人物は何を意味しているのか? 何のために描かれたのか? 秘密の鍵をにぎるのは一枚のタロット・カード 《恋人》。愛と詩情あふれるルネサンスの「知のコスモス」を豊かに描きだす快著!

 

 

2015. 11. 6

  朝起きたら、ボッティチェリ計画で使用する95にミスがあるということで、パリのクリストフに連絡をとり、急きょ正しいものを送ってもらいました。なんとか日本側での今週の終業時間前に対応できて良かったです。しかし全部で108ある図版のうち図95まで来ているということは、もうすぐ版組は完了するのでしょうか。早いですね。

 

 

2015. 11. 3

  夏の終わりからボッティチェリ計画と並行して作業していたジオコスモス計画も、僕の方は一段落ついたので、ボッティチェリ計画のためのオビ文を考えようと思います。> と思っていたら、メディチ家のロレンツォによる歌集 『カンツォニエーレ』 の件であたふたすることに。最終的には、日本のアマゾン・キンドルに無料の原著があり、それで確認できました。アメリカにも本を注文したのですが、それは急いでキャンセルしました。

 

 

2015. 10. 31

  おお、忙しさに忙殺されて次号のメルマガの準備を忘れていました。今日中に用意したいと思います。> メルマガの原稿をドロップしました。今回はここのところずっと日記でお騒がせしているボッティチェリ計画こと 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 の謎:ルネサンスの芸術と知のコスモス、そしてタロット』の出版準備についついて、熱い制作現場からのリポートです!配信は112日となります。

 

 

2015. 10. 30

  今日は朝からボッティチェリ計画のために追加する年表づくりをしました。翻訳者の方が家にいるようで、時差もなく作業がはかどりました。あとは索引のためのリストを作成します。

 

 

2015. 10. 27

  朝にB計画について連絡があり、すぐに対応しなければなりませんでしたが、あとがきについてなど残った点は邦訳者の方にがんばってもらいます。

 

 

2015. 10. 23

  さて9月から突貫工事ですすめていたB計画は、ほぼすべての原稿がそろい、役者もそろいました!ご協力ありがとうございました。

 

 

2015. 10. 20

  まえがきB計画のために書いたのですが、担当の方に見てもらおうと思って送りだしました。リアクションを待ちます。

 

 

2015. 10. 19

  パリのクリストフからB計画のために解説が送られてきたので、それを翻訳しました。それから担当の方に頼まれた、まえがきを書きました。基本的には、エミーさんの本のために書いたものと同じ路線です。> 午後にはメディチ家の知識人サークルについての解説がきたので、それを翻訳しました。これで残すはあと一本です。

 

 

2015. 10. 15

  B計画の方は、本文テクストと図版108を担当の方に送りだしました。あとは小解説と文献表、あとがきです。もしかしたら、僕もまえがき用に小文を書くかもしれません。それは先方の判断次第です。

 

 

2015. 10. 14

  ついにB計画は編集会議でゴーサインがでました。小著ながら、担当の方もオールカラーは初めてのようで、春の展覧会に間にあわせるというタイム・リミットもあり、これから様々なチャレンジが待っています。

 

 

2015. 10. 13

  いま思えば、ヨシ君の来訪から1カ月のあいだに2つの大きな書類を作成することに集中して、いろいろ他の仕事がたまってきてしまいました。それでもB計画G計画はなんとか、それぞれに進行しています。とくに前者では、特別ゲストとして原基晶さんと根占先生にも力を貸してもらうことなりました。ふかく感謝です!訳者のTさんは幸運な人です。

 

 

2015. 10. 6

  夜にはB計画の訳者アミさんから、あとがきが送られてきました。その文面にいたく感動しましたね。

 

 

2015. 10. 3

  ついに、B計画の原稿ができました。読んで誤字脱字などをチェックしてくださる方を募集します。一般読者のための小著ですので、分量的にはそれほどありませんし、内容的にも難しいものではありません。イタリア・ルネサンスの芸術と知のコスモス、そしてフィチーノが好きな人におススメの一書です。>いま忙しいかなと思っていた紺野さんにダメもとで聞いてみたら、快諾いただけました。今回も、パワード・バイ・石版!でいきます。

 

  しかし、当初から訳者の方とはメッセンジャーでやり取りしたかったのですが、ずっとメールを好んでいたので仕方ないなと思って、9月のあいだは作業していました。しかしヨシ君の来訪のあとは次第にメッセンジャーに移行できたので、連絡が格段にスムーズになりました。

 

 

2015. 10. 2

  ぜひ皆さんにお助けいただきたいのですが、『原典イタリア・ルネサンス人文主義』(名古屋大学出版会、2009年)をお持ちの方はおられますか?そのなかにポリツィアーノの「馬上槍試合のためのスタンツェ」が入っているようですが、これは全訳でしょうか?それとも1の訳でしょうか?この本では何頁から何頁まで占めるでしょうか?急きょ、B計画のために必要となりました。お教えいただければ嬉しいです。> K さんをはじめ、幾人かの人々が助けてくれました。ふかく感謝いたします。

 

 

2015. 9. 24

  今日は書類づくりをはじめました。でも、3週間つづいたB計画のための突貫工事と、1週間のヨシ君の滞在のアテンドが重なったので、どうも疲れがたまっているかも知れません。カゼをひかないようにヴィタミン剤を飲みます。

 

 

2015. 9. 23

  ここ3週間ほど集中的にとり組んでいたB計画も、図版のキャプション文献表ともにほぼ完成しましたので、出版社の方に送りだしました。読んでいただいて、10月の編集会議に備えます。著者のプロフィールもそろったので、この時点ではもう準備すべきものはないでしょうかね。しかし訳者には急ぎ足の作業をお願いしたので、さぞかし根を詰めたかとは思います。でも弱音もはかず、立派な仕事をなしとげて頂きました。リスペクト!

 

 

2015. 9. 22

  午前中の作業で、B計画はテクストも注もほぼ終わりました。あと残すは図版の簡単なキャプション文献表です。明日の作業で終わりにできるでしょう。午後はヨシ君の本について相談しました。今日は、いろいろあって大変でした。

 

 

2015. 9. 21

  ついにB計画は全体の訳文チェックも終わりました。ここまで3週間、がんばった訳者の方のガッツに乾杯です。また108点!の図版が入るべき位置もしっかりと通し番号で指示しました。これから最終チェックの段階にはいります。紙にプリント・アウトして、ゆっくり進みます。

 

 

2015. 9. 20

  B計画の訳文チェックも、ランディーノロレンツォの残っていたものは終わり、最後にポリツィアーノの『スタンツェ』の訳が済めば完了です。あとは保留にしてある訳語を幾つか確認し、図の表示を挿入すれば良いでしょう。

 

 

2015. 9. 19

  午前中にヨシ君の洗濯につき合い、午後はB計画のために注を整える作業をおこないました。夕飯のあと22くらいに訳文チェックが送られてきましたので、ついでに幾つか残っている長めの引用を訳してみました。でもまだ、あと3つくらい残っています。

 

 

2015. 9. 17

  ついにB計画では、105の最後まで最初の訳文チェックができました。あとは、ところどころに残っているフィチーノやランディーノ、そしてロレンツォからの引用脚注を片づけないといけませんが、日本の連休中にはなんとかなると思います。

 

 

2015. 9. 16

  宿舎に着いたときにB計画のための訳文が届いたので、夕食の前と後に作業しました。105のうち99まできました。もう少しです!

 

 

2015. 9. 15

  B計画の方は、今夜で訳文チェックが105のうちの88まできました。本当に、もうあと一息です。がんばりましょう!

 

 

2015. 9. 14

  つづけているB計画の作業ですが、今日は71-79の訳文をチェックしました。これで105のうちに4分の3を終えたことになるでしょう。あと23でテクストの部分は終わるでしょうか。そのあとは、長めなものが沢山ある引用およびの整備です。もう少しですので、がんばりましょう!> 送り出したあとに、プロティノスからの引用はすぐにできるなと思いつき、それを付加した修正版をおくりだしました。

 

 

2015. 9. 13    

  今夜も21ごろに訳文がきたので、こんなに遅い時間からチェックを開始し、なんとか午前2に終わりました。105のうち68まできたので、3分の2という感じです。訳者さんは宵っ張りのようなのですが、もうちょっと早い時間ですと助かります。

 

 

2015. 9. 12

  今日は朝10から16まで B 計画の訳文チェックをおこないました。105のうちの45を終わりました。もう少しで半分です。がんばりましょう!> そのあとに2便目のチェックを21から2までつづけました。これでついに50まできました。

 

 

2015. 9. 11

  今日は朝からデルポイの神殿にいる巫女さまから神託がくだったような感じで、B計画に大幅な推進力が加わりました。おかげで年末・年始は休みなしの突貫工事になるかもしれませんが、BHファンの皆さまに来春までにビッグなプレゼントを準備できそうです。がんばりましょう!

 

 

2015. 9. 10

  この春から始動したB計画も、訳文チェックのほぼ3分の1を終了しました。この調子でいけば、9月中にだいたいのかたちにできるかも知れません。今回は芸術を扱っていますので、美しい図版多数のプロダクトになると思います。皆さんの応援をよろしくお願いします!

 

 

2015. 9. 8

  同時並行で、監訳者として訳文チェックを進めています。今回は分量もあり、難所という感じで意味の不明瞭なところが多かったので、原著のフランス語版にあたりながら作業しました。これは時間がかかりましたが、だいぶスッキリしたと思います。

 

 

 

 

 

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