説明: C:\Users\hhirai\Dropbox\bh\slim_line_02_m.gif

ごくごく個人的な「本」日記

説明: C:\Users\hhirai\Dropbox\bh\slim_line_02_m.gif

                                                                                                                                                                      

20227

 

2022. 7. 31

まだ昨日に魔術研がお届けした公開オンライン講義「古代ギリシアの神働術(テウルギア)」による興奮の余波にいる、ポスト・フェステム状態です。関連ツイートをまとめてみました。こちらです。

 

 

2022. 7. 30

今日は6時に起きて、9時からの公開オンライン講義「古代ギリシアの神働術(テウルギア)」にそなえました。ゲスト講演者の中西恭子さんは先週末にカゼを引かれたということで、当初は心配していたのですが、珠玉の講義をしていただきました。素晴らしかったです。同時に生配信をすることになったので、こちらからアーカイヴとして観ることが可能です。

 

いま科研費プロジェクト「中世・近世のイスラム圏と西欧の魔術的知の交流史」(略称は魔術研)のウェブサイトをつくっています。なかなかカッコ良いデモ版ができあがってきました。メンバーのフィードバックをいただいたうえで、公式にお披露目したいと思います。もう少々おまちください。

 

 

2022. 7. 29

いろいろ考えたのですが、訳者と相談することにしました。まずは序文を最終段階v5)まですすめ、あとの細かい保留点は全体作業をすすめながら見ていくことにしました。それから問題の件についてですが、翻訳全体をとおして長文を切るようにしてもらうことにしました。そのうえで僕が読みやすい文章にする作業をする方が、生産的かなと思います。

 

 

2022. 7. 28

1は下訳によれば10ほどで、一日の作業でチェックできました。しかし2は丸一日の作業で4までしか進めませんでした。明日もう一度やってみますが、このまま僕がブルドーザー的に進めるのも、あまり生産的ではない気がします。

 

 

2022. 7. 27

2章のチェック作業をはじめたのですが、これまでと違ってかなり厳しいです。原著にもどってみると、それまでよりも磨きのかかった悪文となっています。ダラダラと長いだけではなく、どうもネイティヴのわりに文法的な間違いまで見つけました。

 

 

2022. 7. 26

体調もだいぶ復活したので、リハビリを兼ねて翻訳校チェックの序論部分をおこないました。とくに読んでみて、ながくて意味が取りづらい文をふたつに切る作業を中心におこない、だいぶスムーズに読めるようになったのではないでしょうか。しかしまだ集中力の持続は難しいようで、午後だけの作業で疲れはてました。焦らずにスローな動きでいきたいと思います。

 

この本は、いわゆるケンブリッジ学派の著者による入門編です。とても狭い偏った見方で、インテレクチュアル・ヒストリーというよりも、政治思想史の本ではないかと勘違いしてしまいます。グラフトンブレアの立場とは非常に異なるのですが、世間では大手を振って歩いているので、この世界観を学ぶことは一種の修行だと思って、とり組んでいます。

 

 

2022. 7. 25

今日はスローな動きでいきます。

 

 

2022. 7. 24

昨晩の生配信「真夏の質問会」は、なかなか好評で嬉しい驚きでした。

 

 

2022. 7. 23

錬金術占星術の歴史、インテレクチュアル・ヒストリーBHの活動とその背景などについて、皆さんの素朴な疑問になんでも応える「真夏の質問会」を明日(日)22時から生配信します。お気軽にご参加ください。

 

 

2022. 7. 22

今日は9月に魔術研で招聘する研究者の宿舎について、作業をしました。

 

いろいろ悩んだのですが、日曜日の22時から、皆さんの質問に応える、ゆるい生配信をすることにしました。

 

 

2022. 7. 21

今週はどうしようか、ちょっと迷っています。

 

 

2022. 7. 20

今日もスローな動きでいきます。

 

 

2022. 7. 19

スローな動きでいきます。

 

 

2022. 7. 18

6月上旬の国際会議『汎神論と汎心論』は、学術誌 Intellectual History Review 上で特集号となる予定です。今日は特集号の編者リチャードから、雑誌の専用をつかって原稿をアップしてくれという依頼がありました。特集号の一部となるためのボタンを押したはずですが、受けとった確認メールには、その点が明記されていないので、ちょっと心配です。

 

 

2022. 7. 17

今日はスローな動きでいきます。

 

 

2022. 7. 16

ウォーバーグ研究所の美術史家 François Quivier 氏が編集主幹をつとめる「ネサンス・ライヴズ」という本のシリーズを出しているロンドンの出版社から、ジョルダーノ・ブルーノについての小著を出さないかという打診がありました。コンセプトとしては、一般読者向けにルネサンス人の生涯を語るシリーズのようで、書物としても美しい体裁を持っています。

 

全体で約45000語ということで、論文でいえば4本から5本ですから、不可能な分量ではありません。アピール度という面では、興味があります。しかし僕自身はブルーノを専門にしているわけではないので、「できるかな?」という心配もあります。ブルーノとその時代のようにして、ブルーノ以外の部分をどこまで広げて良いかにもよると思います。

 

 

 

2022. 7. 15

つづけて翻訳校の1をチェックしました。それほど長くはないのですが、結局のところ1かかりました。明日以降に推敲したいと思います。

 

 

2022. 7. 14

今日は、ここのところ取りかかっていた翻訳チェックを終えた原稿を、2件とも送りかえしました。そのあと午後に、もう一件ほど別件が入ったので、それも原稿をチェックしています。日本語の論述は、ずっと良くなっています。不思議な文字化けもなくなりました。とりあえず、段落わけ脚注の付け方をアドヴァイスしていけば良いかなと思います。

 

 

2022. 7. 13

昨日の件ですが、タタキ台となる下訳はなかなかしっかりとできています。感心しました。ただし、スラスラと読むにはツラいので、BH叢書ではないのですが、同じ要領で読みやすい文章にしていきます。

 

 

2022. 7. 12

別件の翻訳校をチェックする作業をはじめました。まずは前書きからです。

 

 

2022. 7. 11

まだ作業をつづけています。どうも、占星術の専門用語 indication significance にあたるアラビア語は、同一のもののようです。これをなんと訳すか考えています。下訳の提案は「示唆」ですが、「示す」や「表す」、「表示」もあります。しかしをとおして示すのですから、「徴す」が良いのではないかと思いいたりました。ちょっとこれで、やってみます。

 

 

2022. 7. 10

翻訳校のチェックもほぼ終わりました。もう一度じっくりと見直したいと思います。

 

 

2022. 7. 9

翻訳校の件、原著がもとづいているアブー・マアシャル Lemay 版と新校訂版では対応がわかり難いので、ちょっと苦労していますが、著者もけっこう正確に数字をあげているので、時間はかかりますが見つけることはできています。

 

 

2022. 7. 8

翻訳校の引用などのために、アブー・マアシャルの新校訂版とつきあわせています。

 

 

2022. 7. 7

つづいて翻訳校をチェックしはじめました。BH叢書の書式にあわせていきます。

 

 

2022. 7. 6

昨日の論文ですが、とりあえず長尺イントロを読んでみました。冒頭からイントロというよりも、本論のような展開で歴史の流れをまとめる記述となっています。英語の問題もあるのでしょうが、論旨そのものが不明瞭な印象を与えます。なにが問題なのでしょうか?

 

そもそも先行研究からくる問題設定、それにたいする自身の立ち位置が示されず、どういう問題を、どういう角度から分析していくのか述べられていません。そして本論での論証によって証明されるべき作業仮説、つまりアーギュメントが立てられていません。こうした議論なしに、各節であつかう事柄が最後に並べられています。以上のような観察事項を筆者に伝えて、イントロを2週間くらいで書きなおしてもらうことにしました。

 

ヒントとしては、結論では新しい議論をはじめずに、本論で示された事柄をうまく要約すれば良いわけですが、「結論で示される事柄が解答として対応する問いをイントロで立てる」ようにしないといけません。この基本作業が意識的におこなわれていないので、歴史の流れのまとめのようで不明瞭な論旨となるのです。

 

 

2022. 7. 5

ローマ在住の翻訳家・大橋喜之さんによる今年の新作となるガブリエレ著『魔法の門(ポルタ・マジカ)』と錬金術を100倍楽しむためのミニ・ブックガイドを、大橋さんと一緒につくりました。こちらから、PDF版を無料でダウンロードできます。お楽しみください!今週(土)22から大橋さんと生配信をおこないます。

 

先日、若手研究者から論文の原稿をわたされました。文字数を確認したところ、14000になっていました。長いものが悪いというわけではないですが、普通は7000から10000が上限となる学術雑誌が多いところで、14000語ではほぼ2本分に近い紙幅となっています。経験からいうと、長いものは余計なくり返し枝葉末節な議論のせいで、冗長で論述に切れ味がなく、メッセージが不明瞭なものとなる場合が多いものです。さて、今回はどうなるでしょうか?

 

 

2022. 7. 4

独立記念日の祝日です。夜には、花火大会があります。

 

 

2022. 7. 3

今日はスローな動きでいきます。> Ambix 誌の編集長でパラケルススも研究しているブルース(モーラン)から偽パラケルスス絡みの質問をされたのですが、家を出なければいけないタイミングだったので、われわれの『偽パラケルスス』論集を送っておきました。帰ってきたら、非常に助かったという感謝のメールが届いていました。お役にたったようで光栄です。

 

 

2022. 7. 2

公開オンライン講座「古代ギリシアの神働術」は、われらが科研費プロジェクト「魔術研」の公式イヴェントの1ですが、初日で事前登録者は60を超えました。これは、素晴らしい!

 

 

2022. 7. 1

中西恭子さんを講師にお送りする公開オンライン講座「古代ギリシアの神働術」の告知をはじめました。730日(土)22から開催です。事前登録をよろしくお願いします。告知への反応、そして登録の状況も良好です。4月からスタートした科研費プロジェクト「魔術研」での最初のイヴェントとなります!

 

 

 

もどる