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ごくごく個人的な「本」日記

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20221

 

 

2022. 1. 31

ついに偽パラケルスス論集の荷が午後に配達されるという郵便局の連絡がきました。> 夕方18時すぎに到着しました!明日にでも開封式の動画をとりたいと思います。

 

 

2022. 1. 30

同時視聴者数そのものは通常と変わりませんでしたが、「錬金術☆質問会」は配信後にグイグイと視聴者数が伸びています。個人的には同じくらい面白いと思える「新春放談」とは異なるので、こちらを具体的なタイトルに変えた方が良いかも知れませんね。

 

 

2022. 1. 29

この年末年始を返上して原稿執筆のためにカンヅメになっていたので、BHチャンネルの動画の方は、あえて新しい対談を仕込まずに、1月のあいだは生配信のシリーズをお届けしています。今日もその一環で、アーティストでサポート会員のマグダラさんがもった素朴な疑問に、ローマの大橋さんと応える「錬金術☆質問会」という企画をやってみました。飛び入りで須田さんにも入っていただきました。なかなか楽しい、お気楽なものになったと思います。

 

 

2022. 1. 28

昨晩は21時から、『群像』への寄稿でお世話になった講談社の方と打ちあわせをしました。3月半ばを目指して企画書をつくります。同じ新書でも、ひとつのテーマに縛られる教科書は乗り気がしないので、気ままに書けるパッケージを考えます。

 

9時から1時間ほど、若手の研究アドヴァイスをしました。博士課程の研究テーマについて話していて、とても良い展開となりました。アイデアを具体化していけば、良いものになるでしょう。

 

 

2022. 1. 27

どうも僕の勘違いだったようで、Ambix 誌の特集号は著者分を無料ではもらえないようです。ブリルもそうですから、それが通例なのでしょう。しかし論集への参加なら、かならず1冊もらえるので、論集に寄稿する方が良いような気がします。

 

博論を提出したという連絡がルー君からあり、オンラインで1時間ほど話をしました。おめでとうございます!

 

イソップの語るネズミについて、中世ヨーロッパにおける百科全書の代表格となるイシドルスの『語源』とアルベルトゥスの『動物論』でチェックしてみましたが、イソップへの言及は見出せませんでした。同様なレフェランスとして、ルネサンス期ではゲスナーアルドロヴァンディの動物学書を見るべきでしょうが、ネズミについての項目を見つけるのが難しいです。

 

 

2022. 1. 26

偽パラケルスス論集は、発送してから15営業日くらいまでに届くようですが、年末から動きがありません。どうなっているのでしょうか?ゼンネルト論文を収録した Ambix 誌の特集号も、著者分がいつ届くのか問い合わせているのですが、いまのところ返事がありません。> 午後にメールで連絡があり、ついに偽パラケルスス論集が発送されたようです。

 

講談社の文芸誌『群像』への寄稿の方も、校正ゲラがいつくるのかと思っています。37に発売予定ですから、2月中に校正と印刷をするのでしょうね。担当の方とは、金曜日につぎの打ちあわせする予定です。

 

 

2022. 1. 25

ファン・マガジンの件は、なかなか良い反響があったので、どういう媒体が良いのか考えています。紙は印刷代や郵便代、保管や発送の手間があるので難しいだろうと思います。タブレットやスマホで読みたい人もいるでしょう。キンドルは最低でも300となりますが、デザインの自由度は高くありません。note は価格設定で融通がききますが、いつ媒体そのものがなくなるか分かりません。広告として拡散することだけ考えるなら、PDF無料開放という手もあるかと思いますが、「ファンだけ感」はなくなりますよね。う〜ん。

 

中西さんとも話しましたが、あくまでファン・ジンですので、「ファンだけ感」は大事にした方が良い気がします。四六判で80頁から100頁くらいの小冊子で、1000くらいに価格設定する手もあるでしょう。この場合は既存の媒体をとおさずに、少部数の直売りになるかと思います。>版組ソフトを入手するために、ミニ・クラファンをするという手もありますね。

 

 

2022. 1. 24

錬金術を学んでいるアーティストのマグダラさんの素朴な質問に、在ローマの翻訳家・大橋喜之さんと一緒に応えるという企画「錬金術☆質問会」を、今週土曜日の22時から生配信します。普段は聞けない疑問のかずかずで、楽しい時間となるでしょう。ご期待ください!

 

思いつきのアイデアで、実現可能かわからないのですが、BHチャンネル出演者からの短い原稿をあつめたファン・マガジン(季刊など)があったら読みたいですか?たとえば中西さんのコラムなど、面白そうなものが想像されます。若手研究者や才能ある人たちに少しでも原稿料を出したいので、無料ではなく安価なものにするか、広告を入れて無料配布にするか。どういう媒体(キンドルか、note か)が良いのか考えたいと思います。

 

 

2022. 1. 23

ルネサンス・バロックのブックガイド』にも参加した哲学研究者の三浦隼暉さんを特別ゲストに迎えて、同時チャットでの皆さんの質問に応えながら進める、ゆるい対談「バロックの天才ライプニッツ」を2月5日(土)22時から生配信します。楽しいものとなるでしょう。チャンネル登録して、お待ちください!

 

もうすぐ発送だと年末に連絡があった偽パラケルスス論集が入った荷がまだ届かないので、ヤキモキしています。

 

 

2022. 1. 22

4月上旬にスウェーデンで開催される予定となっている国際会議「ルネサンスの質料形相論」の主催者から連絡があり、すべての日程をオンラインでおこなうということです。宛先をみると、ビル(ニューマン)やエリザベトも参加するようです。

 

 

2022. 1. 21

しかしジンといえば、アクビちゃんが隠れた主人公だということに気がつきました。どうも中西さんは、週末のあいだ接続の良くないところにいるようです。

 

 

2022. 1. 20

今日は朝6時半に起きて、8時からの生配信に臨みました。中西さんをゲストに迎え、アラビア・イスラム世界における驚異を中心に、錬金術占星術などについて語りあう新春放談の第2弾でしたが、とくにジンについての話題で同時チャットをふくめて盛りあがりました。とても楽しい内容となりました。こちらから、お楽しみください。

 

 

2022. 1. 19

中西悠喜さんのエッセイ・レヴュ「アラビア・イスラム文化圏におけるヘルメス関連文書とヘルメス観の歴史」を、ひと足先に校正ゲラの段階で読みました。イエイツ史観フィチーノの役割からはじめて、アラビア・イスラム世界でのヘルメス像の変遷について分析しており、これは力作です!媒体はオープン・アクセスのようなので、公刊されるのが楽しみですね。

 

 

2022. 1. 18

昨日のピーター・アダムソンさんの話についていえば、これまで僕の作品は初期近代ヨーロッパに限定された論集や雑誌特集号に収録されることが多かったのですが、『世界霊魂(アニマ・ムンディ)』本は古代から(現代まで)の多様な文化圏を対象にしているので、これまでとは異なる読者層にもアピールすることになるのではないでしょうか。

 

古代から(現代まで)の多様な文化圏が対象」という点では、これから出ることになる『ガレノス・ハンドブック』にも、まったく同じことが当てはまると思います。

 

講談社の文芸誌『群像』への寄稿した短いエッセイ「謎の魔術書がひらく「知のグローバル・ヒストリー」」ですが、担当の方から無事にオーケーが出ました。これからゲラの作業に入り、3月発売の4月号に掲載される予定です。

 

 

2022. 1. 17

あの偉大なアラビア哲学史家のピーター・アダムソンさんから、ルネサンスについての最近のポドキャストで、僕のパラケルスス論文やゼンネルト論文、そしてリプシウス論文を参考にしているといわれました。非常に光栄です!

 

講談社の文芸誌『群像』に寄稿したエッセイ「謎の魔術書がひらく「知のグローバル・ヒストリー」」ですが、初校についたコメントを勘案して改稿しました。担当の方の反応を待ちます。

 

 

2022. 1. 16

やっと書評の校正指示を送りだせました。どうしても直さないといけない箇所だけに絞りました。あとは週明けに、講談社の『群像』のための改稿作業を終わらせなければなりません。年末年始からつづくマラソンの終盤です。

 

いまドイツに短期滞在しているイスラム学者の中西さんから連絡があり、「イスラム世界における驚異」をテーマにして、占星術錬金術などのオカルト諸学や神秘主義について、勝手気ままな&縦横無尽な新春放談を、120日(木)の22から生配信することになりました。お楽しみに!

 

 

2022. 1. 15

17世紀フランスの知識人コミュニティにおける占星術Jean Sanchez (ed.), “Astrology in French Learned Community of the Seventeentu Century,” Lias 47 (2020), 89-194 という特集号が、雑誌『リアス』で組まれました。ガファレル、モラン、ガッサンディ、そしてデカルト主義者の場合についての4の論文が収録されています。BHブッククラブの会員は自由に閲覧できますので、お気軽に連絡ください。

 

じつは、この特集号のもとになった国際会議に、主催者のジャン(サンチェス)から僕も招待されたのですが、日程の関係から参加できませんでした。雑誌の特集号となって陽の目をみたのは、とても嬉しいことです。ガファレルをあつかった論文を寄稿しているジャンは、僕のガファレル論集にくり返し言及してくれています。

 

 

2022. 1. 14

今日はもう一度だけ研究計画書を推敲して、プルーフ・リーディングに出しました。まだ粗削りな部分もあるのですが、残り時間がないので仕方ありません。明日までには提出したいと思います。今回は年末年始のふたつの原稿執筆と予期しない体調不良により、準備が後手後手にまわってしまったのは反省点です。

 

 

2022. 1. 13

ご心配おかけましたが、今日こそは復調したと思います。書類づくりに集中することができました。もう少しがんばれば、なんとか明日にはカタチになるかと思います。

 

今日は嬉しい報せをいただき、10ほどご本人とお話ししました。いまの作業の山を超したら、もう少し落ちついて話せるだろうと思います。皆さんには、2月半ばを過ぎてからお披露目できるでしょう。

 

 

2022. 1. 12

どうも体調不全がスッキリと抜けきってくれません。文芸誌『群像』への寄稿の改稿作業、書評の校正、そして書類づくりなどが止まっているので、はやく許して欲しいところです。このピンチを乗りきらないと、新しい動画の収録もままなりません。

 

年末に発送作業になった偽パラケルスス論集が、そろそろ届くはずなのですが、まだ配送会社からは連絡ありません。ブリルでは単著の場合に6もらえると思いますが、今回は共編者として4もらえます。そのうちの1は、いろいろ世話になっているパメラ(スミス)に贈るつもりです。

 

前回の生配信でチャット欄に参加したマグダラさんが、配信への声による参加に興味を示されたので、Zoom のテストをしてみましたが、通信環境は安定しているようです。早速のところ129日(土)22から、ローマの大橋さんをゲストに迎えて錬金術について素朴な疑問を投げていただく生配信「錬金術質問会」をおこなうことにしました。

 

 

2022. 1. 11

まだ完全な復調ではないようで、ノドハナの調子がイマイチです。朝起きてから、土曜日の生配信「ゆるい新春放談!」で大橋さんが言及したコルコデアの話題のつづきとして、アズーロさんと中西さんとアラビア語の原語について話をしています。ついでにBH内の専用頁へのリンクが切れていたので、それを修理するついでに少しだけアップデートしておきました。

 

 

2022. 1. 10

今日は復調したと思いますが、スローな動きでいきたいと思います。夕方になってから、パメララリーにメールを出しました。

 

 

2022. 1. 9

昨日は生配信を終えた昼前から、ちょっと体調を崩しました。しばらくしてから計ってみると、377の熱がありました。平熱の低い僕としては高い方で、カラダが動かなくなります。バファリンを飲んで安静にしていたら、夜には楽になりました。

 

週末なのですが、書評の校正ゲラが送られてきました。すごい速さで驚きました。締めきりギリギリとなって超特急で執筆した原稿なので脇が甘いところもありますが、なるべく校正指示を増やさないようにしたいと思います。

 

 

2022. 1. 8

今日の生配信ゆるい新春放談!」は、ローマの大橋さんもアズーロさんも通信環境が不安定だったのですが、同時チャットも盛りあがり楽しいものとなりました。参加された皆さん、ありがとうございました。> 当日は気がつかなかったのですが、チャット欄でお世話になったマグ・ダラさんには、以前にもローマの大橋さんとの動画にコメントをつけてもらっています。声だけでも良いですから、次回はぜひとも会話に参加していただければ嬉しいです。

 

 

2022. 1. 7

アズーロさんとローマの大橋さんをゲストに迎えて、「ゆるい新春放談!」と題した生配信を今週の土曜日22の開始でセットしました。まだまだ参加者を募集します。もちろん声だけの参加でも構いませんよ。

 

講談社の文芸誌『群像』の担当者から、提出した原稿「魔術書がひらく「知のグローバル・ヒストリー」」への反応が返ってきました。初学者が読んでも、まるで推理小説のようで非常に面白いといっていただけました。狙いが成功しているようで、単純に嬉しいです。あとは文字数制限のために言葉足らずだったところに加筆を依頼されました。それほど難しくないことを祈ります。

 

 

2022. 1. 6

不要不急なことはすべてが一時停止する執筆モードから解放されて、ゆるい人間モードが返ってきました。来週は別件で忙しくなるのですが、その前に生配信をしたいなと思っています。

 

 

2022. 1. 5

6時半に起きて、昨日見てもらった書評を読みなおし、微調整をくわえて提出しました。編集の皆さんにはお世話になりますが、よろしくお願いします。もう一本の原稿も、やさしい催促が来ましたので、もう一度だけ見直して明日には提出しますと伝えました。しかし原稿の執筆中は、すべてを放置するきらいがあり、家のなかが荒廃しております。まずは掃除しますね。

 

 

2022. 1. 4

なんとか『ヨーロッパ中世の想像界』の書評がまとまりました。本来なら、心性史インテレクチュアル・ヒストリーの関係などを考察したかったのですが、残り時間もないので今回は本の紹介に簡単な所感を添えたものにしました。ちょっと辛辣すぎるかと不安だったので、小澤君に見ていただいたのですが、大丈夫ということですので、これで完成としたいと思います。明日、もう一度だけ推敲して提出します。

 

 

2022. 1. 3

とりあえず最初の一歩として、これまでとった読書メモをまとめる作業からはじめました。ほとんど脈絡もなく文章も支離滅裂ですが、もうこれだけで文字制限を超えてしまっています。読書メモのほかに、僕なりに考えていることも追加したいのですが、どうなることでしょうか?

 

 

2022. 1. 2

あと残り2章分あり、ひとつが40、もうひとつが50ほどあります。今日はなんとしても、40の方を片づけたいと思います。> がんばって、なんとか全部を読みとおしました。ふう。明日から書評を書きます。

 

 

2022. 1. 1

あけましておめでとうございます。まずは遅れていたメルマガの最新号の原稿をドロップしました。配信は12となります。恒例となっている「回顧と展望」は後回しにして、できたての原稿の方を選びました。もともとはインテレクチュアル・ヒストリーについての原稿を依頼されたのですが、錬金術でも良いですかと提案して変更してもらっていました。しかし書きあげたものは、ある意味でその中間体となりました。お楽しみに!

 

ヒュパティア』の白水社の担当の方(桑木野君の担当でもあります)にも、対談動画は好評だったという知らせが、訳者の中西さんからありました。嬉しいかぎりです。正月明けにでも、白水社のツイッターなどでも動画の告知を拡散していただけたら素晴らしいですね。

 

 

 

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