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ごくごく個人的な「本」日記

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201701

 

2017. 1. 31

  ギリギリとなりましたが、なんとかつぎのメルマガの原稿を書いて、ドロップすることができました。今回は、ベルギーで起きた不思議な一週間についてリポートします。題して、「 BH 本館の奇妙な最期」です。これは、『テクストの擁護者たち』の第6章のタイトルをもじったものです。

 

  つづいて勢いがついたか、F 計画の短めの原稿をチェックしました。今回のところは、古代・中世・近代という歴史学における時代の三分法の起源についての議論です。見終った原稿を訳者さんに送りだしました。

 

  出版社の担当の方から連絡があり、『ジオコスモスの変容』の見本は213には出来あがってくるようです。そして本屋さんへの配本は17からになるようです。とても楽しみですね!

 

 

2017. 1. 30

  古いアイパッド・ミニに関連づけられているアイ・クラウドのアカウントを、なんとかリカバリーしようと試行錯誤しています。電話でチュートラルしていただけるのですが、どうも試行錯誤がたたったらしく、ブロックされているので、それが解除される8時間後に作業を再開となりました。とほほ。

 

 

2017. 1. 29

  次号のメルマガを準備しないといけません。今回は、帰欧後にリェージュですぎた怒涛の1週間についての話をまとめておきたいと思います。真実は小説よりもなりといいます。

 

 

2017. 1. 28

  まだまだ時差ボケがあります。焦らずに体調を整えるために、スローにいきたいと思います。

 

 

2017. 1. 27

  ついに出版社からゴー・サインがでましたので、ファンの皆さんのために BH 叢書のつぎの一冊 『ジオコスモスの変容』 の装丁デザインをお披露目いたします。まずは、おなじみキルヒャーの著作からの挿画を大胆にアレンジしたカヴァーからどうぞ!色は銀と黒です。美しい!

 

 

 

2017. 1. 26

  昨晩は帰りが遅かったせいか、ぐっすりと眠れて、かるい時差ボケとともに5過ぎに目が覚めました。今日は、カバンの片づけのほかには何もせずにスローな動きで一日がすぎました。今週は体調を整えつつ、そのあとの作業に備えたいと思います。

 

 

2017. 1. 25

  パリの空港で離陸前に飛行機の機体についたを溶かす作業のために出発が遅れ、フライト自体はスムーズだったのですが、到着も1時間ほど遅れて20となっていました。入国ゲートを抜け、カバンを受けとりモノレールに乗ったときは、21となっていました。予想どおり、カワゴエに着いたのは23となりました。長旅で疲れましたので、手早く食事を済ませて眠りにつきました。

 

 

2017. 1. 24

  さあ今日は、12時前に今の宿舎をチェック・アウトして、13の電車でブリュッセルにいき、16の新幹線でパリの空港へ向かいます。19には到着すると思いますが、羽田行きのフライトは23時発です。そのあいだ、ラウンジで過ごします。

 

  初期近代のスペインの医学についての歴史をあつかった研究書は、どういうものがあるのでしょうか?

 

 

2017. 1. 23

  今日どこかから緊急の連絡がなければ、申請した解約手続きはほぼ完了と考えて良いと思います。これまでにインターネット、テレヴィ、ガス・電気の会社から完了の連絡がありました。電話はあと携帯が残っているので、帰国してから解約を申請すれば良いと思います。

 

 

2017. 1. 22

  日中はスローにすごし、夕方は友人のワルテールと会います。

 

  ブリル書店の必携シリーズから出される予定の『初期近代スペインのスコラ学』という論集に、医学についての章を書いてくれという依頼がありました。世の中には、いろいろと興味ぶかいプロジェクトを考える人々がいるものです。タイトルでスコラ学と謳ってますが、神学や政治など幅広いテーマを拾っていてます。とても面白そうですが、僕はスペインの医学は章を書けるほど詳しくないですよ。でも、スペイン領ネーデルランドの医学者たちについては、いろいろ出版してますが。

 

 

2017. 1. 21

  朝10時にアパートの残っていた荷物のなかから、目ぼしいものを搬出して、友人夫妻に差し上げました。午後はスローに行きます。

 

 

2017. 1. 20

  秋に提案していた企画にゴー・サインがでました。『けいそうビブリオフィル』に、僕が選ぶ「勁草書房の10」という寄稿をします。5冊ずつの前編と後編に分けて、全カタログのなかから現在でも入手可能なものを温故知新的に僕のコメント付きで紹介する予定です。多くのBHファンがなるほどと納得するアイテムもあるでしょうし、「え!?こういう本があったのか」と何かを発見される方々もいるでしょう。乞う、ご期待!

 

  BH 叢書そのものは、2013に刊行がはじまったので、それから BH を知った人も多いと思います。本家サイトの存在は知らずに、もっぱらフェイスブック版だけを見ている人も多いでしょう。初期のゼロ年代からの熱心なファンの方々にはお分かり頂けると思うのですが、この日記上に登場した人々の本を世に送りだすというが、いま徐々に実現しています。生みの苦しみのプロセスと、成果が世に出せる喜びの両方を、少しでもご一緒に体感していただければ嬉しいと思っています。

 

 

2017. 1. 19

  今日は懸案の銀行での送金にアタックしたいと思います。その前に紙を一枚プリントしないといけません。実際にいってみると、連絡するから待機してくれといわれました。いつものベルギー式です。これでは帰りの航空券も買えません。トホホ。> 昼前に連絡があり、ふたたび支店にいってみると経験を積んだ方が対応してくれました。良かったです!

 

  『ジオコスモスの変容』のカヴァー・デザインの最終案一式が送られてきました。カヴァーを外したときの表紙は、今回初めて来たのですが、その美しさに感動しました。色調の素晴らしさには言葉がありません。さすが岡澤さん、腕が冴えわたっています。

 

  なんとか、だいたいのことにメドがたったので、帰りの航空券をとりました。火曜日の16時にブリュッセルから新幹線でパリの空港に向かい、23時発の夜間フライト25日の夕方に羽田に到着します。

 

 

2017. 1. 18

  今日はいま泊まっているホテル(1泊で57ユーロですが快適)を11時前にチェック・アウトして、もっと安いエアB&Bの物件に移動します。来週の火曜まで6する予定です。家主との待ちあわせ時間は15です。この物件の環境が、ネット接続をふくめて良いことを祈ります。あいだの数時間はキャンディさんのところに身をよせる予定です。荷物は重いのでホテルに預かってもらって、15時以降にとりにいこうと思います。

 

  キャンディさん宅をあとにして、15にカギをもらい宿舎のなかをみせてもらいました。まあ、値段40ユーロ)の割には良しとましょう。ここの6します。朝に退去したホテルに預けてあった荷物をとりにいって、ヤドカリの転居もいったん完了しました。月から緊張状態がつづいたので、今日は他には何もせずスローにいきました。

 

 

2017. 1. 17

  役所などにいくと、あいかわらずタライ回しにされる国柄なのですが、インターネットの時代になってから10数年、ベルギー社会もそれなりに変わったようで、いまではオンラインで電話やネット、電気・ガス、テレヴィなどの契約を解除する手続きができることがわかり、午前中だけでかなりスムーズに手続きを進められました。でも実際に解除されるかは、別の次元の問題です。

 

  明日からはさらに安い場所で6ほどして、これらの手続きが完了できるかを見きわめてから、日本に帰ろうと思います。ということで、2か月のあいだにゆっくりと進めようと悠長に考えていたことは、無理矢理に1週間で済ませることになりました。

 

  夕方に旧友のワルテールと会いました。今回の件を説明すると、それは小説みたいな話だなということになりました。僕もそうだと思います。

 

 

2017. 1. 16

  定刻より少し早い5にパリの空港に到着しました。今回は、このまま8にブリュッセル行の新幹線への乗り継ぎが航空券にふくまれています。10時前にブリュッセルに着いて、10時半の電車に乗ってリェージュに戻ってきました。

 

  アパートに着いたのは12時前です。なんだか今回は中庭が異様に荒れています。建物のなかに入ると変です。BH本館のあった最上階の僕のアパートまでいくと、カギが固くて開きません。なんとか苦労して開けると、アパートのなかは無事なようすです。とりあえず暖房をつけようとボイラーのスイッチを押しても手ごたえがありません。最初は電気だけかと思っていましたが、水道も止まっているようです。

 

困ったなと思って何人かの友人に連絡をとると、警察に行くべきだとアドヴァイスされました。警察にいってみると、受けつけの女性が、「そのアドレスは心当たりがある、そう、年末に居住にふさわしくないと認定されたはず」と教えてくれました。いつかはそういうときも来るかなと思っていたので、なんとなくココロの準備はできていました。とにかく、このままでは仕方ないので、近所の安ホテルに荷物をもって移動し、その後1週間ほど泊まれる場所を探しました。

 

 

2017. 1. 15

  さあ、今夜は零時すぎの深夜フライトで羽田からパリに飛びます。到着予定は現地時間の朝5時半ですが、いつも3時半ぐらいに着いてしまいます。それから朝8時の新幹線でブリュッセルへ、さらに10時ごろの普通電車でリェージュへという旅程です。12時前にはベルギーの家に着きたいところです。今回はブリュッセルまでが荷物をふくめた航空会社の担当なので、途中のパリの空港で新幹線を待っているあいだも、勝手にどこかに行くわけにはいきません。そのへんのしばりが面倒ですね。

 

  ということで、今夜はカワゴエを20ごろに出て、羽田空港に22ごろに着くことを目標とします。

 

 

2017. 1. 14

  アメリカの滞在許可証を申請するのに必要な証明写真をとりにいきました。

 

 

2017. 1. 13

  今回の滞在も今日をいれて、あと3となりました。早いものです。やるべきことは、ほぼすべてこなしたと思います。> 夕方に飯田橋で古楽関係者の夜会があったのですが、そこでキャンドル・スタンドを放出することができました。

 

 

2017. 1. 12

  ついに、『ジオコスモスの変容』の出版記念のトーク・イヴェントの告知がでました。38日(水)19時から、銀座ソニー・ビルの6階です。ファンにはたまらない蜜の滴るような時間を、ワン・ドリンク付でお届けします。チケットが売り切れないうちに、急いでください!

 

  『ジオコスモスの変容』の索引のゲラもでてきました。ほぼ問題ナシです。あとは、本体の念校と装丁デザインの微調整の出来あがりを待つだけです。もう大詰めです!

 

 

2017. 1. 11

  15時半から飯田橋で、勁草書房の担当者の方と山田さんとで、『ジオコスモスの変容』の出版のための最終的な打ちあわせをおこないました。昨日にすでに僕と山田さんで準備してあったので、1時間ほどで済みました。山田さんには、本の出版までに勁草ビブリオフィルの「BH叢書のコスモス」に出すために、読者へのメッセージを書いてもらうことになりました。

 

  そもそもジオコスモスとは何なのかを説明するために、『地質学史懇話会会報』のために2001年に書いた僕の記事「地下世界:ライプニッツ以前の地学史研究の課題」をもとにして、日本版ウィキぺディアに記事をつくってみました。どうでしょうか?

 

 

2017. 1. 10

  今日はスローに家のペンキ塗りをします。詳しくはプライヴェート版ブログでどうぞ。

 

  明日の打ちあわせに備えて、夕方に30分ほど山田さんと『ジオコスモスの変容』のカヴァー・デザインについて話しあいました。

 

 

2017. 1. 9

  僕のメールにたいするチグハグな返答から変だなと思っていたら、山田さんは2つあるカヴァー案のうち片方だけしかダウンロードできていなかったようで、昨日は残りの画像へのリンクを電車のなかから送ることになりました。そのときの連絡では、どうやら高熱により寝込んでいるとのこと。索引は今日をメドとしていましたが、果報は寝て待ちましょう!> 22時ごろにカ行まで入った索引がきましたので、つづいて急いで残りの部分をひろって補いました。予定より一日遅らせて、明日の21まで待って何もなければ、これで提出します。

 

 

2017. 1. 8

  すでに年末に連絡をうけていたのですが、ここに書くのを忘れていました。どうやら超豪華論集 『錬金術とルドルフ2』の英語版が、ついにプラハで出版されたようです。ルドルフ2やルネサンスの宮廷文化に関心のある皆さま、これは必携書です。アマゾンでは3から入手可能になるようです。それまでのあいだ、クロルについての僕の寄稿をアカデミアにアップしておきましたので、お楽しみください!

 

  気になったのでアマゾンをチェックしてみたら、『ラウトレッジ版16世紀哲学必携』も明後日には発売されることになっているようです。なんと660で、定価は3万円越えのマッシヴな大冊ですが、今後は避けてとおれないマスト・アイテムとなるでしょう。僕の寄稿「物体とその内的な諸力:自然哲学、医学、錬金術 “Bodies and Their Internal Powers: Natural Philosophy, Medicine and Alchemy,” in Routledge Companion to Sixteenth-Century Philosophy, ed. Henrik Lagerlund et al. (London: Routledge, 2017), 394-410 も収録されています。僕としては通算37本目の海外で出版された論文となりますが、こうした哲学史の教科書的な書物に錬金術について書けたので、それはそれで野心的な作業だったと思っています。

 

 

2017. 1. 7

今日はスローな動きでいきましょう。昨日は、『ジオコスモスの変容』のカヴァー案が2点ほど送られてきましたので、ずっと見比べていました。今日も日がな一日、カヴァー案について考えています。僕としては、どちらも素晴らしいので、ほんとうに細い微調整のリクエストが数点あるだけです。

 

勁草書房のサイトのカタログにも、 『ジオコスモスの変容』のデータが入りました。以前は書影がないうちは動かなかったので、これは良いフット・ワークです。あとは、山田さんから索引があがってくるのを待つのみです。明晩にはいただける予定です。

 

これを機に、2月中旬の出版と38日(水)の出版記念イヴェントを視野に入れて、関連ツイートをまとめる『ジオコスモスの変容』出版カウント・ダウンというコーナーを開設しました。どうぞ、お楽しみください。

 

 

2017. 1. 6

  今日は忙しくなりそうです。年末に受けた健康診断の結果を聞くために午前中に近所のクリニックに行き、午後には歯医者の検診のために中野へ向かいます。そして16時からは池袋で、斉藤さんとシビュラ計画のための打ちあわせをします。

 

忙しかったのですが、各件をスムーズにこなせました。最後に斉藤さんと池袋のジュンク堂にいって、音楽史についての書棚を見ながら、いろいろ意見交換しました。さらに一階に音楽史についての小規模なブック・フェアをやっているのを見つけたのですが、そこにはプラトンケプラーキルヒャーと、なんとも玄人好みのチョイスをしています。

 

 

2017. 1. 5

  今日は11時半にアマデオ君と加藤君と合流して、3月のシカゴ行についての打ちあわせをします。>早いうちにシカゴ行の航空券とホテルを予約することになりました。また加藤君の今後の研究について、いろいろな話ができました。

 

  20時からは、ジオコスモス計画について打ちあわせです。> スムーズに進んで1時間くらいで終わりました。出来あがった校正指示リストを明朝には提出したいと思います。索引は、週明けまでに仕上げることを目指します。

 

 

2017. 1. 4

  両親の金婚式の祝いのためのアイパッド・ミニが届きました。詳しくは、プライヴェート版ブログで。

 

  『ジオコスモスの変容』の第2ゲラの校正指示リスト案がきたので、早速のところチェックしました。明日20から2時間ほど、山田さんと二人でオンライン検討会をします。

 

 

2017. 1. 3

  朝6時起きで羽田空港にクレアを送りにいってきました。そのあとは幾つかの場所を通過して帰ってきました。長い一日でした。

 

 

2017. 1. 2

  今日はスローにいきます。

 

 

2017. 1. 1

  あけまして、おめでとうございます。明日に配信されるメルマガに今年の展望として書きましたが、今年は積年の宿題となっている3つのプロジェクトを大きく前進させることに集中したいと思います。

 

 

 

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