ごくごく個人的な「本」日記
2024年11月
2024. 11. 30 土
今日はスローな動きでいきます。
2024. 11. 29 金
11時にオフィスに着き、細かい作業を幾つかこなして、14時からの錬金術テクストの講読会を待ちました。講読会のあとにアダム君が到着して、セミナーのための準備。そのあと彼の発表でした。週末の発表のために25分にまとめたいようでしたが、早口で読んで32分くらいかかりました。なにかを思いきってそぎ落とし、ゆっくり読んだ方が聴衆には優しいでしょう。慣れていない人には難しい議論かも知れませんが、質疑は充実していたと思います。そのあとは近場のスペイン・バルで、アダム君を囲んで7人での夜会となりました。
つづいて20時半から Zoom
をつないで、魔術研のオンライン公開講座が21時からありました。国立民族学博物館の山中由里子さんを講師に迎え、「医術と魔術のはざまにあるマンドラゴラ」という講演を聴くことができました。マテリアル・カルチャー、ビジュアル・カルチャー、グローバル・ヒストリーが交錯する刺激的なものでした。アーカイヴ動画は、12月15日(日)の21時からプレミア公開します!
2024. 11. 28 木
朝10時のミーティングのあと、16時から事務局ミーティング。夕飯はカキのフリットを食べにいったけれど、キャンペーンは終わっていたので、アヒージョだけ。
次号のメルマガの原稿を推敲して、ドロップしました。配信は、12月2日です。
2024. 11. 27 水
そろそろ次号のメルマガの原稿を準備しないといけないのですが、どうしましょうかね?やっぱり、ほかでは公開できない岩手・青森遠征について書きましょうか?
2024. 11. 26 火
お昼からドイツ語版のリサーチ・ショーケースに参加してきました。ルールとしてドイツ語で話さないといけないので、質疑に参加できないのがもどかしかったのですが、どれが良い発表なのかは分ります。僕が上手いなと思った方々が、審査員賞と聴衆賞を受けとっていました。おめでとうございます。
2024. 11. 25 月
今日はスローな動きでいきます。
2024. 11. 24 日
昨日の夜会で後藤12ハウスという筆名をあたえた学芸員さんと宇宙野マリアさんと朝5時に合流して、まだ暗闇のなかでの八戸名物の朝市を楽しんできました。朝焼けが非常に印象的でした。
11時過ぎの新幹線で大宮に向かい、家に着いたときには14時をまわっていました。ご縁に恵まれ、非常に充実した岩手・青森への遠征でした。
2024. 11. 23 土
14時からのイベントの前に、昼食を兼ねて隣駅にある魚菜市場に行ってみました。やさしい「かっちゃ」のおススメのツブ貝、ヒラメ、中トロを購入し、べつのお店でご飯とイカの丸焼きを入手して昼食としました。
13時にイベント会場に入り、先に来ていたアマンさんと合流し、集まりはじめた人々とおしゃべりしながら、機材の準備などをしていると、あっという間に開始の時間に。少人数でしたが、地元紙『デイリー東北』の記者さんも参加して、質疑も充実したものとなりました。17時からは、同じく『デイリー東北』の偉い方をふくめた5人で、ジャズ喫茶での一次会、名物店プリンス、そして宇宙野マリアさんおススメの多国籍料理店で楽しい夕べを過ごしました。
2024. 11. 22 金
宿舎をチェックアウトして、一守さんと合流し、午前中は10件の本の配達につきあいました。ここプロさんで昼食をとり、一守書店でサイン本の準備などをしてから、駅まで送っていただきました。
新幹線で二戸から八戸に入り、ローカル線を乗りついで本八戸に。そこから徒歩10分くらいで町の中心街に予約してあった宿舎に入りました。夕飯のために町の中心街をウロウロと歩きまわり、決めたお店で夕食をすませ、宿舎にもどりましたが、すぐに寝落ちしてしまいました。
2024. 11. 21 木
朝10時前に家を出て、大宮で11時45分発の新幹線で二戸に向かいました。二戸では、一守書店店主の一守大潤さんに出迎えてもらい、そのまま宿に荷物をおいて、書店に向かいました。薬局に挨拶しに行ったりしたあと、二戸駅ビルにあるローカルFMラジオ局で16時すぎから「ブック・スランバー」のコーナーに出演しました。そのあとは南館コミュニティ・センターでパーティ生配信の準備し、晴れて20時から生配信を敢行できました。とても楽しい仲間たちと時空間でした。
2024. 11. 20 水
朝6時に家をでて8時からの緊急ミーティングをこなし、つづいて10時からの相談会にも同行しました。今日はそれで終わりです。明日から岩手・青森への遠征です。
2024. 11. 19 火
15時からAPWの反省会がありました。これは生産的な時間だったと思います。
そのあとは悠書館さんにお邪魔して、楽しいひと時を過ごしました。アンナ・コムネナの夫が記した『ヒストリア』の邦訳版をいただきました。帯文と挿画は漫画家の佐藤二葉さんで、悠書館さんと僕が二人で話しているときに浮かんだアイデアを、4月のイベント会場で二葉さんに相談して実現したものです。
2024. 11. 18 月
朝10時に執行部ミーティングがありました。午後には科学史家ロンダ・シービンガーをとり巻くイベントがあり、15時からそれに参加するはずでした。しかし一大事案が勃発し、その対応に追われて嵐のような一日は過ぎていきました。
2024. 11. 17 日
今日もスローな動きでいきます。
2024. 11. 16 土
今週は帰国後の時差ボケ期間に出ずっぱりで厳しかったので、週末はスローな動きでいきます。
2024. 11. 15 金
12時にオフィスに行き、年末調整のための書類を提出しました。つづいてセミナー生のムスカさんと食事をしながら、勉強法について話しました。14時からは国際セミナー「クインテッセンス」で、古代ローマの呪詛板についての発表を聴きました。質疑も充実したものとなり、なかなか盛りあがりました。さらに錬金術テクストの講読会を行ない、スカイバーで楽しい時間を過ごしました。最後にアキコさんとアマデオ君の3人で銀座のオステリア・ダ・アダを試してみました。3人で2杯ずつとヴェネツィア料理風の小皿8種類で、一人2000円という天国のような場所でした。
2024. 11. 14 木
今日は16時からの事務局のミーティングのあとに、八坂書房の八尾さんと夜会をもち、ながながと同人誌『エリクシル』と出版業界について、いろいろな話をしました。非常に楽しかったです。
2024. 11. 13 水
僕もいろいろお手伝いした「自然という書物」展を企画・運営した町田にある国際版画美術館の学芸員・藤村さんが、西洋美術振興財団の学術賞を受賞し、今日はその授賞式とレセプションのために16時から上野の精養軒に招待されていました。会場ではアウェイ感が半端ありませんでしたが、博物画商のドゥーベさんがすぐに声をかけてくださり、さらに2008年ごろにベルギーのBH本館に遊びに来たことがあるアスカさんと再会しました。失礼なことに、まったくそのことを覚えてもいず、大失敗をしましたね。なんと!アスカさんは国立西洋美術館の研究主任となっていました。
2024. 11. 12 火
羽田には定刻どおりの14時すぎに到着しました。荷物は多くなかったので、モノレールと電車でカワゴエに向かいました。
2024. 11. 11 月
2時間ほど仮眠をとって、朝4時の空港シャトルでラガーディア空港に向かいました。しかし羽田までの飛行時間が11時間と短いミネアポリス便に乗るための最初のフライトがキャンセルとなり、アトランタ経由に振替えとなりました。アトランタからの羽田便は14時間半かかります。それでもスムーズなフライトだったと思います。
2024. 11. 10 日
朝10時のフライトのために、朝7時に空港シャトルに乗り、空港を目指しました。空港で台湾から来ていたケヴィン(チャン)と出会って、いろいろ立ち話をしました。フライトはスムーズで定刻どおりに22時にニューアークに着きましたが、荷物が出てくるのに時間がかかり、電車の連絡も悪く、宿舎についたのは午前1時すぎとなっていました。
2024. 11. 9 土
朝8時に宿舎のロビーに集合して、ウシュマルの古代ピラミッドを巡検するツアーに参加しました。バスで2時間ほど離れた場所にあります。灼熱のなか、優秀なガイドさんのおかげで、とても楽しくマヤ文明とピラミッドの成立ちや役割を身近に学ぶことができました。来てよかったです。
2024. 11. 8 金
朝7時のフライトのために5時に空港に到着してチェックインしました。まずはメキシコ・シティまで4時間のフライト。そしてさらに2時間半のフライトがあります。15時すぎに現地について、空港バスに乗り、45分くらいで市内に入りました。宿舎横のバス停で降りて、宿舎にスムーズにチェックインできました。ふう。
夕方に近場のタコス屋で高レヴェルのタコスをいただき、宿舎の温水プールに浮かびました。
2024. 11. 7 木
今日からメキシコのユカタン半島の都市メリダに向かいます。まずは電車でニューアーク空港に向かい、空港近くで一晩過ごします。
2024. 11. 6 水
増刷を発注していた同人誌『エリクシル』が、印刷所から届いたようです。これで欲しい人に、より幅ひろく届けることができるようになりました。お待たせしていた皆さま、これから準備を進めます!
2024. 11. 5 火
故人となったアンドリュ・ウィークスが訳していたパラケルススの宇宙論・気象論についてのテクスト群を、ディディエがまとめたものが、『宇宙・気象論書』 Paracelsus, Cosmological
and Meteorogical Writings (Brill, 2024) となって出版されました。ありがたいことに著者献本を一冊いただきました。
受領の通知メールをディディエにおくったら、「この一冊を君に送らないことは微塵も考えなかったよ。パラケルスス研究は君と一緒に始めたのであって、君がいなければ、おそらく続けていなかっただろう」という返事をいただきました。なんとも泣かせる言葉ですね。
2024. 11. 4 月
大統領選挙の前日ということで、不思議な空気が漂っています。黒猫のアロー君と時間を過ごし、夕方に寿司職人ジミーが務めている新しいお店に行きました。いつもながら良くしてもらいました。
2024. 11. 3 日
12時前に家を出て、羽田空港を目指しました。14時ごろに到着し、チェックイン。デルタのラウンジで17時まですごし、17時半発のフライトでミネアポリスへ。この経由地を初めて試しましたが、最初のフライトが11時間と比較的に短いので楽でした。入国審査を済ませ、19時半にニューヨークのラガーディア空港に到着。改装して、なかなか綺麗になっています。空港シャトルで移動して、電車で家路に向かいました。全体的にスムーズな移動でした。
2024. 11. 2 土
最終日となる第3日は、10時から「ブックプロポーザル・クリニック」をパネル・ディスカッション形式で開催しました。こちらは録画しましたので、あとで有効利用できるかと思います。バイト生たちと昼食を食べたあとに、個人面談のつづきとして3名の方、3件の個人面談をおこないました。なかでも、国連職員だった方と知り合いになれたのは良かったです。すべてのスケジュールが終了したのは、16時すぎでした。
これで今年度のメイン・イヴェントを成功裏に遂行できたと思います。とくに面談をふくめ、対面で参加された方々からは、「本当にありがとう」という言葉をいただき、とても嬉しかったです。新センターの目玉事業として、恥じないものになったと思います。
2024. 11. 1 金
今日は配信はなく、個別面談だけの日となりましたが、朝に電車の遅れで冷や冷やしました。会場につくと、すでにスプリンガー社と最初の方の面談がはじまっていました。来年への反省として、僕も宿舎をとって近場にいる方が良いと思います。
午前と午後をあわせて、総勢7名、都合12件の面談をおこないました。19時からは、上野の韻松亭というところで夕食会がおこなわれました。