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ごくごく個人的な「本」日記

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20181

 

2018. 1. 31

 久しぶりに薇十字の覚醒のコーナーをアップデートして、重要なアイテムをつけ加えました。2010年に出ていた邦訳論文ですが、申し訳ないことに挿入するのを怠っていました。著者は、チェコにおけるコメニウス研究の大家です。

 

U・ウルバネーク 「彗星、世界の終末と薔薇十字思想の流行:チェコ・プロテスタント知識人の終末論的待望

『友愛と秘密のヨーロッパ社会文化史』 (東京大学出版会、2010年)、133-154

 

  ドイツにおられる N さんからメールで連絡があり、昨日ここに書いた論文をスマホの写真で撮れるというオファーをいただきました。これは、どうもありがとうございます。ふかく感謝いたします。この夏にもポーランドからアンナさんに史料を送ってもらったときにも感じましたが、いまのスマホはとても優れていますね。

 

 

2018. 1. 30

  今日は朝8時から、カズ君の英語の原稿について話しあいました。なかなか素晴らしい論文となりました。ベイコン研究の歴史に残ると思います。このあとクレアにプルーフ・リーディングしてもらいます。そのあと、アダム君とルー君と幾つかブックガイドの寄稿についてやり取りました。

 

  ながらくヘルプ!のコーナーに入っていたアイテムを2つほど、住田君に見つけていただいきました。感謝です。それで気がついたのですが、以下のアイテムを見つけられる方はいますでしょうか? じつはこの論集、書物史の文脈で検閲などの問題をみるものだと気がつきました。収録論文の半分は英語です。

 

「イタリアの諸大学における知的自由:霊魂の不滅性についての論争」

Paul F. Grendler, “Intellectual Freedom in Italian Universities: The Controversy over the Immortality of the Soul,”

in Le contrôle des idées à la Renaissance, ed. J. M. de Bujanda (Geneva: Droz, 1996), 31-48.

 

 

2018. 1. 29

  先日ここに書いた『ルネサンス哲学の百科事典』の問題点は、ひとつはエントリーそのものの削除、もうひとつはリジェクトもありということで片づきそうです。

 

  学術雑誌 『科学史研究』 の最新20181月号で、山田さんの 『ジオコスモスの変容』 について、武田裕紀さんによる書評が掲載されました。「きわめて貴重な研究」で、「次の世代の研究のためにじつに有益な理論的・歴史的な読解格子を提供」と、とても高い評価をいただきました。僕としても、大変うれしいところです。

 

 

2018. 1. 28

  ブックガイド計画への寄稿は85まできました。なかにはインフレンザにかかって苦しんでいる方もいるようですが、この週末でガンバってくれている方々も多いでしょう。なかでも、斉藤さんによる名須川さんの『デカルトにおける〈比例〉思想の研究』の紹介は素晴らしかったです。

 

 

2018. 1. 27

  昨日は微妙という表現をつかいましたが、僕は根本的に勘違いしてました。このカルダーノにつての寄稿は、どう考えてもダメです。いくら書きなおしを命じても、まったく改善される見込みはないでしょう。なにかが基本的に間違っています。スプリンガー書店のつくった編集プラットフォームには、アクセプト見直ししかないので困りました。リジェクトする方法はないのか尋ねるメールを書きました。リアクションを待ちましょう。

 

  あの知泉書館がツイッターをはじめたようです。「在庫の山に埋もれそうなアンビバレントな日々」について、つぶやいていくらしいです。もうちょっと真剣に本の売り方を考えても良いのかも知れませんね。

 

 

2018. 1. 26

  スプリンガー書店の『ルネサンス哲学の百科事典』の方は、担当している医学のセクションも残りの記事が3となりました。このうち1本は僕自身の寄稿で、ほぼ原稿はできています。もう一本はカルダーノについての微妙なもの、そして最後はエントリー自体を削除してもらっても良いものです。

 

  ずっと確認していなかったのですが、同じところに菊地原君と寄稿した記事「徴の理論」は、2年間で世界中から189もダウンロードされていました。ちなみに、僕の記事「種子の理論」は169です。徴の理論の人気がわかりますね。興味を持たれた方は、ぜひとも菊地原君の『パラケルススと魔術的ルネサンス』を手にとってください。

 

 

2018. 1. 25

  ながらくサブとして使っていたメアド hiro.hirai@nifty.com は今月末で使えなくなります。メインのメアド hhirai2@gmail.com をお使いください。

 

  ブックガイドは、予定されている120のうち82が集まり、のこり38となりました。つまり、3分の2というところです。遅れているのは、複数の記事を担当している方が多いと思います。それでも、すでに大半からは少々遅れるという連絡をもらっています。連絡のない方には、これから一人一人お伺いをたてていきます。

 

 

2018. 1. 24

  次号のメルマガをドロップしました。「占星術いろいろ」と題して、あの鏡リュウジさんと一緒に『ルドルフ二世とその驚異の世界展』を見学した話、それから占星術特集について書いています。22の配信です。

 

つづいて、スプリンガー書店の『ルネサンス哲学の百科事典』の作業をしました。こちらも僕の担当セクションは、残り4まできました。遅れに遅れている計画ですが、終わりまでもう少しですね。

 

  僕としたことが、ブックガイド計画の関連ツイートをまとめることを忘れていたので、遅ればせながら作成しました。こちらです。お楽しみください。

 

 

2018. 1. 23

  好評いただいているブックガイド計画からのウェブ連載、ついにその6が一般公開されました。パオロ・ロッシの名著『普遍の鍵』の大学院生の加藤ルー君による紹介です。こちらから、どうぞ!

 

  またやっとのことで、ヨシ君ともタイミングをあせることができました。お待たせして申し訳なかったです。

 

  昨日ダウンロードした占星術特集について各所に告知しております。同時に、この特集号を準備しているあいだに、これまたオブスキュアな場所から出版された論集を見つけました。『マシャ・アラーからケプラーまで:中世・ルネサンスの占星術における理論と実践From Masha' Allah to Kepler: Theory and Practice in Medieval and Renaissance Astrology, ed. Charles Burnett & Dorian Greenbaum (Sophia Center Publication, 2015) という題名で、500頁を超える大冊ですが、はたしてどのくらい充実しているでしょうか?楽しみです。

 

 

2018. 1. 22

いろいろあって、ずいぶんと時間がかかった占星術特集ですが、収録されている ESM 誌の最新号オンライン版がアメリカの大学ではアクセスできるようです。ブリル書店の公式サイトには、まだアップされていません。ちょっとヤキモキしますね。> マヌケなことに、見るべきところを間違ってました。無事にダウンロードできました。興味のある方は DM ください。

 

  ヨシ君と話すことになっているのですが、申し訳ないことに時差の関係もあり、なかなかタイミングがあいません。その一方でアマデオ君とは、今年のいろいろな作業の手順について30ほど話しあうことができました。彼もたくさん仕事を抱えていて大変そうです。

 

 

2018. 1. 21

  やっとのことで宿題となっていたカズ君の原稿をチェックできました。時間をとって話しあい、そのあとクレアにプルーフ・リーディングをしてもらう予定です。

 

 

2018. 1. 20

   締め切りに間にあわなかった人々に、どんな感じなのか聞きはじめています。

 

 

2018. 1. 19

  すこしペースダウンしていますが、ブックガイドへの寄稿をチェックしたり、各方面と連絡をとったりしています。いったん校了となった原稿がだいぶ増えてきました。あと一息で、締め切りどおりに集まった原稿のチェックを終えることができます。

 

 

2018. 1. 18

  ブックガイドへの寄稿のチェックはつづくのですが、今日はちょっと目先を変えて、自分の担当分も進めることにしました。過去に書いた紹介文や書評をもとに4ほど書きあげました。少し寝かしてからフレッシュな目で読み返してみます。まだまだ残りは6あります。あまりに多くて首が回らなくなったら、幾つかを2次公募にかけようと思います。

 

 

2018. 1. 17

  昨日は頑張りすぎたのでしょう。今日は一日の作業で、7どまりでした。でも、最後にチェックしたヨシ君による紹介記事にはふかく感動しました。これはスゴイ!これまで読んだ70のなかでは、指折りの一本です。

 

 

2018. 1. 16

  今日はさらに加速させて、一日がかりでブックガイドへの寄稿を10ほどチェックしました。今日見たものは、どれもそれほど手のかからないもので、スムーズに作業が進みました。やはり文字数を980に抑えてもらうと、とても楽です。

 

 

2018. 1. 15

  今日アメリカはキング牧師を記念する祝日ですが、昨日のつづきとしてブックガイドへの寄稿を7ほどチェックしました。どれもそれほど手のかからないもので、助かっています。

 

 

2018. 1. 14

  どんどん集まってきているブックガイド計画への寄稿から、今日は午後からリハビリ的に4の原稿をチェックしました。これは少しづつではあっても、コツコツと進めていかないと、あとで大変になります。

 

 

2018. 1. 13

  ということで、朝5時過ぎから起きて、ゆっくりと荷をほどいています。23日はスローな動きで、時差ボケの克服に専念します。幸いに天気が良くなり、陽の光には春の予兆を感じます。これから3月末のルネサンス学会までは、とくかく溜まっている作業で、とても忙しくなると思います。

 

 

2018. 1. 12

  11時前に宿をチェック・アウトして、12の電車でフィラデルフィアに向かいました。大雨のため、そのあとの車での移動は大変でした。18には眠たくなったので、無理せずに休むことにし、21まで眠りました。そのあとは12時過ぎから翌朝5時過ぎまで眠ることができました。

 

 

2018. 1. 11

  10すぎに家を出て、荷物が多いので池袋から羽田までは空港バスに乗ります。フライトは1640分発の予定です。10時間半でロスに着きます。そこから3時間後に、ニューヨーク便に乗りかえます。到着は現地時間の20すぎになるので、フィラデルフィアに着くのはかなり遅い時間になると思います。

 

  ロスに到着してからの入国審査で思わぬハプニングがあり、ニューヨークへの乗継便を逃しました。2時間後の便に振りかえてもらい、到着したのは22時でした。市内に入ったところで時間切れとなり、急きょ宿をとってカラダを休めることにしました。ペン駅からすぐ近くの宿ですが、悪いところではありませんでした。

 

 

2018. 1. 10

  今日は今回の一時帰国の実質的な最終日です。いろいろな買い物をかねて、カワゴエの町にでました。

 

 

2018. 1. 9

  ブックガイド計画からのウェブ連載は、ありがたいことに各方面から好評いただいています。新春早々、その5として豊岡愛美さんによる『ボッティチェリ《プリマヴェラ》の謎』の紹介が公開されましたこちらです。皆さん、要チェックです!

 

 

2018. 1. 8

  今日はスローな動きでいきます。木曜日の出発を控えて、旅行カバンの整理などをしています。

 

 

2018. 1. 7

  撮った動画を簡単に編集しながら、昨日の研究会での知的興奮を反すうしています。懇親会もふくめ、とても素晴らしい会でした。編集済みの動画は、機会をみて公開したいと思います。関連ツイートをまとめておきました。> 纏めの方は短い時間で延べ650人の訪問者をえました。

 

 

2018. 1. 6

  一週間にもみたない短期間の告知にもかかわらず、緊急研究会「知の編集術」は、素晴らしい機会となったと思います。3本のオリジナルな発表にたいして、質疑応答では逸見さんや赤江君、山本コージ君をはじめとする参加者の皆さんから、非常に有益なコメントをいただけました。根津までそぞろ歩きしたのちに、ワインバーで懇親会となりました。

 

 

2018. 1. 5

  緊急研究会「知の編集術:初期近代ヨーロッパの偽書、言語、百科事典」の会場が決まりました!東洋大学の白山キャンパス6号館の3階、6303号室です。明日土曜日の13から16時半の予定です。参加は無料、予約は要りません。最寄駅は、地下鉄三田線の白山駅か南北線の本駒込駅です。そのあとに楽しい新年会があります。そちらだけの参加も歓迎です。

 

 

2018. 1. 4

  今日は体調を整えるためにスローな動きでいきます。

 

  とあるお方のご厚意で、渋谷の東急文化村で開催されているルドルフ2世展に参加できることになりました。日程的に無理だなと諦めていたので、とても嬉しいお年玉です。9日です!

 

 

2018. 1. 3

  一足先にアメリカに帰るクレアを送りだすために羽田空港までいってきました。

 

 

2018. 1. 2

  メルマガが発送されたようです。例年の年頭には恒例となりましたが、今回は2017年を回顧して、2018年の展望を語ります。

 

 

2018. 1. 1

  年始の緊急研究会は、16日(土)に白山の東洋大学で開催されることになりそうです。「知の編集術:初期近代ヨーロッパの偽書、言語、百科事典」というタイトルで、加藤ルー君や久保田静香さん、そして僕の発表をおこないます。緊急告知ツイートは30リツイートを越え、妙な盛りあがりを見せています。

 

 

 

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