BHメイトのアウト・プット


 

BHにつどう研究者の皆さん(メイト)のお仕事を紹介します。
卒論、修論、博論、投稿論文、研究計画その他、何でも載せます。

 

 

新作 (2014年)

 

坂本邦暢

--- 変容する存在の大いなる連鎖 中世とルネサンスにおける最善世界論」 『西洋中世研究』?巻(2014年)、?-?頁。

 

 

ヒロ・ヒライ+小澤実・編

--- 知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』 (中央公論新社、20143月)

 

--- 知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』 キンドル版 (中央公論新社、201412月)

 

桑木野幸司

--- 叡智の建築家:記憶のロクスとしての1617世紀の庭園、劇場、都市』 (中央公論美術出版、20141月)

 

 

 

 

 

新作 (2013年)

榎本恵美子

--- 天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』 (勁草書房・BH 叢書20137月)。

 

菊地原洋平

--- パラケルススと魔術的ルネサンス』 (勁草書房・BH 叢書201312月)。

 

平岡隆二

--- 南蛮系宇宙論の原典的研究 (花書院、2013年)。 専用頁

 

 

 

 

新作 2012年)

赤江雄一

--- 説教と学問的手続き:中世後期における説教者たちの葛藤」 メガ・シンポ発表。

 

小澤実

--- ゴート・ルネサンスとデンマーク・ルーン学の成立:オラウス・ウォルムス(1588-1655)の著作を中心に」メガ・シンポ発表。

 

加藤喜之

--- スキャンダラスな神の概念:スピノザ哲学と17世紀ネーデルラントの神学者たち」 メガ・シンポ発表。

 

桑木野幸司

--- 記憶と方法:シェンケルの『記憶術の宝庫』(1610年)における叡智の家について」 メガ・シンポ発表。

 

坂本那暢 Kuni Sakamoto

--- “Julius Caesar Scaliger, Reformer of Renaissance Aristotelianism: A Study of Exotericae Exercitationes東京大学学位請求論文、2012

--- アリストテレスを救え:16世紀のスコラ学とスカリゲルの改革」 メガ・シンポ発表。

 

坂井建雄・澤井直

--- 「ブールハーフェ(1668-1738)の『医学教程』」『日本医史学雑誌』 58巻(2012年)、357–372頁。

 

柴田和宏

--- フランシス・ベイコンと17世紀初頭の英国における生命観」 メガ・シンポ発表。

 

平岡隆二

--- パライソの場所:キリシタン布教と宇宙論」 メガ・シンポ発表。

 

 

 

 

新作 2011年)

菊地原洋平

--- 書評「パラケルスス 澤元亙・訳 惑える医師たちの迷宮 (ホメオパシー出版、2010年)」 『化学史研究』 38巻(2011年)、44-46 PDF

 

桑木野幸司 Koji Kuwakino

--- 著作賢き建築家:16世紀と17世紀における記憶スキームとしての庭園、劇場、都市  L’architetto sapiente: giardino, teatro, città come schemo mnemonici tra il XVI e il XVII secolo, Florence, Olschki, 2011.  Amazon

--- 論文「庭園設計家ヴァザーリ」、野口昌夫・編『ルネサンスの演出家ヴァザーリ』 (白水社、2011年)、202-269 頁。 Amazon

--- 翻訳・ヴォーン・ハート、ピーター・ヒックス編『パラーディオのローマ:古代遺跡・教会案内』 (白水社、2011年)。

--- 日本学術振興会賞受賞  

 

坂本那暢 Kuni Sakamoto

--- 特集「新しいベイコン像を求めて:神学、寓話解釈、物質理論」主宰 『科学史研究』 50 (2011), pp. 9-42.  Amazon

--- 論文「質料に宿る量と力:フランシス・ベイコンにおける諸学の統一性」 『科学史研究』 50 (2011), pp. 31-36.  PDF

--- 論文「セネカの遺産としての折衷主義ユストゥス・リプシウスにおける悪と宇宙周期」 “Eclecticism as Seneca’s Heritage: Evil and the Cosmic Cycle in Justus Lipsius”, in Hiro Hirai and Jan Papy (eds.), Justus Lipsius and Natural Philosophy (Brussels: Royal Academy of Belgium, 2011), pp. 97-106.

 

柴田和宏 Kaz Shibata

--- 論文「フランシス・ベイコンにおける濃と希:物質理論、精気、自然の支配」 『科学史研究』 50 (2011), pp. 25-30.

--- 博論計画『フランシス・ベイコンの生物学的アイデア』 “Francis Bacon’s Biological Ideas”

--- 論文計画「フランシス・ベイコンの原子論と学問の2つの目的」

 

田邊まどか Madoka Tanabe

--- 論文「ゴンゴラの『孤独』第1部の祝婚歌における伝統と革新」 “Tradición e innovación en el ‘Epitalamio’ de la primera Soledad,” Analecta Malacitana, 30 (2011), pp. 59-89.  PDF

 

高橋厚 Adam Takahashi

--- 国際会議主催『アヴェロエスの自然哲学とその欧州における受容』 “Averroes’ Natural Philosophy and Its European Reception” (Radboud University Nijmegen, 17-18 June 2011). 

--- 発表「アヴェロエスとアルベルトゥスの宇宙的霊魂について」 “Averroes and Albert the Great on the Cosmic Soul” (Radboud University Nijmegen, 18 June 2011).

 

 

 

 

新作 2010年)

小川浩史

--- 論文「ハプスブルク宮廷におけるディーとクーンラートのキリスト教カバラ思想 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

菊地原洋平

--- 論文「パラケルススと本草学的伝統:ルネサンス博物学の一面」 『生物学史研究』 84 2010年) 19-36頁。

--- 論文「パラケルススの預言書の位置付け:ルネサンス社会における占星術とキリスト教倫理」 『化学史研究』 38 2010年) 1-13頁。

--- 論文「記号の詩学:­パラケルススの「徴」の理論」 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

桑木野幸司

--- 論文「百科全書的空間としてのルネサンス庭園 『ミクロコスモス』 1 2010年)

--- 論文「ルネサンスの建築史:ピタゴラス主義とコスモスの表象 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

坂口さやか

--- 論文「アーヘン《トルコ戦争の寓意》シリーズに見られるルドルフ二世の統治理念:《ハンガリーの解放》考察を通して 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

坂本那暢 Kuni Sakamoto

--- アメリカ科学史学会・発表「ユリウス・カエサル・スカリゲルの宇宙論における神、知性、そして天使」 “God, Intellect and Angels in the Cosmology of Julius Caesar Scaliger” (モントリオール、2011116)

--- 論文「ユリウス・カエサル・スカリゲルにおける天地創造、三位一体論、そして古代神学」Creation, Trinity and prisca theologia in Julius Caesar Scaliger,” Journal of the Warburg and Courtauld Institutes 73 (2010), pp. 195-207.  PDF

--- 書評「平井浩編『ミクロコスモス:初期近代精神史研究 第1集』」 『化学史研究』 37 (2010), pp. 201-203.  PDF

 

澤井直

--- 論文「ルネサンスの新しい身体観とアナトミア:西欧初期近代解剖学史の研究動向 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

高橋厚 Adam Takahashi

--- アメリカ科学史学会・発表「アルベルトゥス・マグヌスの『天空と世界について』における生きている天空」The Heaven’s Animation in Albert the Great’s De caelo et mundo(モントリオール、2011116)

 

田窪勇人

--- 論文「ノストラダムス学術研究の動向 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

東慎一郎

--- 論文「伝統的コスモスの持続と多様性:イエズス会における自然哲学と数学観 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

平岡隆二

--- 論文「画家コペルニクスと「宇宙のシンメトリア」の概念:ルネサンスの芸術理論と宇宙論のはざまで」 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

山田俊弘

--- 論文「ニコラウス・ステノ、その生涯の素描:新哲学、バロック宮廷、宗教的危機 『ミクロコスモス』 1 2010年)

 

 

 

 

新作 (2009)

Ryuji Hiraoka             

--- 論文「クラヴィウスとキリシタン時代の日本における彼の天文学的なデータ」Clavius and His Astronomical Data during the ‘Christian Century’ in Japan”, Historia Scientiarum, 18 (2009), pp. 213-236.

 

桑木野幸司

--- 論文「知の編集空間としての初期近代イタリアの庭園:Agostino Del Riccio の理想苑構想におけるインプレーザ、エンブレム、常套主題 loci communes)」『地中海学研究』、第32 2009年)、3-28頁。

--- 論文「建築的記憶術、あるいは魂の究理器機:初期近代の創造的情報編集術とムネモシュネの寵児たち」 『思想』 1026 (2009)27-49頁。

 

Kuni Sakamato

--- 論文「ドイツ人ヘラクレスの裔ピエール・ガッサンディにおけるケプラーのアイデアの受容」 “The German Hercules’s Heir: Pierre Gassendi’s Reception of Keplerian Ideas,” Journal of the History of Ideas, 70 (2009), pp. 69-91.  PDF

--- 論文「セネカと折衷主義:ユストゥス・リプシウスにおける悪と宇宙周期」 哲学』、第60号、2009年、185-200頁。 PDF

--- 書評「ヒロ・ヒライ『ルネサンスの物質理論における種子の概念』」  “Review of Hiro Hirai, Le concept de semence dans les théories de la matière à la Renaissance: de Marsile Ficin à Pierre Gassendi”, Historia Scientiarum, 18 (2009), pp. 237-242.  PDF

--- 論文「フランシス・ベイコンにおける創造と摂理の原子論的解釈:テレジオ批判とセヴェリヌス受容」『科学史研究』、第48巻 2009年)、214-223 PDF

 

Adam Takahashi

--- 論文「アルベルトゥス・マグヌス『天と世界について』における宇宙論的生物学と神学」 “Cosmic Biology and Theology in Albert the Great: From Heaven’s Animation to Instrumental Causality of the Universe” 鋭意執筆中

 

 

 

 

新作 (2008)

菊地原洋平

--- 論文「パラケルススの梅毒論とグアヤック批判」 『化学史研究』 36 2008年) 1-16頁。

 

平岡隆二

--- 論文「イエズス会の日本布教戦略と宇宙論: 好奇と理性、デウスの存在証明、パライソの場所」『長崎歴史文化博物館研究紀要』、第3号、2008年、43-73頁。

--- 論文「南蛮宇宙論におけるクラヴィウス:ゴメス『神学要綱』中の天文学的数値をめぐって」『科学史研究』、47巻、2008年、95-111頁。

 

桑木野幸司

--- 論文「プロスペローの苑:初期近代の幾何学庭園における世界表象」『建築と植物』 (INAX出版社200810)146-168頁。

 

田邉まどか

--- 論文「ゴンゴラの『ポリフェモ』と牧歌の系譜」, Hispanica, 52 (2008), pp. 145-164.

 

Christophe Poncet

--- 論文「ロレンツォの決断」 “The Judgment of Lorenzo”, Bruniana & Campanelliana, 14 (2008), pp. 541-561.

 

Kuni Sakamato,

--- 発表「スカリゲルにおける神的な第元素としての霊魂の理論」 “Julius Caesar Scaliger’s Theory of the Soul as the Divine Fifth Element” (ナイメーヘン大学サマースクール発表)

--- 論文「「ヘラクレス」を継ぐ者:ピエール・ガッサンディによるケプラー受容」 『哲学・科学史論叢』 10 (2008), pp. 145-173.  PDF

 

Adam Takahashi

--- 論文「アルベルトゥス・マグヌスの自然哲学における自然、形成力、そして知性」 “Nature, Formative Power and Intellect in the Natural Philosophy of Albert the Great”, Early Science and Medicine, 13 (2008), pp. 451-481.

--- 論文「『自然の作品は知性の作品である』中世アリストテレス主義自然哲学における『生成』の論理」、金森修(編)『エピステモロジーの現在』、慶應義塾大学出版会、2008年、347-368頁。

--- 発表「熱、星辰的知性、人間霊魂:アルベルトゥス・マグヌスの生理学的宇宙論」 “Heat, Celestial Intellect and Human Soul: The Physiological Cosmology of Albert the Great” ナイメーヘン大学サマースクール発表

 

 

 

 

新作2007

平岡隆二

--- 論文「写本『天文方書留』に見る南蛮・蘭学系天文学の混在」 『科学史研究』、47巻、2007年、65-77頁。

 

Koji Kuwakino

--- 博士論文 ‘Ut sapiens architectus’ : giardino, teatro, città come schemi mnemonici nell’età moderna (XVI-XVII secolo), tesi di dottorato, Università degli studi di Pisa, 2007.

賢キ建築家ノゴトクニ:初期近代の記憶術的シェーマとしての庭園、劇場、都市』 (ピサ大学2007年度博士論文)

--- (共訳)『レオナルド・ダヴィンチ:天才の実像展』 (朝日新聞社NHKNHKプロモーション、2007)

 

Sayaka Sakaguchi

--- “Sailing Ship Caught in a Storm as an Emblem of Rudolf’s II Political Power,” Studia Rudolphina, 7 (2007), pp. 119-125.

 

 

Adam Takahashi

--- 修論「アルベルトゥス・マグヌスの自然哲学における自然、形成力、そして知性」 “Nature, Formative Power and Intellect in the Natural Philosophy of Albert the Great” (慶應義塾大学2006年度修士論文).

--- 博論計画『知性と自然アルベルトゥス・マグヌスの哲学におけるギリシア・アラビアの遺産』  “Intellect and Nature : Greek and Arabic Heritage in the Philosophy of Albert the Great,” Ph. D. Project for Nijmegen.

 

 

田邉まどか

--- 修論「ゴンゴラの『孤独』のもう一つの光景愛という枠組み」Otro paisaje de las Soledades de Gongora : el marco amoroso” (Trabajo de investigacion, Universidad de Cordoba, 2007).

 

 

 

 

新作2006

桑木野幸司

--- 論文 “Edificio dell‘anima’: alcune chiese in Giappone progettate da Tadao Ando,” Architetture pisane, 10-11 (2006), pp. 40-44.

--- 論文「初期近代の百科全書的ミュージアムと情報処理システムの空間化」『科学史研究』45 2006年)、251-255頁。

 

澤井直

--- 澤井直・坂井建雄「ガスパール・ボーアンにおける筋の名称について」『日本医史学雑誌』 52 (2006)601-630頁。

--- 坂井建雄・池田りょう太郎・澤井直「ガレノス『静脈と動脈の解剖について』:ギリシャ語原典からの翻訳と考察」『日本医史学雑誌』 52 (2006)211-272頁。

 

Shin Higashi

--- 博士論文『16世紀に数学を想う』 Penser les mathématiques au XVIe siècle, thèse de doctorat, Université de Tours, 2006. (フランス・トゥール大学、博士論文、2006年)。

 

平岡隆二

--- 論文「『乾申弁説』の諸写本の研究」 長崎歴史文化博物館研究紀要』、第1号、2006年、51-63頁。

 

本間栄男

--- 論文「17世紀ネーデルラントにおけるルネサンス生理学」『哲学・科学史論叢』 8 (2006)1-63頁。

--- 論文「消化という物語を〈わかる〉:17世紀西欧生理学の理解と認知」『UTCP研究論叢』 5号(2006年)、27-44頁。

 

Toshihiro Yamada

--- 論文 “Kircher and Steno on the ‘Geocosm,’ with a Reassessment of the Role of Gassendi’s Works,” in G.B. Vai & W.G.E. Caldwell (eds.), The Origins of Geology in ItalyBoulder, Geological Society of America, 2006, pp. 65-80 [Geological Society of America Special Papers, 411].

 

 

 

 

新作 2005年)

桑木野幸司

--- 論文「アニムス(心)教育の普遍的劇場あるいはコモンプレイスの展覧:ザムエル・クヴィヒェベルク『広壮なる劇場の銘あるいは標題』(1565)における理想のミュージアムと書記情報処理システムの空間化」『日本建築学会計画系論文集』、第590 20054月)、195-200頁。

 

Ryuji Hiraoka

--- 論文「キリシタン時代のイエズス会宇宙論書ペドロ・ゴメスの『天空論』 その1) “Jesuit Cosmological Textbook in ‘the Christian Century’ Japan : De sphaera of Pedro Gomez (pt. 1)”, SCIAMVS, 6 (2005), pp. 99-175.

 

 

 

 

新作 2004年)

赤江雄一

--- 博士論文 A Study of the Sermon Collection of John Waldeby, Austin Friar of York in the Fourteenth Century, Ph. D. diss., Univ. of Leeds, 2004.

14世紀ヨークのアウグスティヌス隠修会士ジョン・ウォールドビーの説教集の研究』

 

岩田雅之

--- 論文 “Die Erde schwebt in der Luft. Die musikalische Poesie am Übergang zwischen Körper und Seele bei Novalis” 『ゲーテ年鑑』、第462004 135-162頁。ゲーテ賞受賞

 

小澤実

--- 論文「エーリク勝利王と紀元千年直前のバルト海世界」『史学雑誌』、113 2004年)、1-37頁。

--- 論文「ゴームの足跡を求めて:ヒストリオグラフィと文字資料の中のゴーム老王」『北欧史研究』、21号(2004年)、1-19頁。

 

桑木野幸司

--- 論文「初期近代イタリアの幾何学庭園デザインにみられる天界の表象:G. B. フェッラーリ『フローラあるいは花々の栽培』(1638)の庭園デザイン理論の分析から」『日本建築学会計画系論文集』、第576 20043月)、197-202頁。

 

高橋厚

--- 発表「デミウルゴスの痕跡:アルベルトゥス・マグヌス『鉱物論』における自然理解に組み込まれた製作者の観念」 3回BHミーティング発表。

 

俵章浩

--- 修論『イブン・シーナー「医学典範」第1巻第1部における精気の理論』 (東京大学大学院総合文化研究科修士論文、2003)53頁。

 

本間栄男

--- 論文17世紀 Leiden 大学の医学教授たち付録登場人物略伝」 『哲学・科学史論叢』、第6 (2004)1-28頁。

--- 論文「『エピクロスへの注釈』(1649年)におけるガサンディの生理学」『化学史研究』 31 (2004)163-178頁。

 

山田俊弘

--- 論文「地球論におけるデカルト対ガッサンディ:特にステノとの関係を考慮して」 『哲学・科学史論叢』、第6 (2004)131-167頁。

--- 論文「ウァレニウス『一般地理学』(1650)と17世紀地球論」 『科学史研究』、43 2004年)、1-12頁。

--- 博士論文『17世紀西欧地球論の発生と展開:ニコラウス・ステノの業績を中心として』(東京大学大学院博士論文、2004年3月)。

 

 

 

ホーム・ページ

 

本間さん井上君桑木野君田邊さん|村瀬君|高橋君川原田君赤江君中村君大橋さんアダム

 

 

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人別

赤江雄一

「一四世紀イングランドにおける説教者の図書館:ヨークの一托鉢修道院の事例から」『西洋史学』第210 (2003) 

 

 

井上周平
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HP 『Ex libris mediaevalibus

 --- 「中世後期・近世初期の楽師と放浪者:ドイツを中心とした楽師の身分研究について」 (明治大学文学部史学地理学科西洋史専攻、卒業論文、20003) 説明
 

 

大島丈志

--- 『宮沢賢治研究:「グスコーブドリの伝記」成立の自然科学的側面』 千葉大文学部日本文化学科、卒業論文、19981 10日。現在、『日本文化論叢』(千葉大学)に投稿中。

--- 『宮沢賢治研究:農村における商品経済の浸透から見た「グスコーブドリの伝記」成立考』 (千葉大文学部日本文化学科修士論文、19991225)
 



大谷卓史

--- (&川崎勝・共訳)A.G.ディーバス『近代錬金術の歴史』(平凡社、1999年)。 
 



小川浩史

--- 『ジュゼッペ・アルチンボルドの《四季》、《四大》及び《ウェルトウムヌスとしてのルドルフ2世》の身体』 (埼玉大学大学院修論  19983)

--- 「ハプスブルグ宮廷における<錬金術>の政治性とその受容:ジョン・ディー『象形文字の単子』とハインリヒ・クーンラート『キリスト教カバラの永遠の知恵の円形劇場』におけるモナドのイコノロジー」 『権力と視覚表象』 千葉大学社会文化科学研究科、研究プロジェクト報告、20003月、39-58頁。

--- 「ハプスブルク家の結婚政策の表象に見るジェンダー的分析」、イメージ・アンド・ジェンダー研究会発表、20007月。

--- 「錬金術図像における宗教的側面に関する一考察:ハインリッヒ・クーンラート『キリスト教カバラの永遠の知恵の円形劇場』における錬金術とキリスト教カバラの連関」 『千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告』 20014月。

--- 「ジュゼッペ・アルチンボルドの「合成肖像」に関する試論:《四季》、《四大》および《ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世》における身体と王権の表象」 『美術史』 151 (2001)122-136頁。 

 

 

小澤実

--- 「エーリク勝利王と紀元千年直前のバルト海世界」『史学雑誌』、113 2004年)、1-37頁。

--- 「ゴームの足跡を求めて:ヒストリオグラフィと文字資料の中のゴーム老王」 『北欧史研究』、21号(2004年)、1-19

--- 「北欧中世史研究の道具箱」 『クリオ』、17 2003年)、57-74頁。

--- 「シャルルマーニュの「遺言」:カロリング・ルネサンスの中の皇帝コレクション」 『西欧美術史研究』、8 2002年)、183-191頁。

--- (翻訳・解題)「後期ヴァイキング時代研究史におけるクヌートの位置と展望」 『クリオ』、12 1998年)、45-54頁。

 

 

菊地原洋平
---
「パラケルススの物質観:四元素と三原基の構造関係について」 『科学史研究』 40 (2001)24-34頁。 

--- 「伝記パラケルスス:パラケルススにおける著作とテクストをめぐる問題」 『化学史研究』 29 (2002)69-99頁。

--- 「秘密の薬草物語:ルネサンスの「徴」の理論、あるいは本草学と占星術の結び目」『アロマトピア』第53 (2002)8-12頁。

--- 「あるいは彼自身困難な存在:パラケルススの「癒し」をめぐって」『アロマトピア』第53 (2002)35-39頁。

--- 「パラケルススの植物観にみる形態と象徴:西欧近代初期における錬金術と本草学への一考察」『モルフォロギア:ゲーテと自然科学』第24号(2002年)、47-67頁。

--- 「パラケルススの梅毒論とグアヤック批判」 『化学史研究』 36巻 (2009年) 1-16頁。

--- 「パラケルススと本草学的伝統:ルネサンス博物学の一面」 『生物学史研究』 84号 (2010年) 19-36頁。

--- 「パラケルススの預言書の位置付け:ルネサンス社会における占星術とキリスト教倫理」 『化学史研究』 38巻 (2010年) 1-13頁。

--- 書評「パラケルスス 澤元亙・訳 惑える医師たちの迷宮』 (ホメオパシー出版、2010年)」 『化学史研究』 第38巻(2011年)、44-46PDF

 

 

木村さやか 坂口さやか

 

 

桑木野幸司

--- 書評@アマゾン Paula Findlen, Possessing Nature

--- 書評@アマゾン William Eamon, Science and the Secrets of Nature 

--- 16世紀イタリアの庭園に見られる博物学的研究の側面:アゴスティーノ・デル・リッチョ 1541-98 の理想庭園構想に関する研究」 日本建築学会計画系論文集』、第537 200011月)、283-288頁。

--- 16世紀イタリアの植物園に見られる象徴性と審美性について:アゴスティーノ・デル・リッチョ 1541-98 の理想庭園構想に関する研究」 『日本建築学会計画系論文集』、第540 20012月)、301-306頁。

--- 「ありな書房」の公式サイトのデザイン。

--- 「ルネサンスの植物研究:黎明期の植物園と博物学者たち」『アロマトピア』第53 (2002)13-20頁。

--- 「初期近代イタリアにおける博物コレクション空間の特質について:ピサ植物園付属ギャラリーの収蔵品目録(1626)の分析から」『日本建築学会計画系論文集』第561 (200211)279-284頁。

--- 「ロクス・アモエヌス(心地よき場)としてのルネサンス庭園と場所記憶術:アゴスティーノ・デル・リッチョ(1541-98)の理想庭園計画にみられる記憶術的空間構成と百科全書的知の表象」, 『日本建築学会計画系論文集』、569 20037月)、239-244ページ。

--- (月勝博・共訳) ロイ・ストロング『イングランドのルネサンス庭園 (ありな書房、2003)

--- 「観念を盛る幾何の器:初期近代インテレクチュアル・ヒストリーとしてのルネサンス庭園史研究」『イングランドのルネサンス庭園』 (ありな書房、2003年)、471-483頁。

--- 「初期近代イタリアの幾何学庭園デザインにみられる天界の表象:G. B. フェッラーリ『フローラあるいは花々の栽培』(1638)の庭園デザイン理論の分析から」『日本建築学会計画系論文集』、第576 20043月)、197-202頁。

--- 「アニムス(心)教育の普遍的劇場あるいはコモンプレイスの展覧:ザムエル・クヴィヒェベルク『広壮なる劇場の銘あるいは標題…』(1565)における理想のミュージアムと書記情報処理システムの空間化」日本建築学会計画系論文集』、第590 20054月)、195-200頁。

--- “Edificio dell‘anima’: alcune chiese in Giappone progettate da Tadao Ando,” Architetture pisane, 10-11 (2006), pp. 40-44.

--- 「初期近代の百科全書的ミュージアムと情報処理システムの空間化」『科学史研究』45 2006年)、251-255頁。

--- ‘Ut sapiens architectus’ : giardino, teatro, città come schemi mnemonici nell’età moderna (XVI-XVII secolo), tesi di dottorato, Università degli studi di Pisa, 2007.

 賢キ建築家ノゴトクニ:初期近代の記憶術的シェーマとしての庭園、劇場、都市』 (ピサ大学2007年度博士論文)

--- (共訳)『レオナルド・ダヴィンチ:天才の実像展』 (朝日新聞社NHKNHKプロモーション、2007)

--- 「プロスペローの苑:初期近代の幾何学庭園における世界表象」『建築と植物』 (INAX出版社200810)146-168頁。

--- 「知の編集空間としての初期近代イタリアの庭園:Agostino Del Riccio の理想苑構想におけるインプレーザ、エンブレム、常套主題 loci communes)」『地中海学研究』、第32 2009年)、3-28頁。

--- 論文「建築的記憶術、あるいは魂の究理器機:初期近代の創造的情報編集術とムネモシュネの寵児たち」 『思想』 1026 (2009)27-49頁。

--- C. ロッセッリ『人工記憶の宝庫』(Venezia, 1579 に見られる記憶術的都市計画:初期近代の精神建築史に向けての一試論」『鈴木博之先生献呈論文集』(中央公論美術出版社、近刊)。

--- 著作賢き建築家:16世紀と17世紀における記憶スキームとしての庭園、劇場、都市  L’architetto sapiente: giardino, teatro, città come schemo mnemonici tra il XVI e il XVII secolo, Florence, Olschki, 2011. 

--- 論文「庭園設計家ヴァザーリ」、野口昌夫・編『ルネサンスの演出家ヴァザーリ』 (白水社、2011年)、202-269 頁。

--- 日本学術振興会賞受賞  

 

 

坂口さやか

--- 『ルドルフ2世の治世と文化:統治理念と寓意、トルコ戦争の時期を中心に』 (東京外国語大学修士論文、2003年3月) 33頁+図版 

--- 『ルドルフ2世の世界−プラハ・マニエリスム』 (東京外国語大学チェコ語学科、1999年度卒業論文)

--- “Sailing Ship Caught in a Storm as an Emblem of Rudolf’s II Political Power,” Studia Rudolphina, 7 (2007), pp. 119-125.

 

 

坂本邦暢 Kuni Sakamoto                                           

「ヘラクレスを継ぐ者:ヨハネス・ケプラーとピエール・ガッサンディ」『哲学・科学史論叢』 掲載。 PDF

--- 「スカリゲルにおける神的な第5元素としての霊魂の理論」 “Julius Caesar Scaliger’s Theory of the Soul as the Divine Fifth Element” ナイメーヘン大学サマースクール発表

--- 「ドイツ人ヘラクレスの裔ピエール・ガッサンディにおけるケプラーのアイデアの受容」 “The German Hercules’s Heir: Pierre Gassendi’s Reception of Keplerian Ideas,” Journal of the History of Ideas, 70 (2009), pp. 69-91. PDF

--- セネカと折衷主義:ユストゥス・リプシウスにおける悪と宇宙周期」 『哲学』、第60号、2009年、185-200頁。 PDF

--- 書評:ヒロ・ヒライ『ルネサンスの物質理論における種子の概念』」 “Review of Hiro Hirai, Le concept de semence dans les théories de la matière à la Renaissance: de Marsile Ficin à Pierre Gassendi”, Historia Scientiarum, 18 (2009), pp. 237-242. PDF

--- 「フランシス・ベイコンにおける創造と摂理の原子論的解釈:テレジオ批判とセヴェリヌス受容」『科学史研究』、第48巻 (2009年)、214-223頁。PDF

--- 「ユリウス・カエサル・スカリゲルにおける天地創造、三位一体論、そして古代神学」 “Creation, Trinity and prisca theologia in Julius Caesar Scaliger,” Journal of the Warburg and Courtauld Institutes 73 (2010), 195-207. PDF

--- 特集「新しいベイコン像を求めて:神学、寓話解釈、物質理論」主宰 『科学史研究』 50 (2011), pp. 9-42. Amazon

--- 論文「質料に宿る量と力:フランシス・ベイコンにおける諸学の統一性」 『科学史研究』 50 (2011), pp. 31-36. PDF

--- 論文「セネカの遺産としての折衷主義ユストゥス・リプシウスにおける悪と宇宙周期」 “Eclecticism as Seneca’s Heritage: Evil and the Cosmic Cycle in Justus Lipsius”, in Hiro Hirai and Jan Papy (eds.), Justus Lipsius and Natural Philosophy (Brussels: Royal Academy of Belgium, 2011), pp. 87-106.


澤井直

--- 澤井直・坂井建雄「ガスパール・ボーアンにおける筋の名称について」『日本医史学雑誌』 52 (2006)601-630頁。

--- 坂井建雄・池田りょう太郎・澤井直「ガレノス『静脈と動脈の解剖について』:ギリシャ語原典からの翻訳と考察」『日本医史学雑誌』 52 (2006)211-272頁。

--- 「ウィリアム・ハーヴィの発生論:「すべては卵から」」 『ルネサンス研究』 6 (1999)59-77頁。
 

 

田窪勇人

--- 「ノストラダムスの世界にみるハーブ」『アロマトピア』第53 (2002)45-49頁。

 

 

田邊まどか

--- 『ソル・フアナの『夢』について』 (神戸市外国語大学イスパニア学科、卒業論文、2002年1月)。 

--- 「香りはスピリトゥスのために:フィチーノの『生について』にみる香りの「魔術的」使用法」『アロマトピア』第53 (2002)30-34頁。

--- (翻訳) フライ・ルイス・デ・レオン「オーダIII フランシスコ・サリナスに」『幻想文学』第65 2002年)、60-65頁。

--- スペイン黄金世紀の神秘詩について」『幻想文学』第65 2002年)、66-69頁。

--- Sobre las Soledades de Gongora : en torno al problema del genero y la tecnica poetica de los tropos 神戸市外国語大学、20053

ゴンゴラの『孤独』についてジャンルの問題と比喩の技法をめぐって

--- “Otro paisaje de las Soledades de Gongora : el marco amoroso” (Trabajo de investigacion, Universidad de Cordoba, 2007).

「ゴンゴラの『孤独』のもう一つの光景愛という枠組み」

--- 「ゴンゴラの『ポリフェモ』と牧歌の系譜」, Hispanica, 52 (2008), pp. 145-164.

--- 論文 “Tradición e innovación en el ‘Epitalamio’ de la primera Soledad,” Analecta Malacitana, 30 (2011), pp. 59-89.  PDF

「ゴンゴラの『孤独』第1部の祝婚歌における伝統と革新」

 

 

高橋厚 Adam Takahashi

--- 「デミウルゴスの痕跡:アルベルトゥス・マグヌス『鉱物論』における自然理解に組み込まれた製作者の観念」 3回BHミーティング発表。

--- 「アルベルトゥス・マグヌスの自然哲学における自然、形成力、そして知性」 “Nature, Formative Power and Intellect in the Natural Philosophy of Albert the Great” (慶應義塾大学2006年度修士論文)

--- “Intellect and Nature : Greek and Arabic Heritage in the Philosophy of Albert the Great,” Ph. D. Project for Nijmegen.

『知性と自然アルベルトゥス・マグヌスの哲学におけるギリシア・アラビアの遺産』

--- “Nature, Formative Power and Intellect in the Natural Philosophy of Albert the Great”, Early Science and Medicine, 13 (2008), pp. 451-481.

「アルベルトゥス・マグヌスの自然哲学における自然、形成力、そして知性」

--- 「『自然の作品は知性の作品である』中世アリストテレス主義自然哲学における『生成』の論理」、金森修(編)『エピステモロジーの現在』、慶應義塾大学出版会、2008年、347-368頁。

--- “Heat, Celestial Intellect and Human Soul: The Physiological Cosmology of Albert the Great”

「熱、星辰的知性、人間霊魂:アルベルトゥス・マグヌスの生理学的宇宙論」 ナイメーヘン大学サマースクール発表

--- 国際会議主催 “Averroes’ Natural Philosophy and Its European Reception” (Radboud University Nijmegen, 16-17 June 2011). 

『アヴェロエスの自然哲学とその欧州における受容』

 

 

俵章浩

--- 『イブン・シーナー「医学典範」第1巻第1部における精気の理論』 (東京大学大学院総合文化研究科 修士論文、2003年度)53頁。

 

 

中澤聡

--- (修論計画) 16-17世紀力学史における力の合成法則』



 

日榮章

--- 「ルネサンスにおける入浴週間と香り」 『アロマトピア』 53 (2002) 

 

 

東慎一郎 Shin Higashi 

--- 16世紀における数学の認識論」 『ルネサンス研究』 第7巻 (2000)76-109頁。

--- (書評) C.Blackwell & S.Kusukawa (eds.), Philosophy in the Sixteenth and Seventeenth Centuries: Conversations with Astotle. 1999. in Historia Scientiarum, 11 (2001), pp.127-129.

--- “Penser les mathématiques au XVIe siècle: la philosophie des mathématiques chez Marcantonio Zimara (1475/76- avant 1537)”, Historia scientiarum, 11 (2001), pp.143-167.

---  16世紀におけるスコラ主義自然学と無規定量概念」 『科学史研究』 41 (2002)98-101頁。

--- Penser les mathématiques au XVIe siècle, thèse de doctorat, Université de Tours, 2006.

16世紀に数学を想う』 (フランス・トゥール大学、博士論文、2006年)。

 

 

平岡隆二 Ryuji Hiraoka

--- 『コペルニクス太陽中心体系の誕生と 「宇宙のハルモニアとシンメトリア」のヴィジョン』 (神戸大学大学院総合人間科学研究科 コミュニケーション学専攻 文化規範論講座、修士論文、20011)

--- 「ルネサンスの世界観:共鳴するコスモスと占星術」『アロマトピア』第53 (2002)4-7頁。

--- “Jesuit Cosmological Textbook in ‘the Christian Century’ Japan : De sphaera of Pedro Gomez (pt. 1)”, SCIAMVS, 6 (2005), pp. 99-175.

「キリシタン時代のイエズス会宇宙論書:ペドロ・ゴメスの『天空論』 (その1)」

--- 「『乾申弁説』の諸写本の研究」 長崎歴史文化博物館研究紀要』、第1号、2006年、51-63頁。

--- 「写本『天文方書留』に見る南蛮・蘭学系天文学の混在」 『科学史研究』、47巻、2007年、65-77頁。

--- イエズス会の日本布教戦略と宇宙論: 好奇と理性、デウスの存在証明、パライソの場所」『長崎歴史文化博物館研究紀要』、第3号、2008年、43-73頁。

--- 「南蛮宇宙論におけるクラヴィウス:ゴメス『神学要綱』中の天文学的数値をめぐって」『科学史研究』、47巻、2008年、95-111頁。

--- “Clavius and His Astronomical Data during the ‘Christian Century’ in Japan”, Historia Scientiarum, 18 (2009), pp. 213-236.

「クラヴィウスとキリシタン時代の日本における彼の天文学的なデータ」 

 

 

本間栄男 Eio Honma

--- (HP) 『ほんまのほんだな Libraria Honmaniana

--- 「イサーク・ベークマンと自然学的・数学的哲学 『科学史研究』 33 (1994)76-84頁。

--- “Beeckman’s Natural Philosophy”, Historia Scientiarum, 5 (1995), pp.225-247.

--- 「ベークマンとデカルトとの共同研究における落体問題」 『科学史研究』 35 (1996)131-139頁。

--- 「科学史とレトリック」 『化学史研究』 25 (1998)160-170頁。

--- 「音楽理論における自然学的数学:ベークマンとデカルトとの共同研究 (II) 『科学史研究』 39 (2000)202-210頁。

--- 「医学独学者としての Isaac Beeckman (1588-1637):付 Beeckman Catalogus の医学書一覧」東京大学教養学部哲学・科学史部会『哲学・科学史論叢』 4号(2002年)、1-43頁。

--- 「デカルトと胃での消化」 『化学史研究』 29 (2002)222-236頁。

--- 16-17世紀のルネサンス生理学と機械論的生理学の構成」 『哲学・科学史論叢』 5 (2003)1-36頁。

--- 17世紀ネーデルラントにおける機械論的生理学の展開』 The Development of Mechanical Physiology in the Seventeenth Century Netherlands (東京大学博士論文、2003)420頁。

--- 17世紀 Leiden 大学の医学教授たち:付録登場人物略伝」 『哲学・科学史論叢』、第6 (2004)1-28頁。

--- 「『エピクロスへの注釈』(1649年)におけるガサンディの生理学」『化学史研究』 31 (2004)163-178頁。

--- 17世紀ネーデルラントにおけるルネサンス生理学」『哲学・科学史論叢』 8 (2006)1-63頁。

--- 「消化という物語を〈わかる〉:17世紀西欧生理学の理解と認知」『UTCP研究論叢』 5号(2006年)、27-44頁。

 

 

村瀬天出夫

--- 『科学と美』 (国際基督教大学キリスト教と文化研究所卒業論文、1999) ケプラー論です。

--- The Paracelsian Movement in the Age of the Second Reformation and Oswald Croll (国際基督教大学大学院比較文化研究科、20026)
 



望月由美子

--- 16世紀のイタリア都市国家マントヴァにおけるパラッツォ・デル・テ建設の意味:絶対君主フェデリーコ・ゴンザーガ二世の心性とマントヴァの政治的状況の表象としてのパラッツォ・デル・テ」 (千葉大学文学部卒業論文、19973)

--- 「第五代マントヴァ侯爵フェデリーコ・ゴンザーガ二世のセルフ・イメージと世界観:パラッツォ・デル・テの『鷲の間』における図像解釈を中心に」 (千葉大学大学院文学研究科修士論文、19993)

--- 「君主の寝室における視覚文化:ルドヴィーコ・ゴンザーガ二世の『絵画の間』天井画に関するイコノロジー的分析」、千葉大学社会文化科学研究科、研究プロジェクト報告『権力と視覚表象』 20003月、15-27頁。

--- 「パラッツォ・デル・テにおける『ダヴィデのロッジア』の図像解釈:皇帝カール五世のイタリア巡行期におけるマントヴァの文化施策に関する一考察」、千葉大学 『社会文化科学研究』 第5 (2001)91-104頁。

--- 「パラッツォ・デル・テの『ストゥッコの間』における古代帝国イメージおよび神話イメージの両義性」 『千葉大学社会文化科学研究科、研究プロジェクト報告』 20014月。

--- 「フィエラ『食事』にみるルネサンスの食餌療法とハーブ」『アロマトピア』第53 (2002)40-44頁。

--- 「ジュリオ・ロマーノ作パラッツォ・デル・テの「鷲の間」に関する一試論:政治メディアとしてのフェデリーコ・ゴンザーガ二世の寝室」『美術史』、第154 (2003)305-318



 

山田俊弘 Toshihiro Yamada

--- 「ニコラウス・ステノ『プロドロムス−固体のなかの固体』:試訳と研究ノート」 『千葉県立船橋高等学校研究紀要』 16 (1985)10-24頁;17 (1986)47-60頁;第18 (1987)15-29頁;第19 (1988)35-50頁;第20 (1989)13-26頁。

--- 「ニコラウス・ステノの「地層累重の法則」:『プロドロムス:固体のなかの固体』(1669年)」 『生物学史研究』 48 (1986)23-37頁。

--- 「ニコラウス・ステノによる結晶の面角一定の法則:『プロドロムス』(1669年)「図の説明」の紹介と翻訳」 『地学教育』 43 (1990)1-7頁。

--- 「ニコラウス・ステノの洞穴に関する手紙(I):グレスタ渓谷の洞穴について 付:翻訳」 『徳島科学史雑誌』 10 (1991)5-10頁。

--- 「ニコラウス・ステノの洞穴に関する手紙(II):モンコデノ洞穴について」 『徳島科学史雑誌』 11 (1992)11-16頁。

--- 「ニコラウス・ステノ『プロドロムス』の索引作成」 『千葉県立船橋高等学校 研究紀要』 23 (19933)43-48頁。

--- 「人食い鮫と化石の起源:ステノの1667年論文『サメの頭部の解剖』」 『科学医学資料研究』 316 (2000)1-15頁。

--- 『ニコラウス・ステノと17世紀地球論』、東京大学総合文化研究科科学史修論、20011月。

--- “Leibniz's Unpublished Drawings in Protogaea Manuscript”, JAHIGEO Newsletter, 3 (2001), pp.4-6.

--- 「ステノとスピノザ:自然の歴史と聖書の歴史」 『スピノザーナ』 第3巻(2001/2002年)、47-68頁。 

--- 「君主と鉱物:エラスムス・バルトリン『氷州石の実験』 1669 の含意するもの」『科学史・科学哲学』、17 (2003)69-87頁。

--- “Stenonian Revolution or Leibnizian Revival? : Constructing Geo-History in the Seventeenth Century”, Historia scientiarum, 13 (2003), pp. 75-100.

--- 17世紀のエチカ:ガッサンディとスピノザの場合」 『生物学史研究』 72 (2003)124-127頁。

--- 「地球論におけるデカルト対ガッサンディ:特にステノとの関係を考慮して」 『哲学・科学史論叢』、第6 (2004)131-167頁。

--- 「ウァレニウス『一般地理学』(1650)と17世紀地球論」 『科学史研究』、43 2004年)、1-12

--- 17世紀西欧地球論の発生と展開:ニコラウス・ステノの業績を中心として』(東京大学大学院博士論文、2004年3月)。

 

 

 

 

 

 

 

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