New Paracelsus Lounge

 

パラケルスス研究のラウンジ


 
 
  


さて、この bibliotheca hermetica Web サイト中でも、既に数多くのパラケルススおよびパラケルスス主義に関する世界の文献や研究動向についての記述がなされてきました。ここでは、それらを総合的に分析することを目的にしたいと思います。伝統的にパラケルススにまつわる歪曲されたイメージによって、また近年専門家によって非常に重要視されるようになったパラケルススの著作の真贋の混沌の影響によって、パラケルススのヨーロッパ精神史における歴史的役割の理解は、ひどく歪められたものとなっています。従って、いまだパラケルススの思想とその影響を歴史的なパースペクティヴで研究することの意味が一般的には良く認知されていないのが現状です。そういう問題点を最も正しく認識していなければならないのが今日の科学史家のはずですが、日本では大部分の科学史家が、上記の伝統的な色眼鏡でパラケルススを見ているに過ぎない状況にあるという悲しい結果を生んでいます。これは、そんな現状を正すべき研究を行おうとする人達が第一歩を踏み出すために必要となる道具を提供することを目的としたコーナーです。
 

その1
日本語で何が読めるのか

A テクストの翻訳|B 研究 (オリジナルと翻訳)
   

『奇蹟の医の糧』書評

 

 

 

菊地原洋平 著 『パラケルススと魔術的ルネサンス 勁草書房・BH 叢書2、201312月)説明: 説明: C:\Users\hhirai\Dropbox\bh\new1.gif

 

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その2
パラケルススの著作
   
   
その3
パラケルスス研究のクラシックス
  
A
文献リスト|B 総合的研究|C 論集
   
  
その4
最近の世界の動向

 

モノグラフィ|パラケルススのテクストとその翻訳|論集
     
  
その5
パラケルスス研究の協会

 

スイス|オーストリア
     
  
その6
映画 『パラケルスス』 (ドイツ、1943年)を見た!

  
 
その7
インターネット上のパラケルスス

 

パラケルススプロジェクト
 
スイスはチューリッヒ大学のパラケルスス計画
神学的著作の刊行継続計画の進み具合
パラケルスス語彙集
  
    ザルツブルグ国際パラケルスス協会
 
 
 
主なパラケルスス主義者に関する研究
  
ボーデンシュタインのアダム|ジャック・ゴオリ|ミカエル・トクシト
ペトルス・セヴェリヌス|トーマス・モフェット|ジョゼフ・ドュ・シェーヌ
トュルケ・ド・マイエルヌ|オズワルド・クロル|ヨハネス・ハルトマン
ロバート・フラッド|ミカエル・マイアー|ファン・ヘルモント

  

ディープ・ゼミも、よろしく (初心者可)。


  
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