自然魔術とカバラ
 
 
 
その10
 
『自然の神秘学の時代:科学研究におけるヘルメス主義伝統』
 
Antoine Faivre & Christian Zimmermann (eds.),
Epochen der Naturmystik : Hermetische Tradition
im wissenschaftlichen Fortschrift.
E.Schmidt, Berlin, 1979.
459pp. +Index   ISBN *************
  
 
    ゲーテのオカルト思想研究の大家であるドイツの R.C.Zimmermann 氏の主催で、主にドイツとフランスの自然神秘学史の精鋭的な研究者の集まったシンポジウムの論集です。フランス側からは、Antoine Faivre 氏率いる『ヘルメス主義のカイエ』でお馴染みの寄稿者陣、そしてドイツからは、あの W.Pagel 、W.-D.Mueller-Jahncke 氏らが参加しています。18世紀ドイツのロマン主義的な自然哲学者(および神秘学者)の伝統を扱った論文が多いですが、もちろん、この論集の核となるのは、晩年のパーゲルの長尺のパラケルススとファン・ヘルモントについての2論文です。この2つをちゃんと読んでいる歴史家は、世界中でも非常に少ないです。
   
 
 
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