ルドルフ2世とその宮廷
Rudolf II and his
Court in Prague
このBHのサイトでも、ルドルフに関する記述が非常に多くなってきました。
全てを統合するコーナーが必要です。
アルチンボルドによる皇帝ルドルフ2世 (1576−1612)
神聖ローマ帝国の首都をプラハに移し、そこを居城とした皇帝ルドルフ 2世(1576-1612)は、芸術と学芸をこよなく愛し、その下には、ヨーロッパ各地より多数の芸術家や著述家が集っていました。その中には、とりわけ自然学に関心を寄せる思想家が多数いました。中でも、皇帝の関心は、特に自然物の収集と錬金術に向いていたようです。そう言ったこともあって、ルドルフ2世は、錬金術師や魔術師のその当時最も有力なパトロンとなります。なお、ルドルフ2世その人を知らない初心者の方は、まず、エヴァンス著 『魔術の帝国』
(平凡社、1988年) とカウフマン著 『綺想の帝国』
(工作舎、1995年) を読んで下さい。次に、「宮廷文化と錬金術」のコーナーのマテリアルを勉強するという具合に進むのが良いと思われます。また、最新情報に触れられるメール・リンク 『ルドルフ2世とその宮廷』 (以下 R2−MLと略) に入ることも忘れずに。R2-ML からの参考文献は、勉強の進んだ (Advanced Study) 人用です。
ルドルフ2世研究の専門誌 Studia Rudolphina
がここから丸ごとダウンロードできます。
2010年4月3日記す。
ちくま学芸文庫版
『魔術の帝国』
2006年1月10日発売!
パワード・バイ・BH!
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