自然魔術とカバラ
 
 
 
その13
  
『ロイヒリンとルネサンスのオカルト伝統』
 
Charles Zika,
Reuchlin und die okkulte Tradition der Renaissance.
Thorbeck, Sigmaringen, 1998.
205pp. +Index  ISBN ? Price 50 DM
 
 
    1976年にロイヒリンのカバラ哲学について2つの論文を出していた著者の新刊です。と言っても、本書が書かれたのは、おそらくそれらの論文と同じ頃です。取り敢えず、内容だけ先に紹介しておきます。アッタクする前にその2つの英語の論文を読んでウォームアップしておくと良いかもしれません: Charles Zika, "Reuchlin’s De verbo mirifico and the Magic Debate of the Late Fifteenth Century." Journal of the Warburg and Courtauld Institute, 39, (1976), pp. 104-138. "Reuchlin and Erasmus : Humanism and Occult Philosophy." Journal of Religious History, 9, (1976-1977), pp. 223-246. ロイヒリンのオカルト思想を扱った研究はあまりないのが実情ですから、本書は本当によい出発点になってくれると思います。
   
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