国際シンポジウム
『17-18世紀の物質と生命』
17世紀英国の粒子論とロバートボイル研究の旗手アントニオ・クレリキュッチオ氏主宰の今年12月半ばに3日間にわたってローマ近郊の Cassino 大学で開かれる「17-18世紀の物質と生命」についての国際シンポジウムの内容の初報がやってきました。全部で13本です。英仏伊語が使用言語のはずでしたが、思ったよりイタリア語での発表が多いのでちょっと驚きました。実際は、英語でやる人が多いかもしれません。正式なプログラム決定は、10月だそうです。僕も、9月から本腰を入れて発表論文作成に取り組まねばと思っています。
最新のプログラムが到着しました
(アクセント記号を尊重するため欧文表示です。あしからず)
(アクセント記号を尊重するため欧文表示です。あしからず)
会議の論集が出ます!(2004年3月)
Marco Beretta : Atomi e contagio (Fracastoro). 原子と伝染
Antonio Clericuzio : Corpuscolarismo e generazione spontanea nel XVII secolo. 17世紀における粒子論と自然発生
H. Hirai : Le concept de semence de Pierre Gassendi entre les sciences de la matiere et les sciences de la vie au XVIIe siecle. ピエール・ガッサンディの種子の理論 : 17世紀の物質と生命の科学のはざまで (レジメ)
G. Stabile : Il
modello デカルト生理学における「ふるい」のモデル
M. Conforti : L'origine della vita. discussioni in Italia all'inizio 生命の起源 : 18世紀初頭のイタリアでの議論
Christoph Luethy : Crisi dei modelli meccanicistici nella ricerca dei micro-anatomisti della fine del Seicento 17世紀末の微細解剖学者の研究に見る機械論的モデルの危機
Benedino Gemelli : Bacone.... ベーコン(における生命と物質)
H. H. Kubbinga : Matiere morte, matiere vivante : la theorie moleulaire de Beeckman (1620) a Buffon (1749) 死んだ物質と生きた物質 : ベークマンからビュフォンまでの分子理論
W. Bernardi : Redi フランチェスコ・レディ(における生命と物質)
G. Stenger : Materialisme mecaniste et materialisme non-mecaniste : le cas de Diderot et de Voltaire (a propos de la matiere sensible). 機械論的唯物論と非機械論的唯物論 ディドロとヴォルテールの場合
M. Ratcliff : Le ricerche dei Savants tedeschi sugli animalcoli spermatici dal
1740 alla fine 1740年から1800年までのドイツ知識人の精子についての研究
M.T. Monti : Spallanzani, i lombrichi e la scala degli esseri. スパランツァーニ : ミミズと存在の連鎖
P. Corsi : Lamarck... ラマルク(における生命と物質)
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国際シンポ 『17-18世紀の物質と生命』|プログラム第二版