雑誌の紹介
 

 
  
『文芸共和国便り』
 
Nouvelles de la Republique des lettres
 

  『文芸共和国便り』 Nouvelles de la Republique des lettres (ナポリ) という雑誌なのですが、Paul Dibon と Tullio Gregory という哲学史研究上の2人の巨人が主幹であるというこの組み合わせから、そのすごさが何となく分かって頂けるかもしれません。基本的には哲学史ですが、ルネサンス・バロック期の科学・文化関係の記事がけっこう収容されています。Istituto Italiano per gli Studi Filosofici という研究機関が発行元で、1981年創刊の年2分冊。分冊が別々の頁振りになっている点が要注意で、しかも、通しの巻番号がついていないという、図書館での注文票を書く時、ちょっと取り扱いに注意しなければいけない雑誌です。もちろん、自分の文献表でも、第1分冊か第2分冊かしっかり表示しなければなりません。収録論文は、多い順に、イタリア語、フランス語、英語、そしてスペイン語です。残念ながら、内容等についてウェブ上の資料はありませんし、実は手近(リェージュやルーヴァン)にない雑誌なので、しっかり目を通すことができていませんが、僕の論文ストックから幾つか紹介します。(後記:ベルリンの岩田君の協力で全論文リストを入手しました 

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Prismi: Editrice Politecnica Napoli,
Via E.Caracciolo 13, 80122 Napoli
 
 
 
錬金術とその関連分野の雑誌ルネサンスの科学文化の雑誌新しめの雑誌
  
 
イタリアヨーロッパ知的辞書|叢書「16-17世紀の哲学と科学」|『文芸共和国便り