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ごくごく個人的な「本」日記

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202507

 

2025. 7. 31

澤君に約束していたのですが、ついにBH内の「ガレノス研究のラウンジ」を大幅にアップデートしました。第2著作のために開設したものですから、かれこれ15くらい更新していませんでした。『オックスフォード必携ガレノス』は入れましたが、新しい現代語訳などについては、これからです。

 

去年はあまりに忙しすぎて、『オックスフォード必携ガレノス』が自宅に届いたときも、感慨に浸っているヒマはなかったのだなと思います。そのあと350ポンド相当の現物による原稿料ということで2冊もらったのですが、1冊はアキコさんにお譲りし、もう1冊は研究室におくことにしました。いまアマゾンでみると150ポンドの定価ですが、円安のために2万円となっていますね。

 

 

2025. 7. 30

全部で220の寄稿予定者への正式アサインがほぼ終了したようです。素晴らしい!次号のメルマガ原稿もドロップしました。82の配信予定です。

 

さらに国際セミナー「クインテッセンス」の秋冬のプログラムをつくっているのですが、あと残り1まできました。もうすぐまとめられるでしょう。

 

ガレノスの著作にもとづいて医学教育のためにつくられたアレクサンドリア集成についての専用頁を開設しました。

 

 

2025. 7. 29

6時半(日本時間で19時半)の段階で、80パーセントまで正式アサインが済んでいました。もう少しですね。最初は23項目の担当ですので足早に進みますが、残りは1項目だけの担当ですので、スピードは落ちるのでしょう。

 

11月初旬のAPWのために、ケンブリッジ出版会の編集長クリスさんとメールをやりとりしています。なるべく早く航空券を入手して欲しいところです。そこが固まらないと、なかなか先に進めません。

 

 

2025. 7. 28

メルマガのために、隠れた性質論文の試訳(中編)をおこないました。明日もう一度、全体をとおして推敲します。

 

鈍器づくりの方は、M出版の担当者さんによる正式アサインがはじまり、初日だけで300項目の43パーセントに相当するところまで作業が進んでいます。なんとも素晴らしい馬力です。

 

 

2025. 7. 27

次号のメルマガを準備しないといけません。前回につづいて、隠れた性質論文の試訳(中編)をお送りしたいと思います。

 

 

2025. 7. 26

ふと眼にとまった論文「シンプリキオスからフナインへ:ガレノスの『元素について』における学説誌の伝搬 Mathilde Brémond, “De Simplicius à Hunayn: la transmission d’une doxographie dans les résumés au treaité Sur les éléments de Galien,” Arabic Science and Philosophy 33 (2023), 1-23 を読みました。自身の気づきを強調したいのでしょうが、論証が甘い気がします。本文で「言及した」ことが、結論では「証明した」ことになってしまうのは疑問です。

 

アナクサゴラス論文でも分析したシンプリキオスの『自然学』注解を追っているので注目したのですが、この注解のイスラム圏での伝搬についての研究文献にまったく言及していないのは不思議です。僕が査読者だったら、その点をまず指摘するでしょう。> それでも眼のつけどころは良いと思います。この路線で、さらに研究が進むと良いのではないでしょうか?

 

 

2025. 7. 25

今日はスローな動きでいきます。

 

 

2025. 7. 24

アヴェロエスの医学書 Colliget の邦題は、なにが良いのでしょう。ガレノスについての講演を準備していて眼にとまった『医学大全』には違和感を覚えました。僕自身の記述をさかのぼると、過去には『医学入門』としています。入門よりも大部ですが大全よりは小ぶりということで、橋爪さんが提案している集成くらいが良いのかなと思うようになりました。

 

過去の自分では、もう一箇所で概論が良いのかも知れないと書いていました。この疑問、じつは20年前からくり返しつぶやいていることに気がつきました。

 

昨日返した書類一式の修正版が送られてきました。これで28日からの正式アサインにむけて、ほぼ万全の体勢となりました。しっかり仕事をされる方が担当なので、とても安心です。

 

 

2025. 7. 23

朝イチで定期健診の一環として血液検査を受けました。なんだか一回休みの気持ちです。

 

秋冬シーズンの国際セミナー「クインテッセンス」のプログラムをつくりはじめました。全部で8の予定です。発表者をひろく募集しています。お気軽にお声掛けください。

 

また鈍器づくりの方は、来週から寄稿者への正式アサインをはじめます。そのための書類一式が送られてきたので、最終チェックをしました。> 前回のカウントで残り12項目だったのですが、いつのまにか残り9項目まで減少。あと3項目はすぐに減る予定です。

 

 

2025. 7. 22

  半日のあいだ、アロー君はよそよそしかったのですが、そのあとは慣れたようです。家や中庭の掃除をしつつ、カラダを動かしています。16時くらいに非常に眠くなり、22時くらいまでぐっすりと寝てしまいました。

 

 

2025. 7. 21

今日は11時半に出発して、空港に向かいました。13時過ぎにチェックインして、ラウンジへ。16時半発アトランタ行のフライトはスムーズでしたが、乗継便はおおきく遅れ、零時過ぎに家に到着しました。さすがに疲れました。

 

 

2025. 7. 20

あいかわらず、スローな動きでいきます。

 

鈍器づくりの編集委員に一斉メールをしました。水曜日に打合わせしてきた、28日(月)からの正式アサインについて伝えるためです。あと12項目ほど寄稿者が決まらない項目が残っていますが、8に入ってからでも徐々に決めていければと思います。

 

 

2025. 7. 19

今日はスローな動きでいきますが、月曜日のフライトでアメリカにもどるので、カバンの準備をします。

 

 

2025.. 7. 18

やっと確定した要素があったので、それを盛りこんだ研究所の予算組について1時間ほどミーティング。そのあと池袋のロケットカフェに向かいました。

 

17時前にロケットカフェに到着し、機材をセッティングしているあいだに皆さんも到着。幾人かをすこし待ってから、「ガレノスとその医学の伝統」についての講演を1時間ほどおこないました。好評だったと思います。収録した動画はこちらです。

 

 

2025. 7. 17

今日は執行部ミーティングがありました。2時間ほど。

 

 

2025. 7. 16

今日は台風のために強い雨が降ったり止んだりするなか、神保町M出版にいって担当者と鈍器づくりにおける今後の流れを話しあってきました。コンプリートしている10部門から正式アサインを728日(月)に開始します。

 

 

2025. 7. 15

夏休みの直前となり、皆さん、追いこみの校務が忙しいようです。鈍器づくり難しいものばかりが残っているので、やはり思ったようには減らなくなってきました。それでも難儀していた2項目で連絡がつきそうなので前進です。

 

今週18日(金)に予定している研究室の打ちあげでガレノスについての講演をするので、今日はパワポをつくっています。基本的には、僕のふたつの論文(ガレノス受容隠れた性質)から抽出して話を組みたてます。だいたいのところは、できました。

 

 

2025. 7. 14

今朝の段階で、鈍器づくりは残り22項目となりました。残り20項目くらいからは非常に難しくなると想像していたのですが、ここから今日中に5項目くらいは減るかも知れません。皆さんに感謝です。

 

 

2025. 7. 13

今日も緩めですが、鈍器づくりの連絡が入ってきてます

 

 

2025. 7. 12

一日をとおして鈍器づくりに勤しみました。皆さんの集合知人力検索による協力で、残り43項目が残り35項目となりました。美術のセクションの躍進が著しいです。静かだった建築のセクションも動きはじめました。

 

 

2025. 7. 11

今期の最後となる国際セミナー「クインテッセンス」は、東中巴奈さんによるロジャー・ベイコンの光学とチョーサーについての発表でした。なかなか充実した議論になったと思います。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。来週は、ロケット・カフェで前期の打ちあげです。

 

今日は、鈍器づくりで残り55項目が残り43項目になりました。

 

 

2025. 7. 10

今日も鈍器づくりが進行中です。灯台下暗しという感じで良い寄稿者を見出し、ながいこと返事がないので諦めていた項目には、遅すぎる反応がきたのですが、まさに船便ですね。ま、なんとかなるでしょう。心配していたセクションでは、これからエンジンがかかりそうなので安心しました。> かかってました。さすがです!

 

ということで、昨日は残り63項目だったものが、残り55項目になりました。あと10くらいはすぐに減りそうです。もうひとつのセクションもエンジンをかけて欲しいところです。

 

 

2025. 7. 9

昨晩は幾つか見逃していて、日中に決まったものも合計すると残りは63項目となりました。音楽ジェンダーのセクションは、ほぼ完了ですが、残っているのは手強いですね。メアド探索を手伝ったカトリックのセクションは動きはじめました。残りの2つは、担当に任せた方が良いのか、アシストした方が良いのか見極めが難しいです。

 

それなりにリサーチ・マップは便利なのですが、メアドを探すのには向いていません。そこを補なうように、連絡するチャット機能などがありません。ここが海外との大きな違いでしょうか。ハランスメント詐欺が日本には蔓延しているからなのでしょうか。

 

 

2025. 7. 8

ジェンダーのセクションは決定3つ増えて、打診中5となりました。あと1つは、すぐに反応があるだろうと思います。残りは「船便」と呼ばれるものかも知れません。カトリックのセクションでは、3つほどメアドを見つけられました。メアドさえあれば、担当者がアプローチできます。

 

だいぶ寄稿者が決まってきました。全体で300項目を超えるのですが、残りはちょうど70項目で、到達率は76パーセントです。セクションでみると、コンプリート7ほぼ完了4道半ば3という感じです。

 

 

2025. 7. 7

鈍器づくりにおけるジェンダーのセクションは、探索中をふくめて打診中7つとなり、検討中が残り1つとなりました。7のうち3くらいは、早めに答えがくるのではないかと期待しています。

 

しかし質問に返事すらないというのは、どうなのでしょうね?良い答えがなくても、その旨を教えていただけると嬉しいです。

 

 

2025. 7. 6

今日は21時から生配信があります。それまでは、スローな動きでいこうと思います。> この生配信も、なかなか面白いものとなりました。

 

 

2025. 7. 5

今日はスローな動きでいく予定でしたが、鈍器づくりのためにジェンダーのことばかり考え、各方面に連絡しています。残りは、あと8項目です。

 

音楽のセクションは、残りあと5項目となりました。そのうち4項目は、ふたりの方からの返事待ちです。最後の1項目は音楽を演劇にかえて、タイトルを「大航海時代と演劇」としました。これならば、書けそうな方を知っています。

 

 

2025. 7. 4

鈍器づくりについての地下垢をみつけました。こちらです。

 

ジェンダーのセクションにある「娼婦」(娼夫?)の項目の執筆者を見つけるのに苦労しています。アマデオ君のアイデアで、「マグダラのマリア」をテーマにした文芸や芸術の作品なら娼婦性も扱っているのではないかという考えが浮かびました。美術セクションを担当している水野さんに質問したところ、美術史家の岡田温司さんがドンピシャの新書2005年に書いていることを教えていただきました。なるほど!この弟子筋で寄稿者を探すのが良いのかも知れません。

 

 

2025. 7. 3

顔見知りではないイタリアのルネサンス研究者から論文が送られてきて、僕のテレジオ論文と世界霊魂論文を好意的に引用してくれていました。大げさですが、「ギド・ジグリオーニとヒロ・ヒライだけが正しく理解している」と評価してくれています。ありがたいことですね。

 

ラリーが東京にいるあいだ、貼りつきで School of Excellence をこなすために、本郷に宿舎をとることにしていたのですが、事務局が良い方法を見出してくれました。天才か!?

 

次号のメルマガとして、隠れた性質論文の邦訳版(前編)をお送りしました。できたてホヤホヤで湯気がでている完成版のお披露目です。ゴータでの国際会議で発表した原稿から、かなり磨かれているかと思います。論文執筆における僕のアルスの到達点と考えてください。

 

 

2025. 7. 2

コージ君とランチを食べてから、来秋からの彼のサバティカルのあいだ引きつぐセンターの業務を洗いだしました。いろいろ分からないことはあります。そのあとは事務局と断続的にいろいろ話して、School of Excellence の細かいところを詰めました。ロジで必要なバイトの人数や宿舎のことなのです。

 

鈍器づくりについて、音楽関係のメールが幾つも入ってきたのですが、自分のマシンとは異なるキーボード(レノボ社製)だったので使いづらかったです。

 

 

2025. 7. 1

今日は14時から若手のテクスト講読につきあいました。この調子で来週も同じように臨みます。

 

 

 

 

 

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