日本語で読めるキミア
その1
雑誌 『化学史研究』 に掲載されたキミア・初期化学に
関する論考・文献紹介のリスト
『化学史研究』は、1989年第16巻までは、通巻制度を採っていないようで、
2通りの号数の変え方を併用しているので、複雑怪奇です。その点ご注意を。
1. 一般講演「ブリューゲルの『錬金術師』について」大沢真澄、第8号(1978年)、p.40
2. 資料「アレンビック・クラブ・リプリントの目録」柏木 肇、第9号(1979年)、p.40
3. 一般講演「中世ヨーロッパにおける薬局技術の化学史的意義 」安江政一 、(1983年)第3号(第24号)、p.XI
4. 論文「アルケミー、ファルマシー、錬金術および贋金造りの系譜−中世ヨーロッパにおける薬局技術の化学史的意義をめぐって−」 安江政一、(1984年)第2号(第27号)、p.49
5. 紹介 「 Allen G.Debus: The Chemical
Philosophy: Paracelsian Science and Medicine in the Sixteenth and Seventeenth
Centuries 」井山弘幸、(1984年)第2号(第27号)、p. 81
6. シンポジウム「17世紀の化学の伝統
」 吉本秀之、(1986年)第3号 (第36号)、p.131
7. 一般講演「ロバート・ボイル『懐疑的な化学者』の第2版(1680年) について」 赤平清蔵、(1987年)第3号 (第40号)、p.138
8. 一般講演「ピーター・ショウとシュタール化学のイギリスへの導入」川崎 勝、(1987年)第3号(第40号)、p.139
9. 広場 「錬金術をめぐる偶想 「化学史サロン −夏の集い’87」に参加して」 川崎 勝、(1988年)第1号 (第42号)、p.43
10. 特集
ラヴワジェ研究入門第4回
「シュタール化学の原像
−18世紀化学の一つの出発点−」
川崎 勝、(1988年) 第3号 (第44号)、p.119
11. 論文「初期ボイルの化学−ヘルモント主義の位相と種子原理−」 吉本秀之、第19巻 (1992年)、pp.233ff.
12.
紹介「Piyo
Rattansi and Antonio Clericuzio(eds.),Alchemy and Chemistry in the
16th and17th Centuries」 吉本秀之、第22巻 (1995年)、pp.152ff
13. 科学史研究の新潮流「アラビア錬金術史の研究動向」三浦伸夫、第24巻 (1997年)、pp.193‐204.
14. 論文 「新しいボイル像」マイケル・ハンター(吉本秀之訳)、第26巻 (1999年) 第3号、pp.125-141.
15. 論文 「化学実験室の図像表示−ルネサンスからラヴォワジェまで−」 マルコ・ベレッタ(吉本秀之訳)、第27巻 (2000年) 第1号、pp.1‐15.
16. 紹介 「ディーバス『近代錬金術の歴史』」平井 浩、第27巻(2000年)第2号、pp.80‐82.
17. 紹介 「Claus Priesner & Karin
Figala 編 Alchemie : Lexikon einer hermetischen
Wissenschaft.」平井 浩、第27巻 (2000年) 第4号、pp.240-242.
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