ネーデルランド(低地地方)
低地地方の気になる人物
BH的セレクションでおくる
「初期近代低地地方の精神史を研究している研究者」と
「初期近代精神史を研究している低地地方の研究者」のリスト。
(建設中)
Harold J. Cook ロンドンのウェルカム医学史研究部長です。17世紀オランダ科学史の専門家。
Allison P. Coudert 『ライプニッツとカバラ』の著者で、ファン・ヘルモント(息子)の専門家です。
Luc Deitz ルクセンブルグ在のパトリッツィ&スカリジェ専門家。いつかこの人に会わなければなりませぬ。
Paul Dibon オランダの17世紀哲学とピエール・ベール研究の大家でした。彼の著作は今でもきちんと読まれるべき。
Robert Halleux 中世ラテン錬金術史とファン・ヘルモント研究の世界的権威。
Fernand Hallyn コペルニクスとルネサンス芸術論。ゲント大学。この人はすごいよ。
Eio Honma 氏のHPを見るのが一番でしょう。ベークマンとオランダ生理学研究の専門家。
Reijer Hooykaas オランダの科学史の創設者の一人でしょう。1933年の博論から分かる通り、もともとは化学史家で錬金術にも詳しかったのですよ。後半生は、敬謙なるプロテスタントとして、プロテスタント神学と近代科学の関係に心血を注ぎます。
F. M.Jaeger オランダの初期近代の化学史を書いた希有な歴史家。
Rita Knoeff マーストリヒト出身で、ケンブリッジ在。オランダ初期近代の化学史&ブールハーヴェを研究。化学史雑誌 Ambix 誌の
Partington 賞を取っている注目株です。かなり若い人。
H. H. Kubbinga 分子の歴史。北の Gronigen 大学の人です。
G. A. Lindeboom オランダの生命の科学に関する分野で1960-1970年代に活躍した歴史家です。
Chrsitoph Luethy スイス人ですが、現在は Nijmegen 大で Early Science
& Medicine 誌を編集。初期近代粒子論。
Mark Morford ルーベンスとリプシウスのサークル研究。
Christian Mouchel リプシウス研究家。
J. D. North 中世の天文学史と占星術の大家です。
Lodewijk C. Palm 生物学史家でレーウェンフック研究で知られています。
Richard H. Popkin 言わずと知れたスピノザ研究の大家。
Edward G. Ruestow 17世紀のオランダ科学史と生物学史。顕微鏡史。
Hans Thijssen 雑誌 Early Science & Medicine
編集長。中世科学史の専門家です。
Klaas van Berkel 『オランダ科学史』の著者で、塚原さん&本間さんの先生。ベークマンが主な研究対象。
Theo Verbeek デカルトを中心とした17世紀オランダの新哲学の専門家。
Rienk Vermij この人は注目株です。