BH アメリカ 計画

 

 

 

 

ダニエル・ゼンネルトの自然哲学における生命と物質

 

Matter and Life in the Natural Philosophy of Daniel Sennert

 

 

 

 

メイキング風景

 

2008. 3. 19

  おお!ついにアメリカから審査結果について連絡が来ました。フィラデルフィアにあるケミカル・ヘリテイジ財団 Chemical Heritage Foundation という化学史に関する世界的な研究機関のエデルシュタイン上級研究員 Edelstein Senior Fellow というものに選ばれました。これで早ければ 9 月、遅くても 1 月にはアメリカに移ることになると思います。>アメリカの税の仕組みを知らないので、賞金 43000 ドルというのが実際には、どのくらいの給料として1ヶ月にもらえることになるのか分からないでいます。しかも、今は超ユーロ高&ドル安なので、本来ならなかなか良い額なのでしょうが、手元に残るのは今と大して変わらない気がします。あとは、フィラデルフィア家賃とか物価が高くないことを祈ります。ロンドン在住の時は、給料の半分以上が小さなスタジオ・フラットの家賃に消えていくというありさまだったので、そういうことは避けたいというのが正直な気持ちです。

 

 

2008. 2. 24

  昨日のアメリカの件は、幸先悪いなとも一瞬思ったのですが、研究所長とラリーの個人的な太いパイプを感じられたので、逆に安心感を得ることにもなりました。

 

 

2008. 2. 23

  家に帰って来たのは午後3時過ぎですが、メール箱を開けると70のメールが来ています。大半は例によってスパムなのですが、アメリカ関係の大事なものがあって、それはラリー推薦状が届いていないというものでしたが、ラリーに何だか問題があるようだと告げるメールを送ったら、ほんの数分後には相手側に電話をして確認したから大丈夫、向こうの手違いだよ、という返事が来ました。さすが!仕事の出来る人は返事が早い。これは、本当です。返事の遅い人間は、まったくもって一緒には仕事が出来ない人です。まして、返事をくれない場合は議論の余地もありません。

 

 

2008. 2. 13

  ついに、アメリカへの研究計画書を提出しました!東海岸とは6時間の時差がありますが、同日中に書類の受け取りを告げるメールが来ました。しかも、別送の推薦状2218日現在でちゃんと届いているか知らせてくれるそうです。これは親切な話です。

 

 

2008. 2. 10

  ついにアメリカのための研究計画書を完成しました。月曜日には送付したいと思います。

 

 

2008. 2. 8

   やっとのことでラリーからコメントが帰って来ました。アメリカ用の計画書はエクセレントだそうです。1〜2点ほど追加した方が良いところを指摘してもらいました。残りの文字数と相談しながら微調整したいと思います。

 

 

2008. 1. 30

  アメリカのための研究計画書については、そろそろ一週間が経ちますが、まだ何もラリーから言って来ません。気になります。

 

 

2008. 1. 28

   ナンシーさんがレフェランス・レターを書いてくれたそうです。

 

 

2008. 1. 27

  ワシントンの郊外にある国立医学図書館 National Library of Medicine に行ってみたい気がします。僕が前から手に取ってみたいと夢見ているリチェティシェキウスの著作が一堂に集まっている場所も珍しいです。もしかしたら、ウェルカムの図書館よりもポテンシャルは大きいかも知れません。

 

 

2008. 1. 25

  ラリーからアメリカ行きのための研究計画書へのフィードバックが帰ってくるのを、ひたすら待っています。それが来ないうちは、気が気ではありません。

 

 

2008. 1. 22

  もうナンシーさんから、アメリカ計画のための計画書のフィードバックが帰って来ました。申し分ないようです。感謝です&良かった、良かった。今度は、ラリーに計画書を履歴書とともに送り出しました。今日は何だか、これだけですね。> ラリーから受け取りの合図があり、目を通し次第に連絡をくれるそうです。

 

 

2008. 1. 21

  今日こそはアメリカ行きの研究計画書を完成させたいと思います。他のウィンドウはすべて閉めて、そのファイルだけ開けることにします。> 一応の完成は見ましたので、ナンシー

さんに送って意見を聴いています。あとは、カヴァー・レターCV (履歴書) を片づけるだけです。今回は書く内容自体は大変ではなかったのですが、その前の体調管理がズタボロでした。反省です。

 

 

2008. 1. 18

  今日もまだ復調していません。もう午後の3になりますが、まだ何も始められていません。> それからは何とか取り組めて、一応1000を超えるところまで来ました。

 

 

2008. 1. 17

  今日こそは研究計画書を練ることに着手したいと思います。1000ですから、この間の Isis 誌用の書評の長さと変わりません。> なんとかかんとか、最初の1歩は踏み出せたとは思います。今のところ、非常にラフな殴り書き500です。まだまだ半分ですね。明日ゲントに行かなくて良いことになったので、この続きが出来ます。タイトルは、やはりという感じではありますが、ゼンネルトで行こうと思います:『ダニエル・ゼンネルトの自然哲学における生命と物質Matter and Life in the Natural Philosophy of Daniel Sennert で行こうと思います。こういう研究計画書の難しいところは、主題を良く知っている専門家を納得させるのはもちろんのことですが、何も分らない一般的な採用委員会のレフェリーにも話が伝わるように書けるかどうかというところです。結局のところ何をテーマに、何を使って、どのくらいの期間で作業して、結果として何が出せるのか、というのを明確に説明しないといけません。

 

 

2008. 1. 14

  まだ完全ではありませんが、だいぶ良くなりました。思わぬことで1週間ほど足止めを食らいましたが、徐々に体勢を立て直していきたいと思います。1月もほぼ半分が過ぎてしまいました。締め切りのことがあるので、一刻も早くアメリカ用の研究計画書を書き始めないといけません。>深夜起きて午前に寝るという感じになってしまっているのですが、とりあえず図書館に行って来ました。本を返し&新しいものを入手・注文。セネカ研究にアップしてあります。

 

 

2008. 1. 13

なぜ世の中は、僕がついに画期的なテーマの光に打たれて3のプロジェクトのスタート台に立つ決心がついたところで、次から次へと第1作関係の仕事を依頼してくるのでしょうか?僕にとっては完全に過去のものであって、こういう依頼は博論が終わった直後の2000から2003頃にあれば、何の躊躇もなく喜んで引き受けていたと思います。しかし、です。ここで流されて長いものに巻かれきって、せっかく手にしたプロジェクトを捨てる訳にはいきません。自分にとって未知の領域を開拓することなしで、昔に成し遂げたものにしがみ着いていても、その分野では顔が利くようになるのでしょうが、それ以上には自分は成長しません。僕が目指すのはあくまでも、パーゲルのような別格の偉大な人たちです。

 

 

2008. 1. 7

   推薦状の件は、ナンシーさんもOKだそうです。あとは、1000ワードの計画書を練るだけです。がんばります。

 

 

2008. 1. 6

  11月にワシントンスミソニアン博物館に送った荷物が届いたという連絡を受けました。また、航空便船便を郵便局が間違えたのでしょう。ま、とにかく着いて良かったです。

 

 

2008. 1. 4

  来年の渡米計画のための紹介状を書いてもらおうと思ってラリーにメールを送ったら、ほんの数分で OK の返事が来ました。本当に泣けますね、サンキュです。おそらくラリーがこの件をお願いする世界中でベスト・パーソンだと思います。もう一人は、もちろんナンシーさんにお願いしようと思っています。

 

 

2008. 1. 3

  今は漠然と来年のアメリカ用の研究計画を練っています。せっかくセネカ宇宙神学で突き進んでいく体勢が整ったところで、方向転換となってしまう気もするのですが、何とか良い落とし所を探っています。

 

 

2007. 12. 21

   もしかしたら、アメリカに渡ることになるかも知れないというオプションが目の前に現れました。しかし行ってしまったら、せっかくここまで15かけて築いてきたきた足場は無くなってしまうかもしれません。子供の時からの憧れの地の欧州で好きな勝手をしてきた訳ですが、どうしたら良いのか考えてしまいます。2年前にオーストラリアの件があった時は、案外と未練もなく捨てることが出来たのですが、今回はアメリカ・アレルギーも少なくなってきたこともあり、気持は大きく揺れています。

 

 

 

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