ニコラウス・クザーヌス

 

 

 

 

邦訳一覧

 

大出スク−ル他による体系的な和訳作業が進んでいます。

幾つかダブってしまっているのがもったいないですね。

 

 

Apologia doctae ignorantiae

Compendium

Complementum theologicum 『神学綱要 (国文社、2002)  (アウロラ叢書)*

De aequilitate

De apice theoriae 観想の極致について (教文館、2000)  (キリスト教神秘主義著作集10) (平凡社、1992)  (中世思想原典集成17)

De beryllo

De conjecturis

De dato patris luminum 『光の父の贈り物 (国文社、1993)  (アウロラ叢書)

De docta ignorantia 『無知の知 (平凡社、1994) (平凡社ライブラリー)

Dialogus de deo abscondito 『隠れたる神』 (創文社、1972)

De filiatione dei 『神の子であることについて (教文館、2000)  (キリスト教神秘主義著作集10)

Dialogus de genesi 創世記に関する対話 (平凡社、1992) (中世思想原典集成17)

De ludo globi

Idiota de mente

Directio speculantis seu De non aliud 『非他なるもの (創文社、1992) (ドイツ神秘主義叢書7)

De pace fidei 『信仰の平和 (平凡社、1992)  (中世思想原典集成17)

De possest 『可能現実存在 (国文社、1987) (アウロラ叢書)

De principio

De quaerendo deum

Idiota de sapientia 知恵に関する無学者の対話 (平凡社、1992) (中世思想原典集成17)

Idiota de staticis experimentis

Conjectura de ultimis diebus

De venatione sapientiae 『知恵の狩猟について (教文館、2000) (キリスト教神秘主義著作集10)

De visione dei 『神を見ることについて (教文館、2000)  (キリスト教神秘主義著作集10) (岩波書店、2001)

 

 

 

日本語の研究書

 

K・ヤスパース 『ニコラウス・クザーヌス』 (理想社、1970)

E・モイテン 『ニコラウス・クザーヌス』 (法律文化社、1974)

日本クザーヌス学会編 『クザーヌス研究序説』 (国文社、1986)

坂本 宇宙精神の先駆 クザーヌス (春秋社、1986)

薗田坦 『〈無限〉への思惟』 (創文社、1987)

守道 ニコラウス・クザーヌス (聖学院大学出版会、2000)

八巻和彦 クザーヌスの世界像 (創文社、2001)

八巻和彦ほか『境界に立つクザーヌス (知泉書館、2002)

 

 

 

 

日本語の論文セレクト

by 森口@さん

 

クザーヌス学会の会報収録論文は除いてあります。

 

山田桂三「ニコラウス・クザーヌスの方法」、東京文理科大学哲学会『哲学論叢』第11 (河出書房、1948) 所収。 

    

清水富雄「ニコラウス・クサーヌスの神について」、沢柳大五郎ほか編『ヨーロッパ精神史の基本問題』(岩波書店、1967) 所収。

 

エレーヌ・ヴェドリーヌ「新しい世界像:ニコラウス・クザーヌスからジョルダーノ・ブルーノまで」、竹内良知監訳 『近代世界の哲学』(白水社、1976) 所収。

    

薗田坦「知と無知のはざま:ニコラウス・クザーヌスにおける認識と超越」稲垣不二麿ほか編『認識と超越』 (北樹出版、1981) 所収。 

 

里野泰昭「ニコラウス・クサーヌスとその友人たち」、中森義宗ほか編『ルネサンスの人間像』(近藤出版社、1981) 所収。

 

薗田坦「「無限」の思惟-ニコラウス・クザーヌスにおける神と世界」、上田閑照編『ドイツ神秘主義研究』(創文社、1982) 所収。 

    

高岡尚「ニコラウス・クザーヌス『光の父の贈りもの』」、札幌大学女子短期大学部創立25周年記念論文集編集委員会『地域・情報・文化』(響文社、1993) 所収。

 

坂本尭・訳「ニコラウス・クザーヌス『カトリック協和論』(1432-33)」、『宗教改革著作集』第13 (教文館、1994) 所収。      

 

高岡尚「ニコラウス・クザーヌスの「創造についての対話」同者の形而上学」、札幌大学女子短期大学部論文集編集委員会『地域・情報・文化. 続』(響文社、1995) 所収。

 

 

 

 

英訳全集

 

  ロンドンに居た時、クザーヌスの著作の英訳全集がミネアポリスの Arthur Banning 書店というところから2001年頃に出されたと知ったのですが、ウェブ上ではどうしても入手することが出来ず、書店の住所だけ突き止めたところで、入手することを半ば諦めていました。昨日ヒョンなことから、訳者の Jaspar Hopkins 氏のサイトにたどり着き、そこに問題の『クザーヌス哲学・神学全著作集Complete Philosophical and Theological Treatises of Nicholas Cusanus が、PDFファイルで全てアップされていることを見つけました。この手の著作の例に漏れず、本物を入手するのには2万円くらい軽くかかかるかも知れませんが、これなら無料です。リスペクト!(2005. 1. 19 水)

 

 

 

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