中世思想原典集成
平凡社で出されている上智大学中世思想研究所編の叢書「中世思想原典集成」は、神学、自然学、論理学、神秘主義などの幅広い分野の基本文献を集めた記念碑的シリーズです。全20巻。
1. 初期ギリシア教父
877pp、ISBN:4-582-73411-1、発行年月:1995.2
『十二使徒の教え』
23-46
ユスティノス著『ユダヤ人トリュフォンとの対話』
47-98
アンティオケイアのテオフィロス著『アウトリュコスに送る』
99-196
エイレナイオス著『使徒たちの使信の説明』
197-282
アレクサンドレイアのクレメンス著『ストロマテイス』
283-416
アレクサンドレイアのクレメンス著『救われる富者は誰か』
417-466
ローマのヒッポリュトス著『ノエトス駁論』
467-494
オリゲネス著『「創世紀」講話・「出エジプト記」講話・「民数記」講話』
495-630
グレゴリオス・タウマトゥルゴス著『信仰告白・テオポンポスへ』
631-658
オリュンポスのメトディオス著『シュンポシオン(饗宴)あるいは純潔性について』
659-696
カイサレイアのエウセビオス著『福音の論証』
697-766
アレクサンドレイアのアタナシオス著『アントニオス伝』
767-847
2. 盛期ギリシア教父
678pp、ISBN:4-582-73412-X、発行年月:1992.9
アレイオス著『書簡集』 23-42
アレクサンドレイアのアレクサンドロス著『すべての司教への手紙』
43-52
カイサレイアのエウセビオス著『教区の信徒への手紙』
53-64
アタナシオス著『言の受肉』
65-140
エルサレムのキュリロス著『洗礼志願者のための秘義教話』
141-170
バシレイオス著『修道士大規定』
171-280
バシレイオス著『ヘクサエメロン』
281-302
バシレイオス著『書簡集』 303-328
ナジアンゾスのグレゴリオス著『神学講話』
329-414
ナジアンゾスのグレゴリオス著『クレドニオスへの第一の手紙』415-430
ニュッサのグレゴリオス著『「雅歌」講話』
431-482
ニュッサのグレゴリオス著『人間創造論』
483-504
ニュッサのグレゴリオス著『教理大講話』
505-612
ヨアンネス・クリュソストモス著『神の把握しがたさについて』
613-686
3. 後期ギリシア教父・ビザンティン思想 (監修:大森正樹)
エウアグリオス・ポンティコス『修行論』(佐藤研訳)29-81
ネストリオス『アレクサンドレイアのキュリロスへの第二の手紙』(小高毅訳)83-96
アレクサンドレイアのキュリロス『書簡集』(小高毅訳)97-138
アレクサンドレイアのキュリロス『キリストはひとりであること』(小高毅訳)139-229
偽マカリオス『説教集』(土橋茂樹訳)231-273
偽マカリオス『大書簡』(土橋茂樹訳)275-337
ディオニュシオス・アレオパギテス『天上位階論』(今義博訳)339-437
ディオニュシオス・アレオパギテス『神秘神学』(今義博訳)439-460
ディオニュシオス・アレオパギテス『書簡集』(月川和雄訳)461-498
ヨアンネス・クリマクス『楽園の梯子』(手塚奈々子訳)499-540
証聖者マクシモス『愛についての四〇〇の断章』(谷隆一郎訳)541-588
ダマスコスのヨアンネス『知識の泉』(小高毅訳)589-716
ストゥディオスのテオドロス『聖画像破壊論者への第一の駁論』(鳥巣義文訳)717-744
新神学者シメオン『一〇〇の実践的・神学的主要則』(篠崎榮訳)745-781
ミカエル・プセロス『書簡/哲学小論集』(高橋英海訳)783-806
グレゴリオス・パラマス『聖なるヘシュカスト(静寂主義者)のための弁護』(大森正樹訳)807-874
グレゴリオス・パラマス『講話集』(大森正樹訳)875-897
ニコラオス・カバシラス『聖体礼儀註解』(市瀬英昭訳)899-947
4. 初期ラテン教父
1287pp、ISBN:4-582-73414-6、発行年月:1999.6、本体価格:
\10,000
テルトゥリアヌス著『洗礼について』
33-76
テルトゥリアヌス著『魂の証言について』
77-96
テルトゥリアヌス著『殉教者たちへ』
97-116
ノウァティアヌス著『貞操の賜物について』
117-136
キュプリアヌス著『主の祈りについて』
137-178
キュプリアヌス著『カトリック教会の一致について』
179-210
キュプリアヌス著『背教者について』
211-248
キュプリアヌス著『善行と施しについて』
249-278
キュプリアヌス著『死を免れないことについて』
279-304
ラクタンティウス著『神の怒りについて』
305-388
マリウス・ウィクトリヌス著『アリウス主義者カンディドゥスのウィクトリヌスへの手紙・アリウス主義者カンディドゥスへの手紙』
389-432
マリウス・ウィクトリヌス著『讃歌』
433-468
ポワティエのヒラリウス著『三位一体論・讃歌』
469-532
アンブロシウス著『エクサメロン』
533-600
ヒエロニュムス著『最初の隠修士パウルスの生』
601-634
ヒエロニュムス著『書簡集』
635-734
プルデンティウス著『アポテオシス』
735-828
ノラのパウリヌス著『歌謡31』
829-882
スルピキウス・セウェルス著『聖マルティヌス伝』
883-924
ペラギウス著『デメトリアスへの手紙』
925-978
アウグスティヌス著『三位一体論』
979-1084
アウグスティヌス著『修道規則』
1085-1106
ヨハネス・カッシアヌス著『霊的談話集』
1107-1150
アクイタニアのプロスペル著『ルフィヌスへの手紙』
1151-1182
レオ一世著『書簡28』 1183-1202
アルルのカエサリウス著『修道士のための戒律・修道女のための戒律』 1203-1286
5. 後期ラテン教父
669pp、ISBN:4-582-73415-4、発行年月:1993.9、本体価格: 6,214円
ボエティウス『ポルフュリウス「イサゴーゲー」註解』 21-168
ボエティウス『三位一体論』 169-194
ボエティウス『エウテュケスとネストリウス駁論』 195-238
ヌルシアのベネディクトゥス『戒律』 239-328
カッシオドルス『綱要』 329-418
ブラガのマルティヌス『田舎者たちへの訓戒』 419-440
グレゴリウス一世『対話』 441-504
セビリャのイシドルス『語源』 505-566
セビリャのイシドルス『著名者列伝』 567-600
トレドのイルデフォンスス『著名者列伝』 601-622
リギュジェのデフェンソル『火花の書』 623-668
6. カロリング・ルネサンス
765pp、ISBN:4-582-73416-2、発行年月:1992.6、本体価格:
\5,631
ボニファティウス著『書簡集』
23-48
ベーダ・ウェネラビリス著『福音書説教集』
49-82
ベーダ・ウェネラビリス著『事物の本性について』
83-116
アルクイヌス著『文法学』 117-132
アルクイヌス著『ヨーク教会の司教、王ならびに聖人たちについて』
133-144
カール大帝著『書簡集』 145-152
テオドゥルフス著『詩歌集』
153-170
アゴバルドゥス著『神の判決について』
171-200
ヒルドゥイヌス著『聖ディオニュシウスの生涯』
201-242
ラバヌス・マウルス著『聖職者の教育について』
243-260
ラバヌス・マウルス著『事物の本性について』
261-288
ラバヌス・マウルス著『霊魂論』
289-314
オルレアンのヨナス著『王の教育について』
315-378
フレデギスス著『無と闇の実在について』
379-394
ヴァラフリド・ストラボ著『ヴェッティヌスの幻視』
395-436
フェリエールのルプス著『書簡集』
437-472
ヨハネス・エリウゲナ著『ベリフュセオン』
473-632
ノートケル著『讃歌集』 633-716
エルフリック著『対話』 717-734
エルフリック著『説教集』 735-764
7. 前期スコラ学 アンセルムス アベラルドゥス
953pp、ISBN:4-582-73417-0、発行年月:1996.6、本体価格: 7,573円
ペトルス・ダミアニ『書簡一一七』 27-46
カンタベリーのアンセルムス『モノロギオン』 47-172
カンタベリーのアンセルムス『プロスロギオン』 173-248
カンタベリーのアンセルムス『言の受肉に関する書簡』 249-272
カンタベリーのアンセルムス『哲学論考断片』 273-310
カンタベリーのアンセルムス『瞑想』 311-334
ランのアンセルムス『命題集』 335-358
ロスケリヌス『アベラルドゥスへの手紙』 359-388
シャンポーのギヨーム『命題集』 389-432
ペトルス・アベラルドゥス『ポルフュリウス註釈』 433-500
ペトルス・アベラルドゥス『然りと否』 501-524
ペトルス・アベラルドゥス『倫理学』 525-586
ホノリウス・アウグストドゥネンシス『不可避なこと』 587-640
ペトルス・ウェネラビリス『書簡集』 641-664
ペトルス・ウェネラビリス『奇跡について』 665-700
ペトルス・ロンバルドゥス『命題集』 701-742
ムランのロベルトゥス『命題集』 743-810
ドミニクス・グンディサリヌス『哲学の区分』 811-876
ブロワのペトルス『キリスト教的友愛について、および神への愛と隣人愛について』 877-930
8. シャルトル学派 (監修:岩熊幸男)
シャルトルのフルベルトゥス『詩集』(杉崎泰一郎訳)33-66
シャルトルのベルナルドゥス『プラトン註釈』(伊藤博明訳)67-194
ギルベルトゥス・ポレタヌス『ボエティウス「デ・ヘブドマディブス」註解』(伊藤博明+富松保文訳)195-267
コンシュのギョーム『宇宙の哲学』(神崎繁+金澤修+寺本稔訳)269-404
コンシュのギョーム『プラトン「ティマイオス」逐語註釈』(大谷啓治訳)405-436
シャルトルのティエリ『六日の業に関する論考』(井澤清訳)437-473
シャルトルのティエリ『ヘプタテウコン(七自由学芸の書)』(井澤清訳)475-482
ベルナルドゥス・シルヴェストリス『コスモグラフィア(世界形状誌)』(秋山学訳)483-580
ソールズベリーのヨハネス『メタロギコン』(甚野尚志+中澤務+F. ペレス訳)581-844
アラスのクラレンバルドゥス『創世記についての小論考』(須藤和夫訳)845-885
アラヌス・アブ・インスリス『アンティクラウディアヌス』(秋山学+大谷啓治訳)
887-1022
9. サン=ヴィクトル学派 (監修:泉治典)
サン=ヴィクトルのフーゴー『ディダスカリコン(学習論)――読解の研究について』
(五百旗頭博治+荒井洋一訳)25-199
サン=ヴィクトルのフーゴー『魂の手付け金についての独語録』(別宮幸徳訳)201-240
サン=ヴィクトルのアダム『セクエンティア集』(平林冬樹訳)241-347
サン=ヴィクトルのアカルドゥス『神の一性と被造物の多数性について』(川添信介訳)349-379
サン=ヴィクトルのリカルドゥス『大ベニヤミン――観想の恩寵について』(泉治典訳)381-513
サン=ヴィクトルのリカルドゥス『三位一体論』(小高毅訳)515-554
サン=ヴィクトルのリカルドゥス『力強い愛の四つの段階について』(荒井洋一訳)555-598
サン=ヴィクトルのアンドレアス『七書註解』(須藤和夫訳)599-636
サン=ヴィクトルのゴドフロワ『哲学の泉』(中川純男訳)637-708
10. 修道院神学 (監修:矢内義顕)
フェカンのヨハネス『神学的告白』(矢内義顕訳)29-46
カンタベリーのランフランクス『書簡集』(矢内義顕訳)47-58
カンタベリーのアンセルムス『書簡三七』(矢内義顕訳)59-67
カンタベリーのエアドメルス『聖母マリアの御やどりについて』(矢内義顕訳)69-98
ドイツのルペルトゥス『ヨハネ福音書註解』(矢内義顕訳)99-150
シトー会『愛の憲章(後期の)』(神崎忠昭訳)151-178
イニーのグエリクス『説教集』(高橋正行+矢内義顕訳)179-218
グイゴ『シャルトルーズ修道院慣習律』(高橋正行+杉崎泰一郎訳)219-290
サン=ティエリのギヨーム『愛の本性と尊厳について』(高橋正行+矢内義顕訳)
サン=ティエリのギヨーム『神の観想について/ギヨーム師の祈り』(高橋正行+矢内義顕訳)
サン=ティエリのギヨーム『コンシュのギヨームの誤謬について――ベルナルドゥスへの手紙』(高橋正行+矢内義顕訳)381-398
クレルヴォーのベルナルドゥス『主日・祝日説教集』(古川勲訳)399-453
クレルヴォーのベルナルドゥス『ギヨーム修道院長への弁明』(杉崎泰一郎訳)455-489
クレルヴォーのベルナルドゥス『恩恵と自由意思について』(梶山義夫訳)491-542
ハーフェベルクのアンセルムス『修道参事会員の身分のための弁明書簡』(梶山義夫訳)543-584
イサアク・デ・ステラ『魂についての書簡』(高橋正行+矢内義顕訳)585-614
リーヴォーのアエルレドゥス『霊的友愛について』(矢内義顕訳)615-694
11. イスラーム哲学 (監修:竹下政孝)
キンディー『知性に関する書簡』(竹下政孝訳)37-48
ファラービー『有徳都市の住民がもつ見解の諸原理』(竹下政孝訳)49-169
ファラービー『知性に関する書簡』(竹下政孝訳)171-195
イフワーン・アッサファー『イフワーン・アッサファー書簡集』(菊地達也訳)197-262
キルマーニー『知性の安息』(菊地達也訳)263-337
イブン・シーナー『救済の書』(小林春夫訳)339-406
ガザーリー『イスラーム神学綱要』(中村廣治郎訳)407-594
ガザーリー『光の壁がん』(中村廣治郎訳)595-663
イブン・バーッジャ『孤独者の経綸』(竹下政孝訳)665-761
イブン・バーッジャ『知性と人間の結合』(竹下政孝訳)763-793
イブン・トゥファイル『ヤクザーンの子ハイイの物語』(垂井弘志訳)795-890
イブン・ルシュド『矛盾の矛盾』(竹下政孝訳)891-1018
イブン・ルシュド『「霊魂論」注解』(花井一典+中澤務訳)1019-1102
スフラワルディー『光の拝殿』(小林春夫訳)1103-1145
12. フランシスコ会学派
1074pp、ISBN:4-582-73422-7、発行年月:2001.9、本体価格: 10,000円
フィオーレのヨアキム『新約と旧約の調和の書』 33-54
アッシジのフランチェスコ『公認された会則・信者宛書簡1・2・遺言』 55-90
ヘールズのアレクサンデル『神学大全』 91-196
パドヴァのアントニウス『主日説教集・祝日説教集』 197-272
ヨークのトマス『説教−われらの主イエス・キリストの受難について』 273-296
トゥルネのギルベルトゥス『平和について』 297-390
ボナヴェントゥラ『すべての者の唯一の教師キリスト』 391-428
ボナヴェントゥラ『無名の教師に宛てた三つの問題についての書簡』 429-450
ボナヴェントゥラ『諸学芸の神学への還元』 451-474
ボナヴェントゥラ『討論問題集−キリストの知について』 475-518
ボナヴェントゥラ『「命題集」註解』 519-704
ロジャー・ベイコン『大著作』 705-762
ヤコポーネ・ダ・トーディ『讃歌』 763-852
アクアスパルタのマタエウス『定期討論集−認識について』 853-924
ペトルス・ヨハニス・オリヴィ『受肉と贖罪についての問題集』 925-1017
13. 盛期スコラ学
845pp、ISBN:4-582-73423-5、発行年月:1993.2、本体価格: 6,602円
ディナンのダヴィド『クアテルヌリ』 25-52
オーセールのギヨーム『黄金大全』 53-96
オーヴェルニュのギヨーム『三位一体論』 97-160
フィリップス『善についての大全』 161-214
ロバート・グロステスト『物体の運動と光』 215-224
ロバート・グロステスト『真理論』 225-244
ロバート・グロステスト『命題の真理』 245-250
ロバート・グロステスト『神の知』 251-256
バルトロマエウス・アングリクス『事物の属性について』 257-316
ボーヴェのウィンケンティウス『大きな鏡』 317-368
アルベルトゥ・マグヌス『形而上学』 369-426
アルベルトゥ・マグヌス『ディオニュシウス「神秘神学」註解』 427-510
アルベルトゥ・マグヌス『動物論』 511-540
シュトラスブルクのウルリヒ『最高善について』 541-612
ブラバンのシゲルス『世界の永遠性について』 613-642
エティエンヌ・タンピエ『一二七〇年の非難宣言一二七七年の禁令』 643-678
ガンのヘンリクス『任意討論集』 679-736
アエギディウス・ロマヌス『哲学者たちの誤謬』 737-784
フライベルクのディートリヒ『至福直観について』 785-823
14. トマス・アクィナス
851pp、ISBN:4-582-73424-3、発行年月:1993.6、本体価格: 6,602円
『聖書の勧めとその区分』 27-52
『聖書の勧め』 53-64
『存在者と本質について』 65-112
『ボエティウス「三位一体論」註解』 113-198
『ボエティウス「デ・ヘブドマディブス」註解』 199-250
『「命題論」註解』 251-336
『「形而上学」註解』 337-502
『知性の単一性について』 503-584
『離存的実体について』 585-718
『使徒信条講話』 719-806
『種々の敬虔な祈り』 807-826
『兄弟ヨハネスへの学習法に関する訓戒の手紙』 827-850
15. 女性の神秘家(監修:冨原眞弓)
ビンゲンのヒルデガルト『スキヴィアス(道を知れ)』(佐藤直子訳)31-306
作者不詳『隠遁修道女戒律』(井野崎千代子訳)307-355
ハデウェイヒ『幻視』(鳥井裕美子訳)357-409
ナザレトのベアトレイス『愛の七段階』(国府田武訳)411-428
マクデブルクのメヒティルト『神性の流れる光』(小竹澄栄訳)429-466
マルグリット・ドワン『鏡』(細川哲士訳)467-484
ハッケボルンのメヒティルト『特別な恩寵の書』(梅原久美子訳)485-574
フォリーニョのアンジェラ『幻視と教えの書』(冨原眞弓訳)575-602
ヘルフタのゲルトルート『神の愛の使者』(小竹澄栄訳)603-670
マルグリット・ポレート『単純な魂の鏡』(中原暁彦訳)671-700
クリスティーネ・エーブナー『溢れる恩寵についての書』(小竹澄栄訳)701-765
マルガレータ・エーブナー『主の祈り』(高橋由美子訳)767-776
スウェーデンのビルギッタ『天使の説教』(平林冬樹訳)777-838
ノリッジのジュリアン『神の愛の啓示』(川中なほ子訳)839-890
シエナのカタリナ『書簡集』(平林冬樹訳)891-950
マージェリー・ケンプ『マージェリー・ケンプの書』(松井倫子訳)951-991
ローマのフランチェスカ『幻視』(前之園幸一郎訳)993-1020
ジェノヴァのカタリナ『煉獄論』(伊藤博明訳)1021-1043
16. ドイツ神秘思想
977pp、ISBN:4-582-73426-X、発行年月:2001.4、本体価格:
\10,000
『ザンクト・トルートペルトの雅歌』(香田芳樹訳 23-40
ザクセンのヨルダヌス著『書簡集』(岡守喜代訳) 41-60
アウクスブルクのダーヴィト著『祈りの七つの階梯』(香田芳樹訳) 61-84
アウクスブルクのダーヴィト著『主の祈り』(香田芳樹訳) 85-106
レーゲンスブルクのベルトルト著『説教2』(香田芳樹訳) 107-136
『シュヴァルツヴァルト説教集』(香田
芳樹訳) 137-150
マイスター・エックハルト著『主の祈り講解』(中山善樹訳) 151-174
マイスター・エックハルト著『命題集解題講義』(中山善樹訳) 175-188
マイスター・エックハルト著『一二九四年の復活祭にパリで行われた説教』(中山善樹訳) 189-204
マイスター・エックハルト著『聖アウグスティヌスの祝日にパリで行われた説教』(中山善樹訳) 205-218
マイスター・エックハルト著『パリ討論集』(中山善樹訳) 219-260
マイスター・エックハルト著『集会の書(シラ書)二四章二三―三一節についての説教と講解』(中山善樹訳) 261-320
マイスター・エックハルト著『三部作への序文』(中山善樹訳) 321-354
マイスター・エックハルト著『高貴なる人間について』(中山善樹訳) 355-370
ビベラハのルドルフ著『永遠性に至る七つの道について』(和田義浩訳) 371-410
シェトラスブルクのニコラウス著『説教集』(岡裕人訳) 411-430
グリュンディヒのエックハルト著『能動知性と可能知性について』(香田芳樹訳) 431-452
『霊的貧しさについての書』(木村直司訳) 453-484
『知的魂の楽園』(小竹澄栄訳) 485-528
ハインリヒ・ゾイゼ著『永遠の知恵の書』(橋本裕明訳) 529-572
ヨハネス・タウラー著『説教集』(橋本裕明訳) 573-662
ザクセンのルドルフス著『キリストの生涯』(佐藤直子訳) 663-696
ルールマン・メルスヴィン著『新たなる人生の始まりの四年』(岡裕人訳) 697-724
リンダウのマルクヴァルト著『十戒の書』(香田芳樹訳) 725-742
リンダウのマルクヴァルト著『ドイツ語説教集』(香田芳樹訳) 743-760
トーマス・ポイントナー著『救いに満ちた死を迎える技法』(高橋由美子訳) 761-786
カストルのヨハネス著『神との一致について』(佐藤直子訳) 787-858
ヴァーキングのベルナルドゥス著『〈ドクタ・イグノランティア〉の讃美、またそれに対する愛への招待』(八巻和彦訳) 859-874
カルトゥジア会のディオニュシウス著『先行する諸著作における主要な困難についての必要最小限の解決』(八巻和彦訳) 875-920
(偽)フリューエのニコラウス著『巡礼者の書』(高寛八訳) 921-976
17. 中世末期の神秘思想
677pp、ISBN:4-582-73427-8、発行年月:1992.2、本体価格: 5,340円
リチャード・ロウル『愛の火』 23-108
未詳『秘かなる勧告の書』 109-152
ウォルター・ヒルトン『完徳に関する八章』 153-174
ウォルター・ヒルトン『天使の歌』 175-184
ウォルター・ヒルトン『完徳の階梯』 185-262
ヤン・ファン・ルースブルーク『霊的婚姻』 263-276
ヤン・ファン・ルースブルーク『「燦めく石」あるいは「指環」について』 277-318
トマス・ア・ケンピス『貧者の宿』 319-350
ヘンドリク・ヘルプ『完徳への人間の過程』 351-402
ジャン・ジェルソン『神秘神学』 403-492
ニコラウス・クザーヌス『創造についての対話』 493-536
ニコラウス・クザーヌス『知恵に関する無学者の対話』 537-576
ニコラウス・クザーヌス『信仰の平和』 577-644
ニコラウス・クザーヌス『テオリアの最高段階について』 645-676
18. 後期スコラ学
923pp、ISBN:4-582-73428-6、発行年月:1998.9、本体価格: 7,600円
ライムンドゥス・ルルス『愛する者と愛された者についての書』 25-100
フォンテーヌのゴドフロワ『任意討論集』 101-164
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス『「命題集」註解(オルディナティオ)1』 165-216
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス『「命題集」註解(オルディナティオ)2』 217-316
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス『任意討論集』 317-350
ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス『第一原理についての論考』 351-448
ペトルス・アウレオリ『「命題集」第一巻註解』 449-498
パドヴァのマルシリウス『平和の擁護者』 499-546
ウィリアム・オッカム『「命題集」第一巻註解(オルディナティオ)』 547-628
ウィリアム・オッカム『アリストテレス「命題論」註解』 629-672
ウィリアム・オッカム『未来の偶然事に関する神の予定と予知についての論考』 673-724
ウィリアム・オッカム『任意討論集』 725-776
ヨハネス・ブリダヌス『「霊魂論」問題集』 777-848
アダム・デ・ヴォデハム『「命題集」第一巻第二講義』 849-923
19. 中世末期の言語・自然哲学 (監修:山下正男)
ペトルス・ヒスパヌス『論理学論集』(山下正男訳)27-231
オートルクールのニコラウス『書簡集』(井澤清訳)233-246
パリ大学学芸学部『条例』(井澤清訳)247-255
オートルクールのニコラウス『断罪箇条』(井澤清訳)257-273
ダキアのマルティヌス『表示の諸様態』(上枝美典訳)275-299
ダキアのボエティウス『最高善について』(大野晃徳+八木雄二訳)301-317
ダキアのボエティウス『表示の諸様態あるいはプリスキアヌス大文法学問題集』(大野晃徳+八木雄二訳)319-411
エルフルトのトマス『表示の諸様態あるいは思弁文法学について』(加藤雅人訳)413-450
ニコル・オレーム『質と運動の図形化』(中村治訳)451-605
20. 近世のスコラ学(監修:田口啓子)
1193pp、ISBN:4-582-73430-8、発行年月:2000.8、本体価格: 10,000円
カイエタヌス『名辞の類比について』(箕輪秀二訳)25-91
バルトロメ・デ・ラス・カサス『ペルーの財宝について』(J. ヨンパルト訳)94-110
バルトロメ・デ・ラス・カサス『インディアス評議会に提出した嘆願書』(J. ヨンパルト訳)111-116
フランシスコ・デ・ビトリア『国家権力についての特別講義』(工藤佳枝訳)117-159
フランシスコ・デ・ビトリア『最近発見されたインディオについての第一の特別講義』(工藤佳枝訳)161-269
フランシスコ・デ・ビトリア『インディオについての、または野蛮人に対するイスパニア人の戦争の法についての第二の特別講義』(工藤佳枝訳)271-335
ドミンゴ・デ・ソト『正義と法について』(秋山学訳)337-402
メルチョル・デ・カノ『神学的典拠について』(秋山学訳)403-430
ドミンゴ・バニェス『人間意志を効果的に動かす神の恩寵の援助と被造的自由意志の真にして正当なる調和に関する論考』(竹島幸一訳)431-492
フランシスコ・デ・トレド『アリストテレス「霊魂論」注解』(中澤務+三浦洋訳)493-530
ルイス・デ・モリナ『恩寵の賜物、神の予知、摂理、予定および劫罰と自由裁量との調和』(別宮幸徳訳)531-601
フアン・デ・マリアナ『王と王の教育について』(秋山学+宮崎和夫訳)603-643
ロベルト・ベラルミーノ『被造物の階梯による神への精神の飛翔』(秋山学訳645-689
フランシスコ・スアレス『法律についての、そして立法者たる神についての論究』(山辺建訳)691-880
フランシスコ・スアレス『「形而上学」討論集』(小川量子訳)881-963
ガブリエル・バスケス『日本の倫理上の諸問題について』(川村信三訳)965-995
レオンハルト・レッシウス『神の完徳と徳性について』(土屋睦廣訳)997-1061
フアン・デ・ルーゴ『神への信仰の徳について』(佐久間勤訳)1063-1094
ヨハネス・ア・サンクト・トマ『論理学』(八木雄二訳)1095-1162