ルーヴァン国際化学史会議

 

 

 

 

ベルギーの隣町ルーヴァンで2007828日から91日まで国際化学史学会が開かれます。

そこで初期近代に関する特別セッションを開きます。その模様をお伝えするコーナーです。

 

 

2007. 8. 31

  時間通りに起きたのですが、やっぱりラリーの講演はスキップして1時間後の電車に乗ることにし、ウチで一回読み練習をしました。ルーヴァンの会場には30分前に到着し、それから特別セッションの開始です。僕の番は2番目です。僕の場合、いつも専門家にしか分からないような話をする訳ですが、英語もスムーズで分り易かったのでしょうか、今回は会場の質疑応答でのリアクションもなかなか良かったです。

 

 

2007. 8. 30

   電車の中で原稿の最終的な仕上げをしています。だんだんそれなりの形になって来ました。これをワシントンでの発表のブルー・プリントにしようと思っているので、何とかなって安心しました。もちろんワシントン用には、もっと議論をしっかり練るつもりではいますが。ところで、明日の会場の場所が分かりません。どうすれば良いのでしょうか?ゲントの帰りにルーヴァンに寄ってみようとは思っているのですが、ちょっとメクラメッポウです。連絡をつけるべき相手も見当たらないし、困りました。

 

  ゲントで契約書にサインしてから駅に向かっていたら、リール組のレミから連絡がありました。どうやら大学のエラスムスの家に行けば何とかなるようです。どこにあるかは、ルーヴァンに着いてから見つけたいと思います。

 

 

2007. 8. 28

  今日の夕方からルーヴァン会議は始ります。今夜はレセプションがあるだけなので参加はせずに、原稿の作成に専念したいと思います。> とりあえず、最後の部分を除いて、だいたいの感じは出来てきました。明日一日取り組めば、何とかなるかも知れません。今回は、本当にギリギリです。

 

 

2007. 4. 13

  どうやら、ルーヴァンで今夏に行われる国際化学史学会のオーガナイザーに提出していた特別セッションの企画が採用されたようです。早速、他の3名の発表予定者にその旨を通知しました。ラリーも参加してくれる予定です。> すぐに皆から了解の旨の返事が来ました。ところで、特別セッション内容は以下の通りです:

 

           スペシャル・セッション:初期近代化学と機械論哲学

              Special Session: “Early Modern Chemistry and Mechanical Philosophy”

              ジョフロワ、英国とドイツのはざまにある仏人化学者

           Bernard Joly, “Etienne François Geoffroy, a French Chemist between England and Germany”

自然のない自然哲学と理性のない自然学のはざまにある18世紀化学

Rémi Franckowiak, “Eighteenth Century Chemistry, between Natural Philosophy without Nature and Physics without Reason

ホンベルグの化学:議論ある自然学におけるある種の真実

Luc Peterschmitt, “Homberg’s Chemistery: a Certain Truth in a Disputable Physics

ルネサンスの物質理論における機械的作用者の概念

Hiro Hirai, “Notion of ‘Mechanical’ Agent in Renaissance Matter Theories”

 

 

2007. 2. 12

  同時に3つの会議をオーガナイズするということになってきて、今日は大変なメールのです。リプシウスの方は、仮ですが発表タイトルが集まり出しました。ゲマの方は、一人急きょ家族の病気を理由に欠席です。ルーヴァンは、リール月一セミナーを母体にした特別セッションを開けそうです。

 

 

2007. 2. 11

   ベルギーのルーヴァンで今年8月末にある国際化学史学会で、リールの月一セミナーを母体にした特別セッションを設ける計画を進行中です。各方面にメールを送りまくっています。こういう時にすぐに返事をくれない人間にはイライラしますし、次からは一緒に仕事をしたくないと思ってしまいます。> 2つほど返事がきました。あと、一人来ればゴーサインがでます。

 

 

2007. 1. 29

  今年の8月の28日から9月1日にかけて隣町のルーヴァンで化学史国際学会が開かれます。いつもと違って招待ではないし、参加費200ユーロ近くして高いの悩んでいたのですが、ゲントが費用を面倒みてくれそう(大学に職を持つということは良いことです)なので、参加する方向で検討することにしました。ただし、215までに発表要旨を提出しないといけません。何だか忙しいですね。

 

 

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