公開講演会
ヨーロッパ史のなかの占星術 中世・ルネサンスから近代へ
Astrology in the Middle Ages, the
Renaissance and Early Modern Europe----A Reappraisal
西洋占星術の歴史研究において、現役で活躍されている世代のホープ、米国スタンフォード大学のダレル・ラトキン博士が来日し、東京と大阪で無料の公開講演会を行います。博士は現在、ピコ・デッラ・ミランドーラの『占星術反駁』の校訂・英訳と、大部な西洋占星術についての通史の出版を準備中です。
アラビア世界から中世ヨーロッパに移入された占星術は、ルネサンス期にとくに繁栄しました。講演では、コペルニクス、ガリレオ、ケプラーといった科学革命期といわれる時代の巨人たちの占星術にたいする態度までカバーされます。
世界の最先端の研究現場でえられた知見に触れることのできる、またとないチャンスでしょう。
講演者
ダレル・ラトキン博士
(スタンフォード大学&ネヴァダ大学)
Dr. H. Darrel Rutkin
Stanford University & University of
Nevada, Reno (USA)
司会・解説
ヒロ・ヒライ
(オランダ・ナイメーヘン大学)
Hiro Hirai
Radboud University
Nijmegen (Netherlands)
2013年7月24日(水曜日)18:15-19:30
大阪大学 全学教育推進機構総合棟1 ステューデント・コモンズ2階セミナー室1
大阪大学文学部 西洋美術史講座、文芸学講座、哲学・思想文化学専修 共同主催
2013年7月26日(金曜日)18:15-19:30
立教大学池袋キャンパス6号館6205教室
平成25年度立教SFR「『ドイツ民族主義宗教運動』の学際的ならびに国際的研究基盤の構築」主催
後援 Japanese
Association for Renaissance Studies
科研費プロジェクト
『西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀』