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ごくごく個人的な「本」日記

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20224

 

2022. 4. 30

メルマガの原稿を推敲してドロップしました。配信は、52日の予定です。

 

 

2022. 4. 29

加藤ルー君の博士号取得を記念して、彼の師である学魔・高山宏さんとの出会いから、授業やゼミ、進路指導、そしてルー君の博士課程における悲喜こもごもについて語っていただきました。ゴールデン・ウィークの初日ということもあり、どうなるかと思っていましたが、楽しい生配信となりました。ルー君、おめでとうございます!

 

次号のメルマガの原稿を準備しています。

 

 

2022. 4. 28

ピコ・デラ・ミランドラ占星術の専門家オヴァーネス(アコピアン)とズームで話しあました。2018年秋にオーストリアのインスブルック大学で講演したときに世話をしてくれ、コロナ禍では僕の知りあいでもっとも出版物をだしている彼ですが、元気そうでなによりでした。ウクライナとプーチンの話もしました。

 

 

2022. 4. 27

ふたたび今日はスローな動きでいきます。

 

 

2022. 4. 26

昨日提出した国際会議「汎神論と汎心論」のための要旨について、主催者のリチャード(ブルム)からオーケーの連絡がきました。今回の発表は、「ブルーノ、生きている原子、普遍生気論“Giordano Bruno, Living Atoms and Universal Animation” というタイトルでいきたいのですが、リチャードはブルーノ研究の権威でもあるので、反応が心配でした。ここで animation は生命が与えられていることを意味しますが、良い訳語がみつかりません。

 

 

2022. 4. 25

6月上旬の国際会議「汎神論と汎心論」での発表のための要旨を送りだしました。なるべく詳しい内容を説明しないで、興味をもってもらえるかに腐心しました。最初から面白いところを全面に出すべきなのでしょうが、前回のアナクサゴラスに引きつづき驚きの要素を重視しています。

 

 

2022. 4. 24

今日もスローな動きでいきます。

 

 

2022. 4. 23

今日はスローな動きでいきます。

 

 

2022. 4. 22

古代ギリシア・ローマの薬物植物についての知識を集大成した『薬物誌』 の全邦訳を記念して、「ディオスコリデス祭り!」を開催しました。マンドラゴラ毒物、そしてチコリの話など盛りあがり、ハイテンション超楽しいものになったと思います。ありがたいことに、同時チャットには藤村シシンさんにも参加していただきました。

 

オヴァーネスも、昨日の提案に乗り気のようです。来週に Zoom で話しあおうと思います。

 

 

2022. 4. 21

ピコ・デラ・ミランドラと占星術史を研究している友人オヴァーネスからメールがきました。BHチャンネルで彼の本を紹介した動画を以前に見かけたのだけれど、あとから検索にはひっかからないと。いまは生配信を中心としているので、新刊紹介は限定公開にしているのでした。返信ついでに、以前から考えていた企画を提案しました。乗ってくれるでしょうか?

 

 

2022. 4. 20

アリストテレスの注解でも知られる、アレクサンドリアのプラトン主義者オリュンピオドロスについての新しい論集アレクサンドリアのオリュンピオロドス:注解者、教師、プラトン主義哲学者Albert Joosse (ed.), Olympiodorus of Alexandria: Exegete, Teacher and Platonic Philosopher (Leiden: Brill, 2021) が、出されていることに気がつきました。

 

 

2022. 4. 19

年末からつづいているマラソンですが、つぎは6月上旬にチェコで開催される国際会議「汎神論と汎心論」での発表です。この会議では、発表原稿だけではなく雑誌 Intellectual History Review 誌での特集号の一部となるために、論文そのものを完成させなければなりません。いつもよりハードルの高いことが要求されているので、密度のたかい作業が必要となります。

 

基本的な作業は、去年に出版した世界霊魂についての論文と先日に発表した原子論者アナクサゴラスについての原稿のための調査でできていますので、あとは論述を組みたてて、脚注をふくめた論文を完成させないといけません。

 

 

2022. 4. 18

ちょっと帰りの飛行機が遅れたので、予約していた電車に乗れず、1時間後の列車に振りかえました。家に着いたのは19すぎでした。ホテルを出たのが8でしたので、半日がかりの移動でした。コロナ禍前は遠征が生活の一部だったので、なんとも思わなかったのですが、久しぶりの遠征でとても疲れた気がします。

 

 

2022. 4. 17

今日は野暮用で、なんと2年ぶりに飛行機に乗ります。明日の夜には帰ってきます。

 

 

2022. 4. 16

今日は朝から Zoom 会議の2本立てでした。9時から魔術研の皆さんと、そして11時からヨーロッパの同僚とそれぞれ2時間ほど話しました。さすがに、これだけ一度にこなすと疲れますね。

 

 

2022. 4. 15

今日は9時から生配信「現代の魔女、女神と聖地」がありました。河西エリコさんによる聖地グラストンベリーの話は、とても面白いものでした。現代の魔女シリーズのなかでも、なかなかの充実作となっております。お見逃しなく!

 

配信直後に別件について嬉しい報告があり、お祝いをかねて生配信をすることにしました。おそらくは、429日(金)22を予定しております。サムネができるまで、少々お待ちください!

 

 

2022. 4. 14

6時に起きて、8時からの魔術研のオンライン会合にそなえました。今日は中西さんと一緒に、これから3年間の大型研究計画についてアムステルダムのライアナに説明しました。2年半後の国際会議のタイミングとしては、10月初旬都合良いようです。とても喜んでくれたので、われわれとしても嬉しかったです。

 

おお!これはなんとも、すごい本が出版されていました。『賢者たちの討論会:ヘルメスの技についてのピュタゴラス的な会合Grégoire Lacaze, Turba philosophorum: Congrès pythagoricien sur l’art d’Hermès (Brill, 2018) というタイトルの670をこす大冊で、330あまりの研究にくわえ、ラテン語テクストの校訂版仏語訳となっています。これは事件といえるでしょう。

 

 

2022. 4. 13

今日はテクストの初版2を比べつつ、引用したラテン語の翻訳をチェックしました。まったく改変がないことが分かり、とても助かりました。これでほぼ完成でしょう。安心できたので、プルーフ・リーディングに回します。

 

 

2022. 4. 12

本文内の数字や脚注の書誌データなどを確認しつつ、もう一度だけ全体を読みなおしました。枝葉末節を削って、アーギュメントを磨いております。

 

 

2022. 4. 11

昨日からの作業をつづけ、チェザルピーノ論文がほぼ完成となりました。あとはプルーフ・リーディングしてもらってから、編者に提出します。いろいろ迷いましたが、タイトルは「チェザルピーノの鉱物学、気象論とキミアのはざまで“Cesalpino’s Mineralogy between Meteorology and Chymistry” にしようかなと思っています。

 

 

2022. 4. 10

16世紀末のイタリアで活躍した医学者・哲学者チェザルピーノについて、今年2月に開催された国際会議から企画されている論集への寄稿は、なんと来週が締めきりです。もうほとんど完成しているのですが、ここ数日で集中して作業したいと思います。また数日のあいだカンヅメとなります。

 

 

2022. 4. 9

今日はポスト・フェステム(祭りのあと)な感じなので、スローな動きでいこうと思います。

 

 

2022. 4. 8

国際会議「粉々になる質料形相論」の2日目です。8(現地時間で14時)のセッションから参加しました。ビル(ニューマン)の偽ゲベルについての発表のあと、僕の番でした。予想どおり、人によっては想像すらできない次元の話であり、呆気にとらえられている人もいたとは思いますが、質疑での反響は大きいものでした。画面しに人々の興奮が伝わってきます。さすがにイスからころげ落ちた人はいなかったかも知れません。 

 

 

2022. 4. 7

仮想空間にあるスウェーデンでの国際会議「粉々になる質料形相論」の1日目でした。今日は中世末期からクザーヌスポンポナッツィまで、明日はポンポナツィから17世紀初頭までが中心となります。ファブリツィオエリザベトの発表は明朝のセッションなので、時差のせいで僕はリアルタイムで視聴できません。僕の番はビル(ニューマン)のあと、最後にある基調講演のひとつ前、現地時間では1445(アメリカ東海岸時間では845)からとなります。

 

声に出して読む練習をしてみましたが、まあ大丈夫だと思います。

 

 

2022. 4. 6

明日からのスウェーデンでの国際会議「粉々になる質料形相論」にそなえています。オンラインなので遠征はなく、時差のせいで現地時間では14からのセッションだけに参加できます。なぜヨーロッパ人は、発表者が数人いる北米からの参加に配慮しないのでしょうか。これが最初はないのですが、理解に苦しみます。

 

スプリンガーの『初期近代哲学辞典』の出版日が、65に決まったようです。圧巻の2500。これは待ち遠しいですね!

 

 

2022. 4. 5

今日もスローな動きです。

 

 

2022. 4. 4

今日もスローな動きでいきます。

 

 

2022. 4. 3

河西さんを特別ゲストに迎えて、現代の魔女と聖地グラストンベリー、そしてペイガニスムについて、たっぷりと語りあう生配信を415日(金)22から開催します。アドレスは、こちらです。

 

 

2022. 4. 2

今日はスローな動きでいきます。

 

 

2022. 4. 1

今日は6時半に起きて、9時からのプレミア公開にそなえました。縄文魔女術を実践する谷崎ルミさんとの対談動画です。各方面で好評をいただいている現代の魔女シリーズのなかでも気に入っているものです。

 

以前から依頼されていた偉い方から連絡があり、ヨーロッパ共同体の提出する研究計画書をみせてもらいました。中世哲学研究の視点からいえば、かなりソリッドなものなのでしょうが、ルネサンス研究の視点からいえば、いろいろアラが目立ちます。この辺りが弱点なのではないでしょうか?向こうの希望次第で、僕の意見を述べたいと思います。

 

 

 

 

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