セミナー&ミーティング
研究交流会のお知らせ
第1回 BHミーティング
東京編 12月26日(火) 午後から 僕の発表 「ルネサンスの種子の理論」&ディスカッション 参加者の自己紹介とフリー・トーク 「ルネサンスの科学と文化」 関西編 12月28日(木) 10:00〜 僕の発表 「ルネサンスの種子の理論」&ディスカッション 関西大学院生の有志数人の発表 アラビア科学(三村君) コペルニクス(平岡君) ルネサンス解剖学(澤井君) |
第1回 東京ミーティング (2000.12.26)
参加者からの反響です。
参加者とその主な関心のリスト
O 印は、以下に挙げるのフィードバックをしてくれた人 |
ちょっとクリアでないので見えにくいですが、ご勘弁を。
(2000.12.26 @東大駒場)
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先日はお世話になりました。 楽しかったと同時に、将来のことを思うと興奮も覚えました。すばらしい人たちと多く知りえて、何よりの財産を得たと思っています。 今後もよろしくお願いします。 澤元@hahnemann.co.jp |
平井さんの発表も、僕のような「門外漢」の人間にも本当にわかりやすく、今まで断片的な知識で、きちんと流れが把握できていなかったのですが、ネオ・プラトニスムやパラケルススの有していた「種子の理論」をもとに機械論に至るまでの経緯が概観でき、今後の自分の研究に非常に有効な示唆を与えていただきました。(風邪をひいていくことのできなかった望月さんにも、当日の様子など話しておきました。)皆さんと話し合えたことで、一人で研究していたのでは到達し得ないような広い視座をいただくことができましたし、何よりも様々な分野の人が非常に魅力ある研究をなさったいることを知り、非常に刺激を受けました。今後できるだけ早急に紹介していただいた文献は目を通していきたいと思っています。 |
すでに山田さんにはメールをいただきました(日本語訳の『弁神論』の誤植をお知らせする約束をしたのです)。岡部さんとは駅まで送っていただく間にいくつか短いアドヴァイスをいただけましたし,アドレスも教えていただきました。このお二人と話せただけでも,あの会に出た価値はありました。今後もこうした会を定期的に持ちたいものですね。キミアに直接関係することに関して私が役に立つことはなさそうですが,会場の準備などで手伝えることがありましたらできる限り協力いたします。 とにかく,クダートの『ライプニッツとカバラ』をまず読んでみようと思います。その折りには何か質問するかもしれません。よろしくお願いいたします。 以上です。ご返事は放念下さい。 白田 浩一 (Hakuta,
Koichi) |
あけましておめでとうございます。そして、昨年度末の東京ミーティングではお世話になりました。いろいろあって懇親会にしか行けませんでしたが、それでも本当に出席してよかったです。本当に感謝しています。みなさん関心はばらばらですが、それでも一人一人どこかで共通の関心があり、話していてすごくためになりました。 さて、僕は今年度は、あたりまえのことですが、自分の研究に没頭したいと考えています。とくに最近は、博士論文を本気で書いてみようかな、と思いはじめてきてもいます。ですから、いろいろとアドバイスをお伺いすることも多くなると思います。そのときはよろしくお願いします。 それでは失礼します。 |
25日26日は貴重な話をしていただいてありがとうございます.博論の話をうかがうことができたので,関西の方へは行きませんでした.旅行が好きでないので腰が重いのですよ.今度はまたいつお会いできるか判りませんが,メールで情報交換をいたしましょう. 正月過ぎ(1月4日くらいから)しばらく田舎に帰ってしまうので,しばらくメールできませんが,失礼いたします. では,また 2000年12月31日 本間栄男 |
その後、山田さんからは、アルドロヴァンディの原典講読を誘われ、今急いでラテン語のレベルアップにいそしんでいます。今後は、鉱物学と庭園の関連を、本腰を入れて探って行きたいです。さっそく、その界隈で、リッチョとアルドロヴァンディを結ぶホットなラインを発見しました。この件は、また別のメールで詳しくお話させていただきます。また、菊地原さんとは、懇親会でディープな対談をさせていただきました。さすが16C博物学の専門家だけあって、かなりの文献を読みこなしておいでで、感動しました。ロレイン・ダストンとか、キャサリン・パークとか、P.Findlen からさらに一歩奥に入ったレベルの研究者たちも、菊地原さんはご存じで、ほんと、同志に出会えて嬉しい限りです。 このような出会いの場をセッティングしてくださったヒライさんに、ただただ感謝です。小川さんと村瀬さんとは、ルドルフネットワークで交流が持てますし、古口さんとも、メールで個人的にコンタクトを取らせていただきました。その他の方々とも、もっともっと交流を深めていきたいです。それではこの辺で失礼させていただきます。 |
スピノザ協会書記局長の高木さんに特に意見を聞いたわけではないのですが、彼も版下を作成することができるので、雑誌はともかく1号出しましょう。ページ数にもよりますが、製本代だけで何とか作れるよういろいろ探ってみます。(ICU の白田君は手伝ってくれると思います。)もしかしたら建築の方々が手伝ってくれるかも知れません。(なんと言っても工学系は文化系の一桁上の研究費があるので。)ともあれ、何とかなると思います。 また、化学史学会編集委員会でも是非若手の研究者のサポートにお金を使おうと提案してみます。(個人的には以前から、BJHSのように院生の論文からなる特集号を出したいと思っていました。) > 「初期近代西欧文化の研究者ユニオン」 もちろん、大いに関心があります。 吉本秀之 |
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ところでその後、桑木野さんとメールのやりとりをしましたが、彼は思ったより関心の広い人ですね。16世紀イタリア鉱物学史を庭園史との関係でやろうなんてなかなか野心的ですよ。とりあえず、菊地原さんにも声をかけてアルドロヴァンディ・プロジェクトを向こう一年半くらいの期限付きで始めようかと思っています。よい人を紹介してもらいました。(BHの集まりを見て思いましたが、平井さんは論文書きだけでなく、organizer としても educator としてもなかなかいい線行ってますね。) 京都での結婚パーティは年末にどたばたと行ってきました。生物学史の関係の人で、29日には会場で松原さんや伊藤和行さんにも会いました。伊藤さんは平井さんにも会ったと言ってましたね。 山田 |
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また一人自分の研究を進めるだけでなく、研究集団を組織したり、これからその研究の道に進もうとしている人に手を指し伸べようとしていることを見て、それが研究者として次の段階に行こうとしている現れであるように見えました。 平井くんの会では、近代以前のヨーロッパ文化史に関心をもつ若手の方が、日本でも「散在的」でも多くいるのに、しかもそれなりに専門深く研究しているの驚かされました。平井くんの研究の内容や研究の仕方、組織作りなどとても刺激になりました。 僕はつぎの研究はどうするかについて考え、長く足踏みが続いてきました。平井くんの話を聞いていて、なにか思い当たることがありました。そうした意味でもよい刺激になりました。平井くんとは分野も関心も違いますが、重要で刺激的な化学史家としてこれからも注目していきます。 梶 雅範 |
もうご存知かもしれませんが、実はあのセミナーが縁で、東さん、本間さんと一緒に16世紀勉強会という会をやらせていただいています。そこでの様子は本間さんがご自分のホームページに乗せてくださっています。そこで本間さんから、この勉強会の案内をBHのメーリングリストに載せてもらうといいとうかがったのですが、かまわないでしょうか。もしよろしかったらお願いしたいのですが。 |
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この集まりを核に、初期近代の西欧文化の若手研究者の交流&情報交換を促進、
新雑誌創刊と研究者のユニオン作りに向けて躍進したいと考えています。
皆さん、これからもどうぞよろしく。