榎本恵美子 トリビュート
なかなか入手が容易でないオブスキュアな場所に出されていたりして、把握するのが非常に難しい
ルネサンス学者・榎本恵美子さんの作品を集める特別トリビュートのコーナーです。
世に出るタイミングがよくなかっただけで、本来なら正当に評価されるべきはずの
トニーの『カルダーノのコスモス』の邦訳に再び光を当てるときが到来しました!
榎本恵美子の作品世界
--- ヨハネス・ケプラー (榎本恵美子・訳) 「新年の贈り物あるいは六角形の雪について」 『知の考古学』、第11号、1977年、276-296頁。
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カルダーノ (青木靖三・榎本恵美子訳) 『わが人生の書』 (
--- ヨハネス・ケプラー (渡辺正雄、榎本恵美子・訳) 『ケプラーの夢』 (講談社学術文庫、1985年)。
--- 榎本恵美子 「カルダーノ『一について』」 De uno :概要と考察」 『愛知』 第3号、1986年、95-110頁。
--- アディソン・ギュリック編著 (渡辺正雄、榎本恵美子・訳) 『貝と十字架:進化論者宣教師J. T. ギュリックの生涯』 (雄松堂出版、1988年)。
--- 榎本恵美子
「一と多と秩序:カルダーノ De uno についての一考察」、『
--- 榎本恵美子 「雪と花のかたち:ケプラーの雪月花 (I)」 渡辺正雄編 『ケプラーと世界の調和』 (共立出版、1991年)、199-220頁。
--- 榎本恵美子 「カルダーノと夢解釈」 佐藤三夫編 『ルネサンスの知の饗宴:ヒューマニズムとプラトン主義』 (東信堂、1994年)、185-199頁。
--- 榎本恵美子 「カルダーノ『わが人生の書』をめぐって:占星術の枠組みと作品の構成」 伊藤博明編 『ルネサンスにおける異教的伝統の再検討』 平成6年度科研費 [総合研究(A)] 研究成果報告書、1995年、146-167頁。
--- G. カルダーノ (榎本恵美子・訳) 「一について」 『ルネサンス研究』 第2巻、1995年、168-210頁。
--- 榎本恵美子 「カルダーノ『わが人生の書』第二部分の考察:ガレノスの影響を中心に」 『ルネサンス研究』 第4巻、1997年、30-69頁。
--- A. グラフトン (榎本恵美子・山本啓二訳) 『カルダーノのコスモス:ルネサンスの占星術師』 (勁草書房、2007年)。
--- 榎本恵美子 「カルダーノ」 伊藤博明・編 『哲学の歴史 (第4巻) ルネサンス』 (中央公論新社、2007年)、482-497頁。
--- 榎本恵美子 『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』 (勁草書房、2013年刊行予定)。