科研費共同研究(基盤 B) 2013–2016
西欧ルネサンスの世界性と日本におけるキリシタンの世紀
Renaissance Culture and Japan’s Christian Century (1550–1650)
2013 年度の成果
研究代表者
根占献一
編著『イタリア・ルネサンスの霊魂論』新装版(三元社、2013年)。
論文「 Alessandro
Valignano (1539–1606) between Padua and Japan パドヴァ・日本間のアレッサンドロ・ヴァリニャーノ(1539–1606)」『学習院女子大学紀要』第16号(2014年)、43–52頁。
論文「ルネサンス文化と改革期のローマ:十五・十六世紀イタリアの教会と世界」、甚野尚志・踊共二編『中近世ヨーロッパの宗教と政治:キリスト教世界の統一性と多元性』(ミネルヴァ書房、2014年)、132–157頁。
論文「ルネサンス・ヒューマニズムと近代:特にイタリアとドイツの視点から」、19世紀学会・19世紀学研究所編『19世紀学研究』第8号(2014年3月)、59–73頁。
書評「榎本恵美子『天才カルダーノの肖像』(勁草書房、2013年)」『図書新聞』3131号(2013年10月19日)。
書評「菊地原洋平『パラケルススと魔術的ルネサンス』(勁草書房、2013年)」『図書新聞』3152号(2014年月29日)。
国際学会発表 “The
Immortality of the Soul in Japan’s Christian Century (1549–1650),” Renaissance
Society of America 年大会(ニューヨーク、2014年3月29日)。
国際シンポジウム発表 “Japan’s Christian
Century and Its Problem from Xavier to Valignano,” Japanese Association
for Renaissance Studies 主催 Renaissance Culture
and Japan’s Christian Century(学習院女子大学、2013年7月20日)。
国際シンポジウム発表「トレント公会議への哲学的・神学的傾向―アリストテレス主義者ガスパロ・コンタリーニを介して」 Tendenze filosofiche e teologiche indirizzate alla Concilio di Trento tramite
Gasparo Contarini、『トレント公会議と近世キリスト教世界:思想・社会・紀律』(2013年11月30日、早稲田大学)。
講演「細川ガラシャと同時代を生きたイタリア女性たち:天正遣欧使節が出会った人、出会わなかった人」東洋文庫七夕講演会(東洋文庫、2013年7月7日)。
講演「パドヴァ大学と『レーゲンスブルク対話』間のガスパロ・コンタリーニ」19世紀学研究所学術講演会(2013年12月2日、新潟大学)。
学会設立 Japanese Association for Renaissance Studies
(JARS)(2013年4月6日)。
研究分担者
折井善果
論文「対抗宗教改革と潜伏キリシタンをキリシタン版でつなぐ」、豊島正之編『キリシタンと出版』(八木書店、2013年)、169–191頁。
論文「「アニマ」(霊魂)論の日本到着:キリシタン時代という触媒のなかへ」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、332–361頁。
講演「キリシタン版の研究からわかること:和書と洋書のあいだ」、慶應義塾大学教養研究センター特別講座 『出版文化史の東西』(慶應義塾大学、2014年1月18日)。
講演「思想史からみたキリシタン版」、『キリシタンと出版』刊行記念講演会「キリシタン版は語る」(東京堂ホール、2014年1月19日)。
インターネット対談「折井善果 キリシタン文学にみる日欧文化交流」(2013年11月18日)。
https://www.youtube.com/watch?v=DTjVZPb-2cE
桑木野幸司
著作『叡智の建築家:記憶のロクスとしての16–17世紀の庭園、劇場、都市』(中央公論美術出版、2013年)。
論文「記憶術の叡智の家:ルネサンスの黄昏における伝統の変容」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、42–68頁。
論文「天国と地獄の想起:C・ロッセッリ『人工記憶の宝庫』における視覚芸術からの影響について」『西洋美術研究』第17号(2013年)、91–110頁。
論文 “The
Great Theatre of Creative Thought,” Journal of the History of Collections 25
(2013), 303–324.
記事「庭の掟(Lex hortorum):初期近代イタリアにおける庭園の公開について」『Arts and
Media』 第4号(2014年3月)、58–79頁。
記事「メディチ家のヴィッラと庭園:文化的景観のゆくえ」『Arts and
Media』第4号(2014年3月)、208–211頁。
国際シンポジウム発表「記憶のかたち:コスマ・ロッセッリ『人工記憶の宝庫』(1579年)における天国と地獄の表象」、国際シンポジウム「かたち 再考」開かれた語りのために(東京文化財研究所、2014年1月7日)。
研究会発表「庭園と記憶術:初期近代西欧の芸術文化と創造的記憶の関係をめぐる一考察」、国際シンポジウム「かたち 再考」にかかる準備研究会(東京文化財研究所企画情報部会議室、2013年8月2日)。
講演「初期近代西欧の芸術文化における創造的記憶」、藝術学関連学会連合第8回公開シンポジウム 「藝術と記憶」(国立国際美術館講堂、2013年6月8日)。
研究会発表「十六世紀イタリアの庭園における旅と風景のモチーフ」、文学部共同研究「西欧近代における旅と風景のディスクール」研究発表会(北海学園大学、2014年3月4日)。
研究会発表「『叡智の建築家』紹介」、JARS 年末研究会『ルネサンスの知のコスモス:都市、人間、自然』(学習院女子大学、2013年12月23日)。
澤井直
論文(安西なつめ・坂井建雄との共著)「ニコラウス・ステノによる筋の幾何学的記述:17世紀における筋運動の探究」『日本医史学雑誌』第60巻(2014年)、21–35頁。
学会発表「16世紀におけるガレノス解剖学の受容の多様性」、第114回日本医史学会・第41回日本歯科医史学会(日本歯科大学、2013年5月11–12日)。
研究会発表「16世紀におけるphysiologiaとanatomia」、日本医史学会月例会(順天堂大学、2013年6月22日)。
東慎一郎
翻訳『デカルト全書簡集 第2巻(1637–1638)』、武田裕紀、小泉義之、山田弘明、東慎一郎、政井啓子、久保田進一、クレール・フォヴェルグ訳(知泉書館、2014年)[訳の担当箇所:62–69, 73–76, 133–141,
204–212, 231–240, 268–271, 334–338 頁。「解題1」執筆、357–361頁 ]。
学会発表「学問論史は何の役に立つのか:ルネサンスおよび初期近代を例に」、日本科学史学会第60回年回(日本大学、2013年5月25日)。
シンポジウム招待発表「学問とは何か,それは何の役に立つのか:ルネサンス学問論から学ぶ」、九州大学GCOEプログラム「マス・フォア・インダストリ教育研究拠点」主催『第3回九州数学史シンポジウム』(九州大学,2013年2月14日)。
平岡隆二
著作『南蛮系宇宙論の原典的研究』(花書院、2013年)。
論文「イエズス会とキリシタンにおける天国(パライソ)の場所」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、362–386頁。
論文「南蛮系宇宙論の成立と展開」および「『慶賀魚図』とシーボルト・ビュルガーの日本魚類研究」、若木太一編『長崎:東西文化交渉史の舞台』ポルトガル時代/オランダ時代(勉誠出版、2013年)、41–73頁および322–331頁。
記事「忘れられた天文学者・小林謙貞」『長崎新聞』「史談・史論」欄(2013年10月13日)。
記事「幻の「南蛮」写本を追え:科学伝来とキリシタン禁制」、東京大学出版会編『UP』第42巻(2013年9月)、22–30頁。
記事「天草キリシタンの成立と展開:16・17世紀の羊角湾域を中心に」『国文研究:熊本県立大学日本語日本文学会』第58号(2013年6月)、(1)–(23)頁。
記事「日本における英語研究のはじまり(1808–1862)」『文彩:熊本県立大学文学部』第9号(2013年3月)、(12)–(21)頁。
国際学会発表
“Western Cosmology in Japan’s Christian Century,” Renaissance Society of
America 年大会(ニューヨーク、2014年3月29日)。
国際学会発表 “Place
of Paradise: Cosmology in the Early Jesuit Mission to Japan,” The 2nd Templeton
Conference: Science and Religion in East Asia(ソウル大学、2013年12月12日)。
国際シンポジウム発表 “Early
Jesuit cosmology in Japan (1549–1814),” Japanese Association for
Renaissance Studies 主催 Renaissance Culture
and Japan’s Christian Century(学習院女子大学、2013年7月20日)。
学会発表「小林謙貞と近世初期長崎の天文学」、洋学史学会・佐賀大会(佐賀大学、2013年9月14日)。
学会発表「近世初期日本の測量術と兵学:佐賀とエジンバラの「大円分度」をめぐって」、日本科学史学会第60回年会(日本大学、2013年5月26日)。
研究会発表「小林謙貞の事跡と先民伝」、長崎先民伝研究会(九州大学、2013年8月27日)。
講演「崇福寺の羅漢様と小林謙貞について」、第5回長崎学公開講座(長崎県勤労会館、2013年12月21日)。
講演「科学伝来:南蛮系宇宙論と近世日本」、駒場科学史講演会(東京大学、2013年7月19日)。
講演「峰源助と峰文庫」、平成24年度郷土史講演会『大村藩天文方 峰源助』(大村史談会・大村市教育委員会主催)(大村市コミュニティセンター、2013年2月17日)。
インターネット対談「平岡隆二、『南蛮系宇宙論の原典的研究』を語る!」(2013年4月27日)。 https://www.youtube.com/watch?v=fMMtW4nh2_A
研究協力者
榎本恵美子
著作『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』(勁草書房、2013年)。
記事「ルネサンスの自叙伝:カルダーノ『わが人生の書』を読み解く」、東京大学出版会『UP』第42巻(2013年10月)、45–50頁。
国際学会発表(ヒロ・ヒライとの共同発表) “Astrology, Dream Interpretation and Daemons in Cardano’s On My Life,” Renaissance Society of
America(ニューヨーク、2014年3月28日)。
出版記念トーク・イベント 『天才カルダーノの肖像』刊行記念トーク・イベント「ヘルメスの図書館とカルダーノのコスモス」(西武リブロ池袋店、2013年8月3日)。
大場はるか
国際会議発表
“Propaganda fide. Die Missionsarbeit, japanische Märtyrer und das Schultheater der Jesuiten,” Kirchengeschichte 2.1: Themen, Projekte, Perspektiven. Eine Vernetzungstagung für Nachwuchswissenschaftler(ミュンヘン、2013年7月6日)。
国際会議発表
“Das Jesuitentheater und die Darstellung
der Erdteile,” Die Erdteile
im frühneuzeitlichen Blick – Neue Forschungsfragen(ウィーン大学、2014年3月8日)。
国際シンポジウム発表「ティロールのカトリック改革とイエズス会の学校劇:司祭養成との関係」『トレン公会議と近世キリス教界:思想・社会・規律』(早稲田大学、2013年11月30日)。
学会発表「近世内オーストリアの「再カトリック化」と八代の殉教者:「イエズス会劇」に関する一考察」九州史学会(九州大学、2013年12月8日)。
加藤喜之
論文「スキャンダラスな神の概念:スピノザ哲学とネーデルラントの神学者たち」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論社、2014年)、229–250頁。
論文「初期啓蒙思想とキリスト教神学:ペトルス・ファン・マストリヒト(1630–1706)のデカルト主義批判」、東京基督教大学紀要『キリストと世界』第24号(2014年)、1–24頁。
論文「二重に死せる神と現代日本に生ける神」『福音と世界』(2014年2月号)、24–29頁。
国際シンポジウム発表 “Melanchthon on Social
Order between Plato and Aristotle,” Japanese Association for Renaissance
Studies 主催 Renaissance Culture
and Japan’s Christian Century(学習院女子大学、2013年7月20日)。
学会発表「スラヴォイ・ジジェクにおける神の死の表象」、日本宗教学会(國學院大学、2013年9月7日)。
学会発表「現代神学の新しい方向性:スラヴォイ・ジジェクのキリスト論とラディカル・オーソドクシー」、日本基督教学会(西南学院大学、2013年9月11日)。
インターネット対談「加藤喜之、アメリカでの研究生活と今後の活動を語る!」(2013年6月26日)。https://www.youtube.com/watch?v=XUh8N1yzGWA
インターネット対談「ラジオ版 『知のミクロコスモス』 出版記念・緊急座談会」(2014年3月9日)。 https://www.youtube.com/watch?v=j-oXYHnwa4Y
インターネット対談「赤江雄一・特別インタビュ「中世説教世界への招待」」(2014年3月12日)。https://www.youtube.com/watch?v=uBjnEJbsdUw
菊地原洋平
著作『パラケルススと魔術的ルネサンス』(勁草書房、2013年)。
論文「ルネサンスにおける架空種族と怪物:ハルトマン・シェーデルの『年代記』から」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、150–191頁。
記事「パラケルススと魔術的ルネサンス」、東京大学出版会『UP』第42巻(2013年11月)、24–29頁。
出版記念トーク・イベント 『パラケルススと魔術的ルネサンス』刊行記念トーク・イベント「パラケルススの魔術的世界」(紀伊国屋書店新宿本店、2013年12月21日)。
インターネット対談「菊地原洋平『パラケルススと魔術的ルネサンス』を語る!」(2013年11月30日)。https://www.youtube.com/watch?v=D3D9oyqi3Fs
坂本邦暢
論文「アリストテレスを救え:16世紀のスコラ学とスカリゲルの改革」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、252–279頁。
解説「カルダーノ研究の最前線:本書の解説にかえて」、榎本恵美子『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』(勁草書房、2013年)、261–276頁。
書評 “Review of Blood, Sweat and Tears: The Changing
Concepts of Physiology from Antiquity into Early Modern Europe, ed. Manfred
Horstmanshoff et al.,” Medical History 57 (2013), 608–610.
書評 “Review of Matter and Form in Early Modern Science and
Philosophy, ed. Gideon Manning,” Early
Science and Medicine 18 (2013), 574–576.
書評(柴田和宏、下野葉月、藤本大士、松村一志、山口まりとの共著)「Sachiko Kusukawa, Picturing the Book of Nature: Image, Text,
and Argument in Sixteenth-Century Human Anatomy and Medical Botany」『化学史研究』40(2013年)、76–79頁。
書評「ルターの時代の放浪医師:菊地原洋平『パラケルススと魔術的ルネサンス』を読む」The New Classic(2014年1月)。http://newclassic.jp/archives/6322
書評「葛藤する聖職者、笑うラブレー、反逆するガリレオ:『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』を読む」The New Classic(2014年3月)。http://newclassic.jp/archives/9606
国際学会発表 “Scaliger vs. Cardano
on the World Soul,” Renaissance Society of America (サンディエゴ、2013年4月4日)。
国際シンポジウム発表 “Scaliger on Angels,”
Japanese Association for Renaissance Studies主催 Renaissance
Culture and Japan’s Christian Century(学習院女子大学、2013年7月20日)。
出版記念トーク・イベント 『天才カルダーノの肖像』刊行記念トーク・イベント「ヘルメスの図書館とカルダーノのコスモス」(西武リブロ池袋店、2013年8月3日)。
インターネット対談「ラジオ版『知のミクロコスモス』出版記念・緊急座談会」(2014年3月9日)。https://www.youtube.com/watch?v=j-oXYHnwa4Y
インターネット対談「赤江雄一・特別インタビュ「中世説教世界への招待」」(2014年3月12日)。
https://www.youtube.com/watch?v=uBjnEJbsdUw
インターネット対談「超有名ブログ『石版!』特別インタビュ『知のミクロコスモス出版記念』」(2014年3月15日)。https://www.youtube.com/watch?v=07tTGK5UG80
柴田和宏
論文「フランシス・ベイコンの初期手稿に見る生と死の概念」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2013年)、305–329頁。
書評(坂本邦暢、下野葉月、藤本大士、松村一志、山口まりとの共著)「Sachiko Kusukawa, Picturing
the Book of Nature: Image, Text, and Argument in Sixteenth-Century Human Anatomy
and Medical Botany」『化学史研究』第40巻(2013年)、76–79頁。
国際学会発表
“Conception of Life in Francis Bacon’s De viis
mortis,” Renaissance Society of America(サンディエゴ、2013年4月2日)。
学会発表「フランシス・ベイコン『古人の知恵について』における長命論」、日本科学史学会第60回年会(日本大学、2013年5月25日)。
研究会発表「諸学の統一という夢:フランシス・ベイコンにおける自然哲学と政治学」、JARS 年末研究会『ルネサンスの知のコスモス:都市、人間、自然』(学習院女子大学、2013年12月23日)。
サマースクール参加 13th
Ischia Summer School on the History of the Life Sciences “Creating Life: From
Alchemy to Synthetic Biology” (イタリア・イスキア島、2013年6月29日–7月6日)。
下野葉月
書評(坂本邦暢、柴田和宏、藤本大士、松村一志、山口まりとの共著)「Sachiko Kusukawa, Picturing the Book of Nature: Image, Text,
and Argument in Sixteenth-Century Human Anatomy and Medical Botany」『化学史研究』第40巻(2013年)、76–79頁。
国際シンポジウム発表 “Mythic
Interpretation and Imagination in Francis Bacon” Japanese Association for
Renaissance Studies 主催 Renaissance Culture
and Japan’s Christian Century(学習院女子大学、2013年7月20日)。
ヒロ・ヒライ
共編著(小澤実と共編)『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2013年)。
論文「霊魂はどこからくるのか?:西欧ルネサンス期における医学論争」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2013年)、280–304頁。
論文「ルネサンスの星辰医学:占星術の変容から普遍医薬の探求へ」『学習院女子大学紀要』、 第16巻(2014年)、25–41頁。
論文 “The New Astral Medicine,” in A
Companion to Astrology in the Renaissance, ed. Brendan Dooley (Leiden:
Brill, 2014), 267–286.
序文(小澤実と共著)「はじめに:二宮隆洋氏に捧げる」、ヒロ・ヒライ+小澤実編『知のミクロコスモス:中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』 (中央公論新社、2014年)、3–9頁。
記事「インテレクチュアル・ヒストリーとはなんですか?」、東京大学出版会『UP』第42巻(2013年12月号)、7–10頁。
記事「bibliotheca hermetica 叢書の発刊によせて」、榎本恵美子『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』(勁草書房、2013年)、ii–iii
頁。
編集(榎本恵美子)『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』(勁草書房、2013年)。
編集(菊地原洋平)『パラケルススと魔術的ルネサンス』(勁草書房、2013年)。
国際学会発表 “Renaissance Embryology and Astrology after Pico,”
Renaissance Society of America (サンディエゴ、2013年4月4日)。
国際学会発表 “The Principle of
Life in Renaissance Natural Philosophy, Medicine and Alchemy” アメリカ科学史学会年会(ボストン、2013年11月)。
国際学会発表(榎本恵美子との共同発表) “Astrology, Dream Interpretation
and Daemons in Cardano’s On My Life,”
Renaissance Society of America(ニューヨーク、2014年3月28日)。
国際会議発表 “The Notion of Spirit in Renaissance
Medicine and Philosophy,” Les origine de l’anthropologie moderne en Europe(マドリッド、2013年5月6–8日)。
国際会議発表 “Renaissance Medicine and Philosophy as Matrix of Dissident
Ideas,” La médecine dissidente dans l’Europe des seizième et dix-septième
siecles(バーゼル、2013年5月16–18日)。
国際会議発表 “Humanism, Philosophy and Medicine: Renaissance Debates on
Galen’s Theory of the Soul,” The Place of Humanism in the History of Philosophy
(グローニンゲン、2013年6月13–15日)。
協賛
Japanese Association for Renaissance Studies