ごくごく個人的な「本」日記
2022年11月
2022. 11. 30 水
史料をスキャンしていただいたので、翻訳の保留点も解決できました。残っている第5章の最終チェックが終われば、出版社に全ファイルを送りだせます。そのときに伝える留意点をまとめておこうと思います。
BHのメルマガも、すでに去年の段階で10周年を迎えていたことに、今日になって気がつきました。会員の皆さまには、日ごろからBHの活動を熱心に支えていただき、ただただ深く感謝しております。
2022. 11. 29 火
今日は久々に町に出て、いろいろなアップデートのために4個所をめぐりました。外気は非常に寒く、電車のなかで足元が冷えたせいか、帰ってきてからグロッキー状態となりました。とほほ。
次号のメルマガの原稿をドロップしました。配信は12月2日となります。会員の皆さま、お楽しみに!
2022. 11. 28 月
『アロマトピア』の寄稿した記事「アルコールの発明、蒸留術、錬金術、そして植物療法」についての記事の再稿ゲラがきました。初校ゲラにときに依頼されて参考文献のデータを送ったのですが、欧文の書名が斜体字になっていなかったり、人名が斜体字になっていたりして不思議です。ルールを知らない一般の人も多いのですね。
翻訳計画の方は、少し気が早いですが、訳者の方に紹介文と献本先を考えるように伝えました。はじめてのときは、少し時間に余裕がある方が良いですよね。
2022. 11. 27 日
今日もスローな動きでいきます。
2022. 11. 26 土
今日はブラック・フライデーですが、スローな動きでいきます。
2022. 11. 25 金
おお、なんと!BHチャンネルにも出演いただいた中真生(なか・まお)さんが、『生殖する人間の哲学』(勁草書房)で、今年のサントリー学芸賞を受賞されたというニュースが入ってきました。BHチャンネルに出られた方が賞を受賞するのは、本当に嬉しいことです。おめでとうございます。中真生さんとの対談動画は、こちらです。『知のミクロコスモス』を共編した小澤君のパートナーでもあります。
2022. 11. 24 木
今日は祝日なのでスローな動きでいきます。それでも、もう一度だけ第5章をとおして読み直しています。
2022. 11. 23 水
なんとか第5章もチェックが終わりました。これで最初から最後までの読みかえしは全部です。訳者の方に送りかえして相談すべき部分などがなければ、これで全ファイルを編集部に提出できます。
2022. 11. 22 火
僕にとっては古巣?の雑誌『アロマトピア』への寄稿として、今月初旬に提出したアルコールの発見と錬金術についての記事の校正刷りがきました。図版のキャプションの欠けていたところなどを補って、校正指示リストを提出しました。確認のための再ゲラが送られてくることを祈ります。担当の方は、錬金術に興味があるようで嬉しいです。
ついに第6章のチェックもほぼ終わりました。残すところ、非常に短いむすびだけとなります。この作業も大詰めを迎えています。>夕方には、むすびもチェックが終わりました。ふう。ちょっとだけ第5章をキープしつつ、第6章とむすびを訳者の方にわたしました。先にわたしてある第3章と第4章についての確認も、今週中に進めたいところです。
2022. 11. 21 月
昨日の第5章につづいて、第6章のチェックに入りました。こちらは短いので、明日にでも終わることができるのではないかと期待しています。
高知のアズーロさんにあと書きのタタキ台を読んで、ご丁寧なコメントをいただきました。細心の注意を払ったつもりですが、やはり誤解されやすい叙述や表現があるようで、それが判明してとても助かりました。慧眼というのは、彼のような方々にある言葉なのだと思います。
2022. 11. 20 日
翻訳の第5章のチェックをつづけ、ほぼ終えることができました。
2022. 11. 19 土
朝6時半に起きて8時からの生配信「西洋絵画の世界へ!」に備えました。壺屋めりさんを特別ゲストに迎えて、新著を紹介する生配信をおこないました。
午後はあとがきのタタキ台を読みかえして微調整をくわえてから、第5章のチェックをはじめました。
2022. 11. 18 金
昨日は第4章を終えた勢いで、そのまま解題のタタキ台を書きました。何日か推敲をつづけると思いますが、いまの段階のものを読んでコメントをいただける方を募集いたします。
2022. 11. 17 木
朝8時から第1章および目次・凡例について訳者の方と話しあい、そのあと午前中で翻訳チェックの第3章を終えることができました。これから第4章に入ります。> 短いものなので、第4章も終えることができました。だいぶスムーズな作業になってきてからできた部分なので、見直しも楽でした。これで残るのは、第5章と第6章のみとなりました。
2022. 11. 16 水
翻訳チェックは第3章に入りました。この章は短めなので、早めに終えることができるかと想像します。
2022. 11. 15 火
翻訳チェックの第2章を終わらせてから、目次と凡例のタタキ台をつくりました。この作業も、だんだん終わりが見えてきました。
2022. 11. 14 月
13時半からのセミナー発表は、無事に終了しました。もともと40分ための偽パラケルススについての発表原稿から、20分にしたものを読んだのですが、初期近代には関係ない人々が集まるところに Zoom を通しておこなったので、パワポを見せながらのコメント方式が良かったかも知れませんね。それでも、たくさんの質問をいただき、質疑も盛りあがりました。
2022. 11. 13 日
今日はスローな動きでいきます。明日のセミナーでの発表の原稿を、もう一度チェックしないといけません。
2022. 11. 12 土
今日は朝6時半に起きて、8時からの生配信「イスラーム医学とは!?」に備えました。こちらは冬時間になったので、開始が1時間ほど早くなり、ちょっと忙しなくなりました。若手翻訳家の登場もあり、生配信はなかなか楽しいものとなりました。
2022. 11. 11 金
翻訳の第2章のチェックをつづけています。
2022. 11. 10 木
論文審査の審査評もできましたので、翻訳の最終チェックの第2章にもどりました。
2022. 11. 9 水
昨日ここでも触れた美術展について、午前中に最初の会議を Zoom で行ないました。BHチャンネルが担当する企画の開催は、4月初旬となりそうです。想定される出演者などについて、ブレイン・ストーミングしました。
各方面で話題となっているアダム君の単著『哲学者たちの天球』が、はるばる海を越えてアメリカ東海岸にあるBH本館にも到着しました。良い写真を撮ってからSNSにアップしたいと思います。12月9日(金)の22時から、BHチャンネルでアダム君と生配信をおこないます。
今日は、Isis 誌から依頼されている論文審査の審査評を仕上げたいと思います。
2022. 11. 8 火
科学史の老舗雑誌の Isis 誌から依頼されている論文審査の審査評を書いています。意欲的なテーマの論文ですが、「かもしれない」や「だろう」といった推量の表現があまりに連発されます。そうした議論をもとにして、結論では「証明した」といわれても、僕だけでなく多くの読者も戸惑うばかりでしょう。
提出したばかりの原稿に大きな間違いをみつけて焦っております。ゲラで直したいと思います。いつものように確認することを怠り、勝手な思いこみで書いた点でしたので、これからは注意したいと思います。
東京にある美術館から次回の展覧会について、BHチャンネルの協力を要請されました。喜んでお手伝いたいと思います。
2022. 11. 7 月
今日のセミナーでの発表は上手くいったと思います。初期近代に関心がある人は多くなかったのですが、いろいろ質問をいただき、ディスカッションも盛りあがりました。ひとつ仕事を終えた気分です。
これから翻訳のチェックなど、いつもの作業にもどります。
2022. 11. 6 日
今日はスローな動きでいきたいところですが、明日のお昼にセミナーで20分の発表をするために、その準備をしないといけません。基本的には、ルーマニアで発表した40分の原稿を短くするだけなので、それほど大変ではないだろうと思っています。それに連動してパワポも修正します。
中西さんから質問を受けましたが、眠ろうとしたところだったので、早々に切り上げました。申し訳ありません。
2022. 11. 5 土
朝6時半に起きて、9時からの『機関精神史』の編集主幹・後藤護さんの新著『黒人音楽史』をめぐる生配信をおこないました。あいかわらずの後藤節が炸裂する楽しい配信となりました。こちらです。
2022. 11. 4 金
アルコールの発見についての記事を提出しました。時差の関係で比較的にすぐに編集長から連絡があり、内容としては喜んでいただけたようです。あとは筆者の紹介と図版を準備します。
2022. 11. 3 木
アルコールについての記事は推敲を重ねて、だんだんと読めるようになってきました。文字数的にも、4500字に近くなっています。ひとつ確認したいアラビア語のことを中西さんに聞いてから、原稿を提出したいと思います。
2022. 11. 2 水
以前から依頼されている論文審査にくわえて、来週頭にはセミナーでの発表もあり、ちょっと時間がなくて無理かなと思っていたアルコールの歴史についての依頼された原稿を書きはじめました。4500字ですが、今日の段階でまだ書きなぐりの状態ですが、4000字となりました。
2022. 11. 1 火
今日は13時から、研究費を出してもらえる研究所に挨拶にいきました。皆さん、なかなかフレンドリーな人たちでした。来週の月曜日に、Zoom で20分ほどの研究紹介をします。ルーマニアで発表した偽パラケルススについての原稿を半分の長さにすれば良いので、それほど難しくありません。