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ごくごく個人的な「本」日記

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20204

 

 

2020. 4. 30

  BHではおなじみの村瀬アマデオ君は、『ルネサンス・バロックのブックガイド』でも大活躍してくれました。彼の新作記事となる「ベッヒャー」が、スプリンガー書店の『初期近代哲学辞典』で出版されました。こちらから無料ダウンロードできます。

 

 

2020. 4. 29

  昨日につづいて、32のチェックをおこないました。ペイレスクの話から離れて、一般的な初期近代の尚古家たちを描いていきます。「歴史学ではないけれど、過去のついての研究」と歴史学の違いについての議論となります。カギとなるのは、「博学 erudition という概念です。

 

 

2020. 4. 28

  今日からモミリアーノ計画にもどります。31からチェックしていきます。「尚古家 antiquarian についての分析で、まずは哲学者ガッサンディの友人ペイレスクが主人公となります。> もう一度あとで推敲しないといけませんが、ひと通りできました。

 

 

2020. 4. 27

  何回か微調整をしたので時間がかかりましたが、ついに「インテレクチュアル・ヒストリー入門」の動画が完成しました。一般公開の前に、ゴールデンウィークの特別企画として、メルマガ会員のほかに『ブックガイド』のクラファンに参加していただいた方々にも先行公開しようかと思います。いかがでしょうか?

 

 

2020. 4. 26

  一日がかりで残りの3分の2もアップできました。とりあえず、まずはメルマガ会員に動画の1を見ていただこうと、連絡のための号外をだしました。70の全体を1本にまとめたものも作成したいと思います。全体的に音声はクリアです。

 

 

2020. 4. 25

  今日は思いたって、昨夏に開催したインテレクチュアル・ヒストリーについての夏期集中セミナーのパワポに、動画から取りだした音声ひもづける作業をしていました。すべて初めての試みなので試行錯誤です。まずはパワポに音声をスライドごとに分割してつける方法、つづいてスライドが進んだときに音声が自動再生される方法、さらに全体のファイルを動画にする方法へと、ゆっくり進みました。作業の仕方を覚えて試行錯誤がなくなれば、もっと短時間で作業できるようになるでしょう。

 

 

2020. 4. 24

  ついに、アウエルバッハの『中世の言語と読書:ラテン語から民衆語へ』の新装版が八坂書房から出版されました。朝に告知のツイートをしましたが、90リツイートに、260いいねと、なかなかタイミングが良かったようです。近代以前の文学や言語、読書習慣について関心がある人々のひとりでも多くの手に届けばいいなと思っています。

 

  こうなってくると、クルツィウスの『ヨーロッパ文学とラテン中世』(みすず書房、1971年)も、なんとか新装版なり、文庫本化などして復活させてもらいたいものです。

 

 

2020. 4. 23

  久々に加藤ルー君と近況についての雑談がてら、研究の話をしました。なかなか面白い課題や僕が気ついていなかった重要な新刊書のことなど、いろいろ中身が濃い会話となりました。

 

 

2020. 4. 22

  12時半から機材の調製をし、13から公開講座がスタートしました。オンラインで原稿を読むのは初めての経験でしたが、質疑も含め1時間ほどスムーズにできたと思います。動画を入手でき次第、公開したいと思います。

 

 

2020. 4. 21

  明日の公開講座のために接続テストをおこないました。オンラインでパワポを参加者と共有するのは初めの経験なので、いろいろ学ぶところがあります。明日もうまくいくことを祈りましょう!

 

 

2020. 4. 20

  二日目の朝、寝起きはスッキリしています。やはり季節の変わり目でのカゼだったようです。今日は、水曜日のオンライン講義のためのパワポをつくります。

 

 

2020. 4. 19

  スプリンガー書店は『初期近代哲学の百科事典』を予定していて、僕はそのキミア部門を監修しています。先日、部門のための短いイントロを書いたのですが、総監修者の一人であるチャールズから了承されました。そのうちにオンライン版が先行出版されるでしょう。

 

  古代ローマの遺跡ポンペイで、魔法使いの道具一式が発見されたようだというスミソニアン博物館の記事をツイートしたら、かなりバズりました。前回のガレノスの実験室のときよりも多いと思います。すかさず、『ルネサンス・バロックのブックガイド』の宣伝をぶら下げたツイートを追いツイしたら、アマゾンも一時在庫切れになってしまいました。

 

 

2020. 4. 18

  昨日は薬を飲んで寝たら、スッキリと朝起きることができました。どうやら大事にはいたらなかったようです。午後の作業で、なんとかテクストもできました。明日にでもプルーフ・リーディングしてもらいます。僕は明日からパワポの準備にとりかかります。

 

 

2020. 4. 17

  水曜日の公開講演「偽書と初期近代の科学」のテクスト執筆にとりかかったのですが、なんだか今日に悪寒がして寝込んでしまいました。コロナでないことを祈ります。

 

 

2020. 4. 16

  フィラデルフィアの科学史研究所(旧名はケミカル・ヘリテイジ財団)は、このコロナ禍のせいで公開講座をオンラインでおこなっています。来週の水曜日は、僕の講演が予定されています。その準備をしないといけないのですが、なかなかモミリアーノ計画の作業から気持ちを入れかえることができないでいます。

 

  基本的には、いろいろな場所で話をしてきている最新論文「偽作者の図書館のなかへ」を土台にした話なのですが、もうすこし一般向けに、「偽作と初期近代の科学:偽パラケルススの場合」として、間口をひろくとりたいと思っています。13時間の時差はありますが、日本からも無料で視聴できますよ。

 

 

2020. 4. 15

  今日は戻ってきた16から8までを微調整して、昨日の作業で終わったばかりの2を送りだしました。残りはあと4章分です。1週間で1章ずつだと1カ月で完成ですが、それでは胆力がもたず、また生命を削ることになります。2週間で1章のゆるいペースにすると、だいたい2か月でしょうか。まあ、それくらい落ちついて作業した方が良いのかも知れません。

 

 

2020. 4. 14

  今日もとおして微調整しました。これでとりあえずオーケーとしましょう。いまの段階で読んでいただける人を募集します。

 

 

2020. 4. 13

  落ちついて2をとおして読みなおして、微調整しています。だいたい毎回の1章分でしょうか。全部で6章ありますので、いつものBH 叢書とそれほど変わらない分量の本となりそうです。そうすると値段も、そんな感じになりそうですね。

 

 

2020. 4. 12

  今日はスローな動きでいきます。

 

 

2020. 4. 11

  2の最後となる5をチェックしました。

 

 

2020. 4. 10

  今日は24をチェックしましたが、ここでの議論はトゥキュディデスの後継者たちについてでした。トゥキュディデスの影響といっても良いかも知れません。

 

 

2020. 4. 9

  今日は、トゥキュディデスについての23をチェックしました。ヘロドトスの後輩にあたる歴史家です。彼が、どのように「歴史学の父」と呼ばれるヘロドトスを乗り越えていったのかが焦点となります。歴史学の父よりも偉大な歴史家とは、どういう人物なのかというところが興味の中心となるでしょう。

 

 

2020. 4. 8

  今日は先に進むのをやめて、一昨日と昨日で作業した2章分をとおして、読みなおして微調整しました。だいぶ読みやすくなったと思います。こうしてじっくりと腰をおちつけて何度も読みなおすことも必要な作業だと思います。

 

 

2020. 4. 7

  今日は22をチェックしました。ここではヘカタイオスにつづいて、その弟子である歴史家ヘロドトスにスポットライトがあてられます。古代ギリシアでは、もっとも有名な歴史家のひとりでしょう。彼の手法は、先行する師ヘカタイオスと、どこがどのように異なるのでしょうか?とても刺激的な議論が展開されます。

 

 

2020. 4. 6

  ふたたびモミリアーノ計画にもどり、21をチェックしました。長尺でしたが、まあなんとか一日の作業で収めました。ここは歴史家ヘロドトスの師匠にあたるヘカタイオスについての議論です。『神統記』を書いた神話学者ヘシオドスを抜きにすると、古代ギリシアでは最古の歴史家ということになるのでしょうか?彼が歴史をあつかうときの態度手法などが分析のテーマとなります。

 

 

2020. 4. 5

  ここ3ほど忙しなかったので、今日はスローな動きでいきます。来週からモミリアーノ計画にもどります。つぎは2の作業に入ります。

 

 

2020. 4. 4

  イントロも推敲を終えて、投稿しました。これでスプリンガー書店の『初期近代哲学の百科事典』への寄稿は、ひと通り完了しました。あとは先行するオンライン出版までに、書式を揃えるといった作業が入ってくると思います。僕が寄稿した記事は、以下のものになります。> セクションのイントロ、クロル、デュシェーヌ、ゼンネルト、種子の理論

 

おなじスプリンガー書店の『ルネサンス哲学の百科事典』にくらべると.かなり急ぎ足の作業だったと思います。最初の予定から考えると半分の記事しか集まっていない段階で寄稿を締め切るのは、適格な判断だったのでしょうかね?

 

 

2020. 4. 3

  昨日までの作業につづいて、ゼンネルトについての記事を書いて、セクション全体のためのイントロの下書きをはじめました。明日もう一度だけ推敲すれば良いのではないかと思います。

 

 

2020. 4. 2

  『初期近代哲学の百科事典』のために、とりあえず過去に書いたものを土台にして、デュシェーヌクロル、そして種子の理論の記事を下書きました。明日はゼンネルトの記事を書きます。

 

 

2020. 4. 1

  いちおう1が終ったので、いったん作業を中断して、急ぎではいった作業を優先しています。5はじめまでに、スプリンガー書店の『初期近代哲学の百科事典』への4記事(デュシェーヌ、クロル、ゼンネルト、そして種子の理論)と物質理論とキミアについてのためのセクションのイントロを書かないといけません。

 

 

 

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