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ごくごく個人的な「本」日記

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20203

 

2020. 3. 31

  次号のメルマガの原稿をドロップしました。配信は42です。テクストの言い回しが分かり難いところなど、細かいことで構いませんので、気がついたことなど、お気軽にご意見をください。

 

  来週は急ぎの作業がはいったので、そちらを先に片付けます。

 

 

2020. 3. 30

  最後に18のチェックをおこないました。ふう。これで1はいったん終わりです。やはり一日に4がマックスな分量で、それより多くなると集中力が下がるかなと思います。

 

 

2020. 3. 29

  今日も短めの17をみました。やはりこのくらいの分量が、やさしいです。

 

 

2020. 3. 28

  つづいて16をチェックしました。一転して短めだったのですが、まあ週末なのでご容赦を!

 

 

2020. 3. 27

  今日は145をチェックしました。いつもより分量がちょっと多いので、なかなかツラかったで。なかでも、難しい No Greek heroine could be so pedantically orthodox as Judith という一文がありましたが、なんとか解決しました。

 

 

2020. 3. 26

  昨日につづいて今日は第1章3をチェック。一日に4ほどしか進めないので、なかなか厳しいところです。

 

  ひとつ疑問としては、古代ギリシアのクセノポンの小説『キュロスの教育』を哲学的なユートピアと表現したとき、それは主題としてユートピアを描いているのか、作品そのものがユートピアとしての機能をもっているのかという点です。どっちなのでしょうね?

 

 

2020. 3. 25

  今日は、つづいて1の最初の2をチェックしました。今月中に、1の全体が終わるかどうかといった進み具合です。もうちょっとスピードアップもできましが、それではライフバランスが良くないので、このくらいのペースが良いのだろうと思います。

 

  しかし最初の数頁の議論から、モミリアーノからグラフトンが学んで、『テクストの擁護者たち』で体現したことの片鱗がみえてきます。なかなか刺激的な作業ですよ。> いい機会ですから、この作業に参加したい方は、ご連絡ください。

 

 

2020. 3. 24

  つづいて序章のチェックをしました。まあ、訳稿のカウントで1日に4頁分くらい進むのが最大ですね。

 

 

2020. 3. 23

  さすがに、こんなコロナ禍でもそろそろ動きださないといけないですよね。ということで、BH 叢書の第2期第1弾のモミリアーノ計画から、まずは序文のチェックをしました。気がついた点でいうと、女史という表現は現代のジェンダー論的な感覚からは、どうなのでしょうね?どうも芳しくないという気がします。それからロンドンの University College London UCL)の日本語表記はどうすべきでしょうか?

 

 

2020. 3. 22

  今日もスローな動きです。

 

 

2020. 3. 21

  今日はスローな動きできます。

 

 

2020. 3. 20

海外の専門書や学術雑誌って、じつは印刷数が少ないので読者の数は比較的に少ないのです。だから一握りの専門家に向かって書くことが可能なのですけれど。そんななかで、イギリスをベースにする学術出版の老舗ラウトレッジ書店の教科書『16世紀哲学必携』に寄稿した論文「物体とその内的な諸力:自然哲学、医学、錬金術」が、出版されてから3年間で、なんと閲覧数が482に伸びていることに気がつき、とても驚いています。

 

このサイトで直接に閲覧された数ですから、本を手にとって読んだ場合やアカデミアなどにアップしたものをダウンロードされた場合は、カウントされていません。つまり、これは氷山の一角なのです。それでも500に近い閲覧数というのは、ケタ違いに大きいという感覚があります。ビックリです。ここから得た学びは、「インパクトの大きい仕事を選びましょう」ということですね。

 

 

2020. 3. 19

  2016ガファレル論集の書評が Isis 誌に出ていました。マヌケなことに、気がつくまでに4の時空の隔たりが!> どの分野におけるパイオニア的な仕事にも付きものの、ないものねだりの要求もありますが、「すべての章がガファレルの著作と関与した論争の脈絡を解明するために非常に役立つ All of the chapters... are immensely helpful in deciphering the logic of Gaffarels work and of the debates in which he took part. という言葉からも、全体としては好評だといえるでしょう。

 

 

2020. 3. 18

  どうも先週あたりからマシンの調子が良くありません。ネットがぜんぜん動かない感じです。何がおかしいのでしょうかね?アメリカは全土で自宅待機の状態なので、ネットを使っている人が異常に多いとは思うのですが、それだけでは説明できない現象です。とりあえず、最近入れたソフトをすべて削除してみます。

 

 

2020. 3. 17

  今日はスローにいきます。

 

 

2020. 3. 16

  遅ればせながら、『アニマ・ムンディ(世界霊魂)』論集の寄稿へのジェイムスのフィードバックを勘案して、微調整した原稿を送りだしました。変更部にはマーカーで色をつけてあるので、それらを彼のマスターコピーに反映させていただければ良いかと思います。面倒な作業でしょうが、全体で数か所なのでやってくれると思います。

 

 

2020. 3. 15

  オックスフォード大学出版から予定されている論集『アニマ・ムンディ(世界霊魂)』について、アップデートがありました。編者のジェイムスは4月半ばには、すべての原稿を編集部に送りだしたいということです。ここから外部審査があるのか、そのまま版組に入るのかは分かりません。審査がある場合は、どうなるか分かりませんが、夏休み明けにはフィードバックがあって、修正した原稿を秋に出して版組に入るのでしょう。そのまま版組なら、夏休みまでに校正刷りが届くのかも知れません。どちらにしても、今年の年末か来年の前半には出版されるのではないでしょうか?

 

 

2020. 3. 14

  万が一にも様子を見るために、基本的には自宅で自主的に隔離をしているのですが、近所にある行きつけの四川料理屋に夕飯を食べにいきました。非常に流行っている美味しい店なのですが、このコロナ禍でお客はほとんどいません。食事のあとに、ウェイトレスのキャロルに「大変な時期だね」と話しかけたら、「増えたテイクアウトで凌いでいる」と力のない応えが。無くなってしまうと困るお店なので、「できるかぎり頻繁にきて応援するよ」と伝えました。

 

 

2020. 3. 13

  昨晩もまた零時すぎに目が覚めてしまったのですが、今回はじめてメラトニンを飲んでみました。以前から、多くの人から時差ボケに効くと聞いていたのですが、試したことはありませんでした。服用して30分後くらい眠くなり、朝までぐっすり。起きてからの副作用なども感じません。これは良いかも知れませんね!

 

 

2020. 3. 12

  時差ボケで零時すぎに目が覚めてしまったので、そのままネットを見ていると、僕が大陸間を移動しているあいだに世界保健機構(WHO)がパンデミック宣言をだし、つづいてトランプ大統領がヨーロッパからの入国制限を決めたようで、足早な事態の変化を追うのが大変でした。カラダが冷えてきたので朝6時すぎにベッドに戻り、なんとか眠りにつくことができました。これは完全に時差ボケを悪化させるパターンです。>案の定、日中は寝不足でフラフラでした。

 

 

2020. 3. 11

  10時すぎに宿舎を離れて、フィラデルフィア行の直通電車に乗りました。家に帰って旅行カバンを整理し、足かけ50にわたる長旅の片づけが一息ついたところで、ポルトガルから連絡が入り、マデイラ島での国際会議はキャンセルとなってしまいました。心待ちにしていたので残念だと思う反面、現在の状態を考えると旅行を避けられてホッと安心しました。

 

 

2020. 3. 10

  雨が降っていたので、15時にタクシーを呼んで駅まで乗りました。電車は空いていますが、さすがに山手線はそれなりに人が乗っています。空港に着いて荷物をチェックインしてから、いつものように食事などをせずに、ひたすら搭乗時間を待ちました。

 

  ロス行の機内は空いていて、周りに咳をする人もそれほどいず、それなりにスムーズでした。ロスでは景色が一変し、まるで何ごともないかのような時間が流れています。マスクをつけている人は、ほとんどいません。でも、人々は実際のところ市中感染が広がっていることを知らないのだと思います。ニューヨーク行のフライトは満席状態で、人々はマスクをしていませんが、アルコール・ナプキンで席周りを拭いている人が目立ちます。

 

  ニューヨーク行のフライトは、ちょうど日本時間で朝方にあたるので、徹夜明けのような状態で非常に眠く、ウトウトしているあいだにニューヨークに到着しました。市中の宿舎に着いたときは、現地時間で午前2でした。出発してからちょうど24時間ということになります。いやはや疲れました。

 

 

2020. 3. 9

  今日が、今回の一時帰国の実質的な最終日です。自転車で近所にある桜の早咲きを見にいってきました。あとは、夏までの後片付けと旅行カバンのチェックなどで時間がすぎました。

 

 

2020. 3. 8

  昨日の依頼から、僕の出発に間にあうように送ってもらった『ヨーロッパ中世の想像界』が、ついに到着しました。しかし、その厚みはといえば、文字どおりの圧巻です。

 

 

2020. 3. 7

  アメリカに帰るためのフライトの時間が変更されていることに気がつきました。僕の間違いでなければ、変更についての連絡がなかったと思います。危なかったです。ふう。

 

  フェイスブック版に、池上俊一さんの『ヨーロッパ中世の想像界』(名古屋大学出版会、2020年)の書評をやらせてくださいと投稿したら、数分後にどこからともなく依頼がありました。SNSってスゴイですね!> もともと「想像」(イマジナチオ)の問題は、BH的な関心のコアな部分にあるわけですが、個人的には心性史の大家によるオープス・マグヌムにおいて「知の伝統」や「知の営み」は、どのように扱われているのか興味ぶかく思っています。

 

 

2020. 3. 6

  スプリンガー書店の Metascience という雑誌から、ある新刊書の書評シンポジウムに参加するように依頼されました。ひとつの本について、幾つかの書評が寄せられるという企画です。ながいこと書評の依頼は遠慮していたのですが、締めきりが夏前と、まだ時間があるので受けることにしました。

 

 

2020. 3. 5

  今日はスローな動きでいます。

 

 

2020. 3. 4

  学術雑誌 Ambix の特集号『パラケルスス、偽作、金属変成“Paracelsus, Forgeries and Transmutation,” Ambix 67 (2020), 1-99  が出版されました。201712月のパリでの国際ワークショップをもとにした6本の論考からなるものです。BHではおなじみの村瀬アマデオ君によるホムンクルス論が収録されています。彼にとっては世界メジャーでのデビュー論文となります。

 

 

2020. 3. 3

  ここでアメリカに帰らないと、3月後半のポルトガル遠征と地元フィラデルフィアでのルネサンス学会への参加も怪しくなってしまうので、事態の進展をしっかりと観察したいと思います。

 

 

2020. 3. 2

  桑木野君と相談して、37日のイヴェント『テクスト・イメージ・空間』は、残念ながら正式な中止をお知らせしました。皆さんの期待も大きかっただけに本当に申し訳ありません。これにめげず、コンセプトを練りつづけて、状況が落ちつくと思われる夏以降に開催したいと考えています。

 

 

2020. 3. 1

  昨日に準備した原稿をもういちど推敲して、メルマガをドロップしました。配信は明日の32です。

 

 

 

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