ごくごく個人的な「本」日記
2019年8月
2019. 8. 31 土
今日は缶詰状態でメルマガの原稿を書きます。> 今夏の活動報告についてのメルマガ原稿を書きました。原稿を推敲してドロップ、配信は9月2日です。久しぶりにFBの個人アカウントの方にも、近況について投稿しました。
先日のインテレクチュアル・ヒストリー夏期集中セミナーへの参加者のなかから有志をつのって結成した翻訳チームの計画について、編集会議に出すための企画書のタタキ台を書きました。週明けに、担当さんに送りだします。
2019. 8. 30 金
朝8時半に眼科で緑内障の予防診断をうけたあと、準備してあった荷物を車に積みこんで、10時すぎにニューヨークを目指しました。12時すぎに目的地に到着し、まずはコロンビア大学の人事課で労働許可証(I-9)のチェックを受け、14時半に宿舎のカギをうけとりました。高いだけあって、窓の外の眺めをふくめ、なかなか良いアパートです。そのあとに大学スタッフ用のIDカードをつくり、生活に足りないものを郊外の大型店に買いだしにいきました。
ミクロコスモスやラビリンスのように、多くの人を魅了する単語を探していたのですが、エリクシルにすることにしました。今日明日で、今夏の動きをまとめたメルマガの原稿を書こうと思います。
2019. 8. 29 木
インテレクチュアル・ヒストリー夏期集中セミナーに参加してくれた人々に、昨日ここで触れた新刊本の翻訳計画に参加しないか呼びかけました。あっという間に参加希望が集まりました。さすが、皆さん優秀で、とても熱心です。このプロジェクトは勢いよく年末までに下訳を進めてもらって、来年中の出版を目指します!
2019. 8. 28 水
時差ボケです。ある本の版権が空いていたので、プロジェクトをたてることにしました。
9月からのニューヨーク滞在の準備をしています。まずは書類を一点ずつ確認しています。
2019. 8. 27 火
9時に目覚ましをかけたのですが、朝7時に自然と目が覚めました。10時すぎに宿舎をチェックアウトし、11時の電車でフィラデルフィアに向かいました。定刻どおり13時すぎに到着し、家についてからカバンの荷をほどきました。長旅でしたね。ふう。
2019. 8. 26 月
16時半のフライトのために14時には羽田に着きたいと思っています。金曜日に、出版社との打ちあわせが急に入りました。お昼を食べながら、いろいろ提案したいと思います。
最初の10時間のフライトでロスまで飛び、そのあと2時間ほど待って、ニューヨーク行のフライトに乗りかえます。ほぼ定刻どおりでした。つぎは6時間のフライトです。21時すぎにニューヨークの宿舎に到着しました。2つ目のフライトでは非常に眠くて、目を開けていることが難しかったです。
2019. 8. 25 日
今回の一時帰国では最後の日曜日となります。一段とスローな動きでいこうと思います。
2019. 8. 24 土
19時すぎに池袋のジュンク堂本店に到着し、桑木野君の新刊『ルネサンス庭園の精神史』出版記念トークイヴェントに参加してきました。イヴェントの終了後、登壇者の壺屋めりさん、そして出版社の方々との少人数の夜会にも加藤ルー君と合流しました。あっという間の、とても楽しい時間でした。招待いただき、ありがとうございました!
2019. 8. 23 金
9月18日(水)に予定されているニューヨークのコロンビア大学での講演会の告知が出されました。講演タイトルは「偽作者の図書館のなかへ:出版史における偽パラケルスス書の誕生」で、どなたでも聴講できますので、ニューヨーク近辺の方々は、遠慮なく遊びにきてください!
2019. 8. 22 木
もうすぐ、9月18日(水)のコロンビア大学での講演会の告知がでるようです。細かい表記の間違いを直してもらっています。論題は、「偽作者の図書館のなかへ:出版史における偽パラケルスス書の誕生」でいくことにしました。
2019. 8. 21 水
今日は家からスローにきます。
ニューヨークの宿舎の契約書がきました。オンラインでサインして、送りかえしました。8月30日にカギをもらう予定ですが、その2日前には当日の流れについて説明があるようです。
2019. 8. 20 火
山奥から低地におりてきました。
2019. 8. 19 月
ネットもつながりにくい山奥におります。
2019. 8. 18 日
今日もまた一段とスローな動きでいきます。明日から2日ほど首都圏から離れます。
2019. 8. 17 土
持ってきてもらったノイズ・キャンセル機能がついたヘッドフォンを立ち上げています。これはスゴイ!となりの部屋のテレビの音などまったく気にならなくなります。
2019. 8. 16 金
羽田空港にクレアを迎えにいきました。これから1週間は、さらにスローな動きになります。
2019. 8. 15 木
台風が来てますね。ちょっと外に出るのは難しいような気もします。
2019. 8. 14 水
新たにアップし直した動画3本(講義70分、質疑40分、論文講読90分)について、メルマガ会員に号外を配信しました。メルマガには加入していないけれども、動画を観たいという方は、BHの活動を支援するためにアマゾンのギフト券を hhirai2@gmail.com にお送りください。500円からオーケーだと思います。依頼されている新書を執筆するための資料収集に大切に利用します。
2019. 8. 13 火
いったん簡易編集した動画3本が、どうも区切りに変な部分があったので、作りなおしています。
2019. 8. 12 月
昨日は渋谷で、在ニューヨークの環境工学者ナカムラさんと対談をおこないました。この内容は準備ができ次第、一般公開されると思います。それから在京都の芸術家・富永さんが参加している吉祥寺のグループ展にお邪魔しました。そしてシメに鏡リュウジさんと美味しいタイ料理店に伺いました。皆さん、ありがとうございました!
さて、いろいろとアイデアを出しあったのですが、叢書が良いのではという流れです。
2019. 8. 11 日
昨夜からツイッターで驚きとともに発言してますが、どうやらアメリカで1923年から1963年までに出版された書物の80パーセントが版権切れになっていることが分かり、これらの書物の電子スキャンが、無料でどんどん一般公開されているようです。これは事件です。
2019. 8. 10 土
昨日の夏期集中セミナーは、とても好評で僕としても非常に嬉しいものでした。参加者は、さまざまな研究分野の若手研究者や院生が中心だったのですが、知的好奇心が旺盛で熱心に質疑にも参加していただきました。
僕としては、これから書く予定の本の内容をテストする良い機会にもなりました。動画をとりましたので、簡単な編集をほどこして順次アップしていきます。まずは参加者の皆さんに自由に観ていただき、つぎにメルマガの購読者にも号外を出そうと思います。
2019. 8. 9 金
11時半に家をでて、夏期集中セミナーの会場に向かいました。思ったよりも早くついたので、スローな動きで機材を準備しました。予定どおり14時からはじまった1コマ目の僕の講義は、精神史や観念史、ケンブリッジ学派やグラフトン学派といった、インテレクチュアル・ヒストリーのなかの幾つかの潮流について、19世紀末から21世紀頭まで100年あまりの流れを通史的に概観しました。ほかではなかなか出会えない説明を試みたつもりですが、それなりに成功だったと思います。
2コマ目はルー君がリードをとって、アン・ブレアの教科書的な論文を題材に、さらに分析を進めました。院生を中心とする参加者の皆さんは、熱心に質問や議論に参加してくれました。
2019. 8. 8 木
金曜日のインテレクチュアル・ヒストリーについての夏期集中セミナーのためにパワポをつくっていたのですが、それも佳境に入ったところで、プロジェクターが使えないという連絡がありました。あらら。スライドは40枚近くあるので、これを参加者の人数分プリントしてもらうのも無理筋です。う〜む、こんなマヌケな状況は初めてです。自明なことだと思って、念押ししなかったことを後悔しています。
2019. 8. 7 水
昨日の記事をみた青土社の方から反応があったので、すかさず復刊リクエストをだしました。推薦のためのオビ文を書いても良いですよと。あんがい、早い時期に復刊されるかも知れませんね。果報は寝てまちましょう!
9月18日に、ニューヨークのコロンビア大学で講演をします。講演のタイトルを決めないといけません。どれにしようか迷っています。
2019. 8. 6 火
ながらく在庫切れで入手が難しく、一時帰国してやっとクリアしました。小池寿子『描かれた身体』(青土社、2002年)は、中世ヨーロッパ美術にみる身体像についての良書です。国際版画美術館の『身体の宇宙展』と『機械精神史』のために僕が執筆した一般向けエッセイ「獣帯人間」であつかった占星医学の理解にも役立ちます!
2019. 8. 5 月
金曜日に工作舎を訪問して打ち合わせをしたのですが、『ルネサンス・バロックのブックガイド』のクラファンの【活動報告その17】として新シリーズについてのお知らせが、お披露目されました。BHファンには垂涎モノのプレゼント付きです!
2019. 8. 4 日
金曜日に東洋大で開催されるインテレクチュアル・ヒストリーについての夏期集中セミナーのために、パワポを作成しています。
2019. 8. 3 土
今日はスローな動きでいきます。
2019. 8. 2 金
今日の午後は、工作舎にお邪魔しました。『ルネサンス・バロックのブックガイド』の流れを受けつぐ、「ラビリンス」計画について打ち合わせしました。2時間くらいたったかなと思って、外に出たときには4時間も経過していました。申し訳ありません!
いい機会ですので、工作舎も YouTube に専用チャンネルを開設したらどうですか?とお聞きしたら、じつはあるのですというお答えでした。動画ではないですが、訪問記は8月5日に公開されそうです!
2019. 8. 1 木
昨晩は、ふたりのアラビア学者とはじめてお目にかかり、旧友も交えて歓談しました。