『インテレクチュアル・ヒストリー』邦訳計画
 


 

知のミクロコスモス』でお世話になった中央公論社の編集者さんから、Richard Whatmore, What Is Intellectual History? (Cambridge: Polity Press, 2016) を翻訳する依頼がありました。直訳すれば、『インテレクチュアル・ヒストリーとは何か?』となるでしょう。スキナーポーコックといった政治思想史家を中心とした、いわゆる「ケンブリッジ学派」の視点からインテレクチュアル・ヒストリーの歴史や実践、課題などを手ごろにまとめた一冊となっています。僕は監訳解題を担当し、博士論文を終えたばかりの加藤ルー君に下訳を担当していただくことになりしました。ここでは、出版までの流れをまとめておきたいと思います。

 

 

 

『インテレクチュアル・ヒストリー:ケンブリッジ学派の視点(仮題)』

ヒロ・ヒライ監訳・解題

加藤聡・訳

(中央公論新社、2023年春の刊行予定)

 

 

 

 

出版までの流れ

 

2022. 11. 23

なんとか5もチェックが終わりました。これで最初から最後までの読みかえしは全部です。訳者の方に送りかえして相談すべき部分などがなければ、これで全ファイルを編集部に提出できます。

 

 

2022. 11. 22

ついに6のチェックもほぼ終わりました。残すところ、非常に短いむすびだけとなります。この作業も大詰めを迎えています。>夕方には、むすびもチェックが終わりました。ふう。ちょっとだけ5をキープしつつ、6むすびを訳者の方にわたしました。先にわたしてある34についての確認も、今週中に進めたいところです。

 

 

2022. 11. 21

昨日の5につづいて、6のチェックに入りました。こちらは短いので、明日にでも終わることができるのではないかと期待しています。

 

高知のアズーロさんにあと書きのタタキ台を読んで、ご丁寧なコメントをいただきました。細心の注意を払ったつもりですが、やはり誤解されやすい叙述や表現があるようで、それが判明してとても助かりました。慧眼というのは、彼のような方々にある言葉なのだと思います。

 

 

2022. 11. 20

翻訳の5のチェックをつづけ、ほぼ終えることができました。

 

 

2022. 11. 19

午後はあとがきタタキ台を読みかえして微調整をくわえてから、5のチェックをはじめました。

 

 

2022. 11. 18

昨日は4を終えた勢いで、そのまま解題タタキ台を書きました。何日か推敲をつづけると思いますが、いまの段階のものを読んでコメントをいただける方を募集いたします。

 

 

2022. 11. 17

8時から1および目次・凡例について訳者の方と話しあい、そのあと午前中で翻訳チェックの3を終えることができました。これから4に入ります。> 短いものなので、4も終えることができました。だいぶスムーズな作業になってきてからできた部分なので、見直しも楽でした。これで残るのは、56のみとなりました。

 

 

2022. 11. 16

翻訳チェックは3に入りました。この章は短めなので、早めに終えることができるかと想像します。

 

 

2022. 11. 15

翻訳チェックの2を終わらせてから、目次凡例のタタキ台をつくりました。この作業も、だんだん終わりが見えてきました。

 

 

2022. 11. 11

翻訳の第2章のチェックをつづけています。

 

 

2022. 11. 10

論文審査の審査評もできましたので、翻訳の最終チェックの2にもどりました。

 

 

2022. 11. 7

これから翻訳のチェックなど、いつもの作業にもどります。

 

 

2022. 10. 31

それでも翻訳の6にある保留の部分について、訳者と話しあいました。作業の終わりが明確にみえてきた感じです。もう少しの辛抱です。

 

 

2022. 10. 27

冒頭から末尾まで、翻訳の全体をとおして読みなおす作業をはじめました。まずは僕が訳した前書きのチェックからです。そのあとは1の前半を読みなおしました。

 

 

2022. 10. 25

翻訳の件は、このあと全体の読みなおしをして、解題を書かなければなりません。それとならんで、残った保留点をつぶして、文献表をつくります。進行状況について、担当の方に連絡しました。

 

 

2022. 10. 24

ついに短い結論も翻訳のチェックを終えました。ふう。あとは訳者さんに確認してもらってから、保留点について話しあいます。

 

 

2022. 10. 23

午前中に生配信「開封式!」をおこない、午後は6の翻訳チェックを終わらせました。訳者に送りかえして見直してもらってから、話しあいます。あと残りは、短い結論だけとなりました。

 

 

2022. 10. 22

午前中は翻訳の6のチェックをつづけ、午後はスローな動きでいきます。

 

 

2022. 10. 21

昨日のつづきで、翻訳の6をチェックしています。もうちょっとで、終わるというところまできました。

 

 

2022. 10. 20

今日から翻訳の6のチェックをはじめました。半分まで進みました。

 

 

2022. 9. 26

5保留箇所のための史料をコピーしていただきました。ありがとうございます。

 

 

2022. 9. 24

今日はスローな動きでいきます。それでも5についての話しあいをしました。幾つかの保留事項をのぞいて、ほぼ完成しました。ふう。

 

 

2022. 9. 15

5の見直しを送りだしました。少し時間をいただいて幾つかの保留点について話したいと思います。残りは比較的に短めの6のみとなりました。もうすぐですね。

 

 

2022. 9. 14

5の下訳のチェックを終わりました。明日もう一度だけ読み直して、訳者の方に送りかえしたいと思います。

 

 

2022. 9. 1

4の見直しが返ってきたので、手短にチェックしてからオンラインで話しあいました。良い感じに仕上がってきたと思います。タイミングも予定したとおりに進行しています。この調子で9月中に56を仕上げることができれば、本体はほぼ完成となります。

 

 

2022. 8. 27

午後には4の見直しを終わらせたので、訳者の方に原稿を送りかえしたいと思います。とくに問題はありませんが、それを見てもらって細かいところを話しあいたいと思います。

 

 

2022. 8. 26

今日は4の見直しをほぼ終えることができました。明日もう一度じっくりと読み直ししたいと思います。

 

 

2022. 8. 24

午後から4の見直しの作業に入りたいと思います。

 

 

2022. 8. 23

訳者と2について話しあいました。幾つかの保留をのぞいて、ほぼ完成と考えて良いでしょう。あと邦訳のあるものは該当頁を確認しないといけません。今後の作業としては、3の見直しのチェックと4の見直しを月末までの終わらせるようにしたいです。> 一箇所ほど意味が正反対になる清々しいほどの誤訳があり、ふたりで大笑いしました。なにごとも修行ですね!

 

 

2022. 8. 22

2の見直しがきたのでチェックしました。最後の保留部などについて、明日にでもお話しできれば良いかと思います。

 

 

2022. 8. 18

お返ししてあった1の改訂版が届いたので、訳者の方とオンラインで検討会をおこないました。なかなか生産的だったと思います。幾つか翻訳を入手して、チェックしないといけません。

 

 

2022. 8. 17

昨日の3をもう一度とおして読みなおして、訳者にお返ししました。あとで幾つかの点について相談しようと思います。

 

 

2022. 8. 16

邦訳についての新しいマテリアルを入手できたので、それを読みとおして3に反映させたいと思います。

 

 

2022. 8. 11

いよいよ3も良い感じに仕上がりました。明日確認のために訳者にお返しします。

 

 

2022. 8. 10

昨日につづいて3の見直しを進め、なんとか全体が終わりました。ふう。明日もう一度全体をとおして読みなおしたいと思います。

 

 

2022. 8. 9

3の下訳が送られてきたので、チェックを開始しました。今回は短めなので助かりますが、複雑な話のせいか僕には意味不明なところが幾つもある気がします。結局のところ、4しか進みませんでした。

 

 

2022. 8. 6

本当は2の残りも片づけたい気持ちもあるのですが、夏休みなのでスローな動きでいくことにました。

 

 

2022. 8 5

原著にはありませんが、第2章は話題ごとに大まかなに分けることを提案しようと思います。今日は、それでいうところの第4節のポスト構造主義脱構築の話、そしてレオ・シュトラウスのところを見直しました。幾つか相談すべきことは残っていますが、これでほぼ完成というレヴェルに到達したと思います。

 

 

2022. 8. 4

なんとか第2章のチェックが最後までたどりつきました。もう一度全体をとおして見直します。

 

 

2022. 8. 3

昨日につづいて今日も順調に進み、先が見えてきました。

 

 

2022. 8. 2

相談したとおり、もう一段階の作業をしてもらってから僕がとり組む方が、格段に生産性もあがると思います。一日で8ほど進むことができました。

 

 

2022. 7. 29

いろいろ考えたのですが、訳者と相談することにしました。まずは序文を最終段階v5)まですすめ、あとの細かい保留点は全体作業をすすめながら見ていくことにしました。それから問題の件についてですが、翻訳全体をとおして長文を切るようにしてもらうことにしました。そのうえで僕が読みやすい文章にする作業をする方が、生産的かなと思います。

 

 

2022. 7. 28

1は下訳によれば10ほどで、一日の作業でチェックできました。しかし2は丸一日の作業で4までしか進めませんでした。明日もう一度やってみますが、このまま僕がブルドーザー的に進めるのも、あまり生産的ではない気がします。

 

 

2022. 7. 27

2章のチェック作業をはじめたのですが、これまでと違ってかなり厳しいです。原著にもどってみると、それまでよりも磨きのかかった悪文となっています。ダラダラと長いだけではなく、どうもネイティヴのわりに文法的な間違いまで見つけました。

 

 

2022. 7. 26

体調もだいぶ復活したので、リハビリを兼ねて翻訳校チェックの序論部分をおこないました。とくに読んでみて、ながくて意味が取りづらい文をふたつに切る作業を中心におこない、だいぶスムーズに読めるようになったのではないでしょうか。しかしまだ集中力の持続は難しいようで、午後だけの作業で疲れはてました。焦らずにスローな動きでいきたいと思います。

 

この本は、いわゆるケンブリッジ学派の著者による入門編です。とても狭い偏った見方で、インテレクチュアル・ヒストリーというよりも、政治思想史の本ではないかと勘違いしてしまいます。グラフトンブレアの立場とは非常に異なるのですが、世間では大手を振って歩いているので、この世界観を学ぶことは一種の修行だと思って、とり組んでいます。

 

 

2022. 7. 15

つづけて翻訳校の1をチェックしました。それほど長くはないのですが、結局のところ1かかりました。明日以降に推敲したいと思います。

 

 

2022. 7. 13

昨日の件ですが、タタキ台となる下訳はなかなかしっかりとできています。感心しました。ただし、スラスラと読むにはツラいので、BH叢書ではないのですが、同じ要領で読みやすい文章にしていきます。

 

 

2022. 7. 12

別件の翻訳校をチェックする作業をはじめました。まずは前書きからです。

 

 

2021. 11. 30

つぎのメルマガは、インテレクチュアル・ヒストリー(翻訳)と錬金術(一般雑誌の記事)とまったく次元の異なるふたつの内容からなるので、本体号外に分けようと思います。今日は本体号外のどちらもドロップすることができました。配信は、122日と123日になります。どちらもBHの活動についての速報としての意味あいもあります。

 

 

2021. 11. 12

今日も一昨日・昨日の余波でスローな動きでいるのですが、ひとつ大きな案件の相談がありました。ルー君にも話して、そのまま即決の流れです。夜遅い時間帯になってしまったので、詳しいことは明日にでも説明します。> 良い感じでいけそうです。来春から本格的な作業をはじめて、夏前に大まかな作業を終わらせれば、来秋には日の目をみるだろうと思います。

 

 


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